Windows7で関連付けを変更出来ない不具合の対処法~MSのアプリと絡んだものは変更が出来なくなるOSの仕様

zipファイルの関連付けが変になったと相談を受けました。

詳しくヒアリングしてみると、Outlookで送られてきた添付ファイルがwinmail.datだった場合、Outlookなら開けるという事で意図的に(勘違いして)winmail.zipをOutlookに関連付けてしまったとの事でした。

これを聞いた時に普通に関連付けを戻せば良いんじゃないか?と思っていたのですが、どうやらOutlook.exeに拡張子を関連付けると、変更ボタンが表示されなくなるのはWindowsの仕様?らしいです。

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本当に「変更」ボタンが非表示になっていました。

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この状態になってしまうと関連付けをやり直すUIが表示されないので変更が出来なくなります。既定のプログラムから関連付を変更しても保存されないのでダメでした。

回避方法を検索するとそれっぽい情報はありますが(レジストリをいじる)、結果的に上手く出来た方法を記しておきます。参考にした情報は下記です。

レジストリファイル(テキスト)を一箇所削除すると、ユーザーによる関連付け情報が消えるのでやり直すことが出来ます。

Windows Registry Editor Version 5.00
[-HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts\.zip\UserChoice]

頭にハイフン(-)が付いているのは、レジストリから削除するという意味です。コピペでxxx.regファイルを作成すればダブルクリックでレジストリを削除出来ます。もちろんregedit.exeを実行してから手作業で該当するレジストリを削除しても構いません。

この.zipに定義されたUserChoice(outlook.exeが記録されていた)をレジストリから削除すれば、関連付けをするボタンが表示される様になりました。

ほっと一安心ですが、Outlookに関連付けるとなぜ関連付けを修正出来ないくなるのでしょう?謎な仕様です。一説によるとOutlookはWindowsのExplorerとかなり連携しているので一度関連付けるとOSが変更を許さなくなるのでは無いかと思われます。

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