3ヶ月ぶりの心療内科診察~ジェネリック医薬品にしたら安くなった

健康

今日は土曜日。心療内科の主治医の診察を受けに行ってきました。雨降りの中カッパを来てバイクで出て行くのは面倒ですが、平日に仕事を休んで行く事を考えれば気楽なものです。

主治医には近況を報告したのですが、先月、久しぶりに辛い症状が3日続いた事を報告しました。週末だったので一日だけ仕事を休んだ事を話したのですが、長くそういう症状が出てなかった事は主治医も知っているので、

「ショックだった?」

と聞かれました。確かにショックでしたけど、たった一日仕事を休んだだけで復帰出来たので案外気楽だったという回答をしたところ、そういう発想が出来ない人が多いからあなたは安心だねという感じで言われました。

どういう事かというと、うつ症状が酷くなると当人は、この症状がずっと続くと思ってしまうらしく、症状というか体調の悪さにしがみついてしまう人が多いのだそうで、そうすると良くなるものも良くならないという悪循環が働いてしまう様です。

私の場合は、浮き沈みの日々ながら安定しない最悪の状態が2年続いたのを経験しているので、もうあの状態にはならないだろうという楽観的な考えがあって、数日寝て過ごしたら落ち着くやろ、という考えでいます。

確かに体調の悪かった3日間は、この世に存在している事がしんどいという感覚に陥ってしまい(かといって死にたいとは思わない)、耐え難い辛さでした。痛みでも無いし何が辛いのかは説明が出来ないのですが、これは経験したことが無い人には分からない感覚だと思います。本当にしんどいのですよ、鬱病とかの症状は。

この辛さを無理やり例えて言うならば、寝たいけど眠れない辛さという感じなのかなと思います。私の場合は体中の皮膚にピリピリした感覚があって、空気が動くのも辛いという感じで、恐らく精神的な辛さ(拷問に近い)なんだろうなと思います。

私は先月、その3日間の辛さに耐えたので、レベルがアップしたと思うようにしています。試練に耐えたのでRPGで言う感じのレベルアップですよ(笑

最初の仕事の会社で私にもうつ症状が出ていた頃、同僚の体内時計が狂ってしまいまともな生活が出来なくなった人がいましたが、会社の管理職は、

「怠けてる」とか「気合が入ってない」とか言う事を平気で言ってました。

私は一緒に仕事をしていたから知っているのですが、自分に厳しい人だったので、怠けているとかあり得ない事を知っていました。だからこの管理職は見る目が無い無能だなと思っていました。

その同僚も私も、お互い休職を経て似た時期に退職に至った訳ですが、体調が落ち着いた頃にふと連絡をとりあって一緒にドライブに行きました。仕事で沢山の課題を一緒に乗り越えて来た仲間だったし、組織を離れてもプライベートの時間を共有できるのは嬉しいなと思ったりしました。

案外似ている人が周囲に多いので、この自律神経失調症は、性格的なものが災いしているという事は気づいています。具体的にどこが?というのはまだ分からないですし、それが 分かれば凄いことでしょう。でも確実にそういう気のある人は分かる様になって来ました。要するにストレス発散が下手くそなのですよね。耐え難いことが起き ても怒鳴り散らしたりして爆発したりとかしませんし。

そういう行動に出る人って、うつとか自律神経失調症とかの病気にはならないと思いあmす。だって定期的にガス抜き出来てますからね。ガス抜き出来ない人はどこかで破綻してしまう。そういう類の病気だと思っています。

ジェネリック

いつもお世話になっている薬局さんに、処方箋を持って行っていつもの薬をお願いしました。そしたら「ドグマチールジェネリックがありますけどどうします?」って言われました。

処方箋には「デパス」と「ドグマチール」と書かれており、前回まではデパスの代わりにエチゾラムドグマチールはそのまま処方されていたのですが、今回はドグマチールの代わりに「スルピリド」にして貰いました。

ジェネリック医薬品は、健康保険の負担を軽くする目的でも積極的に利用が推奨されていることを知っています。ジェネリックは成分は同じだけど違うという意見もありますが、私は別にブランドに拘る理由も無いのでジェネリックでも効果が同じなら良いと思っています。薬価もかなり違います(安いです)からね。

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個人的には「デパス」という薬は非常に合ってると感じていて、以前の主治医は「デパス」+「アビリット(1/2)」という組み合わせの微妙なさじ加減で私の不安定な症状を調整してくれました。

現在の主治医は、「デパス(1/2)」+「ドグマチール」とすることで、薬への依存を少しでも軽くしようという考えがある様です。ちなみに主治医の説明によるとアビリットとドグマチールは同じ薬(名前が違うだけ)らしいです。

確かに私の「デパス」という薬に対する信頼感は、捉えようによっては依存心でもあるので、デパスを減らすという配慮は今の主治医の考えを裏付けるものだなと感じます。でも本当にさじ加減という感じなので、体調が良くない時には薬の効果が弱くてしんどい時も結構あります。

そのしんどいというシグナルは、危険サインだと自覚して、薬以外の方法(ストレッチしてみたり、気分転換してみたり)で工夫するしかないというのが今の状況です。主治医からは、禅や野口体操による心と体のコントロールのトレーニングを薦められたりしています。不思議な事に私の主治医はいつも余り薬を処方してくれない(なるだけ少ない処方にする)という傾向があります。

禅や野口体操等は正しいやり方が難しいので、劇的な効果を体感できてないのですが効果はありそうなので、自分の納得できる範囲でやってみる努力が必要だと感じています。薬に依存しているばかりではダメだからです。

副作用

ドグマチールは胃腸の働きを良くする効果(副作用)があるとのことで、そのせいか分かりませんが体重が増えました。年齢的な事も大きいだろうし運動不足が大本の原因だとは思いますが原因は正確なところ分かりません。私にとって副作用が現れているのかどうかも。

根本的な対策として運動しなきゃならないなと常々思っていますが、なかなか積極的な運動が出来ない今日このごろです。ホント、運動する事が今は一番必要な事なんだろうなと思いますけどね。通勤をなるだけ徒歩にして歩く距離を増やすとか工夫が必要です。

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