はてなブログは相変わらず非SSL(HTTP)接続でIPv6にも非対応ですが~状況把握の為にIPv4/IPv6調査用ブログパーツ設置

インターネット

はてなブログがSSLHTTPS)対応をようやく公式に発表したと言うのに、未だに実現されていません。いったい何時になったらSSL対応が終わるのやら。ましてやProユーザーが多いであろう独自ドメインは一番最後に後回しですからね。

時間があればVPSで動かしているWordPressに全て引っ越しさせたいのですが、現在仕事の関係で自由な時間がほとんど無い為、SSL対応は、はてなブログに任せるしか無いかなという状態です。

話は変わってIPv6接続。最近話題になっているので、IPv4IPv6の違い解説や比較記事も増えてきましたし、IPv6 VNEも増えてきましたので、PPPoEからIPoEに変更して、ネットワークトラフィクが空いたルート経由で快適にネット接続するインフラが充実されつつあります。大手のOCNも遅れながらも対応した様ですし。

しかし、バイパスルート(迂回路)が出来たと言っても、肝心のプロバイダーが提供するコンテンツサーバーが旧来のIPv4にしか対応していないと、IPv6ルートで接続することが出来ません。本当に日本のIT業界は対応が遅いですね。

これじゃグローバル(世界)と戦えるハズがありません。日本の企業の体質はもはや世界から見れば怖くもなんとも無いでしょう。相手にされてないと言っても過言ではないかと。日本が進んでるなんて思ってる人は既に時代遅れです。

こんな事だと東京オリンピックも思いやられるなぁ・・

IPoE接続は快適だけど肝心のコンテンツが無い

現状、多くのトラフィックを発生させているコンテンツプロバイダーの内、IPv6対応は、Google(YouTube)Facebook(Instagram)等で止まっている様です。Yahoo!Twitterでさえまだ非対応というのが呆れてしまいます。もちろん対応は始まっていると思いますけどね。大規模サイトは簡単には事が運ばないのは想像出来ますが、IPv4アドレス枯渇問題は何年も前から言われている課題ですし、実害が出ないからと放置してきたツケがいま現れていると言っても良いでしょう。

せっかく空いているVNEルート(バイパス)を通してトラフィック分散できる環境が普及して来たというのに、目的地であるコンテンツサーバー側がそれに対応していないので、バイパスルートからたどり着くことが出来ず、ワザワザ混み合っているルートを通ってレスポンスの遅いコンテンツにイライラさせられるしかありません。

IPv6対応サイトに接続すると明らかに速度やレスポンスの改善が見られるので、もう「いい加減に対応させてくれよ」と、ユーザーは声を上げて訴える時期が来ていると思います。光回線も年々遅くなっていますからね。

自分専用のVPSはIPv6対応させたので快適

私がさくらVPSで動かしているWebサーバーは先日IPv6対応させました。自分専用のサーバーですが、Webサイト(ブログ)は公開しているので、IPoEで接続できるネットワーク環境を持っている方達にはそこそこ快適なコンテンツ提供ができると思っています。しかしそれほどのアクセス数は持っていません。

こういうのは、本来、ブログサービス等、多くのコンテンツが集まるファットサーバーがいち早く対応させて、トラフィックを分散させることが重要だと思っているのですが、なかなか重い腰を上げない病の企業が多い様です。残念なことです。

インフラの整備だけ進んでもコンテンツ提供側がこの流れに乗らない限り、ネットワークの混雑も改善されることは有りません。もっと積極的に取り組んで欲しいものですね。ネットの遅さはもはや社会問題だと言っても過言ではないでしょう。

IPv6対応状況を調査してみる

幸か不幸か、このはてなブログは非SSLですので、お手軽に「IPv4/IPv6 checker」を使ってみる事にしました。VPSサーバー側はSSL対応させているので、株式会社インテックがチェッカーをSSL対応させてくれない限り設置したくありません。ちょうどこのはてなブログ「ぼちぼち書くブログ」が実験するには具合が良かったりします。

サイドナビ(スマホ版は一番下)に調査結果を表示するグラフ表示の為のブログパーツを設置しました。特に意識する必要はありませんが、設置直後にしてはIPv6環境からの接続が多い事が見てとれます。しばらく情報収集させていただきますので、興味のある方は参考にされても良いでしょう。

重複になりますが、IPv6環境(IPoE接続)から、当ブログにアクセスしても、はてなブログがIPv6対応させてくれない限りは、VNE経由ではありませんのであしからず。

当ブログの今後の構想

はてなブログ(Pro)が予定されているSSLHTTPS)対応が今年度上半期には完了される事がまずは第一ですが、もしそれすら実現されないのであれば、Pro契約を継続せずに、IPv6対応済みのVPSWordPress)に、コンテンツを引っ越しさせたいと考えています。

ただ、私の仕事の環境が変化して自由な時間が取れない事から、移行作業はかなり厳しいので、私の臨む事としては、はてなブログ(Pro)が、SSL対応させ、かつIPv6対応させてくれることを望んでいます。そうすれば喜んでPro契約(有償サービス)を延長しようと思っています。なにしろ時間が無いですから時間をお金で買うしか有りません。

すっかりフットワークが重くなってしまった、はてなにはあまり期待は出来ないのですが、どこかで期待に応えてくれるんじゃないか?という気持ちもあったりします。

最後に

IPv6対応は当サイトだけの問題ではなく、インターネット全体の課題、もっと狭めれば日本国内の輻輳しているネットワークの問題です。インフラ屋は動きはじめました。追従してコンテンツプロバイダー側も積極的に取り組んで欲しいものです。どこかが切り開かないと追従されないという日本の悪しき風潮ですね。

ただ、小回りの効くところが先陣を切ったとしても、資金力のある大手がその道標を辿って資金力で潰しにかかるのも想像出来ます。ユーザー視点からも問題を解決する気概のある企業を支持する必要はあると思います。大手だから・・皆が使ってるから・・というありきたりな理由で大手ばかりを利用するのは、結局は自分の為になりません。ネットの進化は速いです。それを切り開ける力(技術)の有る企業を支持して行きたいと思っています。

お断りをしておきますが、決して、はてなをDISっている訳ではなく、以前の様に精力的に斬新なサービスを開発する等取り組んでいた事を、現状要求されている事を優先して取り組んで欲しいと1ユーザーとして望んでいる(期待している)訳です。現状のインターネットはインフラとコンテンツが上手く連携出来ていない為、ネットワークが小雑していて、探している情報にたどり着くまで時間がかかります。そういう所を分析して改善すべき所から優先的に取り組んで欲しいと願っています。

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