マニトウ・ゴールド(MANITOU GOLD):ナチュラル系シャグの王道は落ち着いた香りと深い味わい~喫煙前にしっかり加湿する必要がある

レビュー
たばこ(シャグ)

以前購入したマニトウのシャグ(手巻きたばこ用タバコ葉)を開封して喫煙してみました。

開封して喫煙してみると、非常に辛い、辛くて堪らない煙草です。いやそんなことは無いハズ。マニトウはほっこりした香りで、ほんのりと甘みが感じられる落ち着いたシャグだと評判です。きっと何かが間違っているハズだと試行錯誤する事にしました。そして何かが間違っているという原因を突き止めることが出来ました。

十分な加湿が必要だと教わっていたのに

購入時にお店で「しっかり加湿してやってね」という説明を受けていたので、この辛さは想定内ではありました。

ヒュミディパック(ボベダ)を入れて数日置いてしっかり加湿してから味わうことにしました。

しかーし、辛い!

辛さが強くて甘みとか全然分からない。ヒュミディパックを数日入れっぱなしにしておいたので、加湿は大丈夫なハズ(でもしっとり感は無いなぁ)。それなのに辛いってどういうこと?

ヒュミディパックの加湿力は弱い

ここで重大な思い違いをしていたことを知りました。ボベダ(ヒュミディパック)は加湿する為のものではなく、湿度を一定に保つアイテムだということ。加湿力は弱いので、別の方法でしっかり湿気を補ってやらなくてはならなかったのです。

ヒュミストーンをシャグ・パウチに入れて加湿しました。

ストーンを入れて数時間置くと、どうしても一部のシャグが湿りすぎてしまいます。これをかき混ぜてシャグ全体に湿度がまんべんなく行き渡るようにします。

ハッキリいってシャグの湿度管理には手間がかかります。この手間を惜しむと美味しい煙草を味わうことが出来ません。そういうのが面倒くさい、やってられないという人には手巻き煙草は向かないでしょう。

私は多少の手間がかかっても美味しい煙草を味わいたいので、面倒と感じながらもワクワクする気持ちのお陰で手間をかけられます。

十分に加湿すると美味しいマニトウ

マニトウは過去に、製品が大量にカビが発生するというトラブルを経験したとかで一時期出荷を完全停止した経緯があるとか。

その後、シャグを乾燥させた状態で出荷する方針に転向したそうです。よって購入したら必ず加湿をしてから味わうという手間が発生するそうです。お店では必ずそれは説明してくれる常識らしいです。

私は手巻き煙草歴が浅いので、リアルタイムではこの騒動を知らないのですが、ずっと長く手巻きタバコを楽しんできた人達は、マニトウは加湿必須ということを常識の様に知っている様です。特にマニ金(マニトウゴールド)をお気に入りの人は。

手始めにレギュラーサイズのフィルターを入れて巻いてみました。落ち着いて美味しい煙草(シャグ)です。乾燥していても香りは凄く好みだったので、加湿によって辛みがなくなり甘みが感じられる様になったのは嬉しかったです。

コニカル巻でダイレクトに味わう

シャグの香りと味わいを贅沢に感じられるコニカル巻きを練習しているので、マニトウでもやってみました。真鍮パイプを使ったホルダーを使用しています。直接口に咥えると紙が徐々に湿って来ますし(葉の水分+唇からの水分)、場合によっては葉が口に入ることもあるからです。

加えてホルダーの長さ分、温度が下げられてマイルドに味わえます。ホルダーが長ければよりマイルドになりますが、別の表現で言えば「薄くなる」ので適度な長さというのが重要です。

コニカル巻きでマニトウを味わうと、濃厚な味わい、どっしりとした香りを感じられて非常に満足度の高いシャグだということが分かります。非常に好みのシャグの一つだと感じ取れたので、お気に入りに追加です。

価格的には800円と少し高いですが、乾燥している状態なので加湿して重量(グラム)が増えることを考えれば、決して高すぎるシャグではありませんね。通好みな落ち着いた喫味を好む人には超オススメシャグです。

湿度調整には木製楽器用の湿度コントロール剤(ボベダ:boveda)、陶器素材のヒュミストーンが手軽で便利です。

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コメント

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