RAWクラシック・シャグ~オーソドックスな手法でナチュラルシャグを味わってみる

レビュー
たばこ(シャグ)

手巻きたばこを始めて一年以上経過しました。ナチュラルシャグから始まって、バニラ着香などのフレーバー系シャグもあれこれ楽しんできましたが、ここんところの嗜好がまたナチュラルシャグに戻って来ているので、いよいよRAWのシャグに手を出してみる事にしました。

RAWとの出会い

手巻きたばこを始めてから、RAWブランドの存在を知るまでは大して時間がかからなかったと記憶しています。もちろん初めての手巻きたばこを手にした時は、ローラーで上手く巻くことが出来ず何度も巻いてみたりとしたものですが、少し慣れてくると色々と調べたくなります。

この時代の便利なことはもちろんインターネットという情報ツールを使って調べたいことを簡単に調べられる点です。例外なく私も手巻きたばこについて調べました。そしてRAWのホームページの取扱店リストから、高知市内にも手巻きたばこにかなり特化したRAWを扱っているお店が数点ある事を知ります。

その取扱店の中から、まだ訪れたことのないお店に連絡をして訪問してから、またどっぷりと趣味としての手巻きタバコに縁することになったわけです。

しかし不思議なことにRAWの製品は後回しにしていました。少し割高なこともあるのですが、純粋に手巻きたばこを楽しむブランドだとわかっていたので、「自分にはまだ早いな」という気持ちがずっとあったのです。

ついにRAWに手を出した

昨日、森酒店に買い物に行った際、RAWのカタログを見せてもらったりして再びRAWのナチュラルタバコに興味を抱いてしまいました。

そろそろRAWのシャグに手を出しても良いかな?という気持ちに自然となったのも不思議な感じです。最近ナチュラルシャグに嗜好が戻ってきていることも大きく関係していると思います。

せっかくなので、初のクリッパー(ライター)もお揃いで購入して来ました。ちょっとだけRAWブランドに愛着を感じる瞬間です。

無添加シャグは加湿調整が必須

マニトウと同様にRAWは無添加を売りとしているシャグをアピールポイントとして販売しています。初のマニトウ(MANITOU GOLD)でやたら辛くてまともに味わえないという経験をし、加湿の重要性をすでに経験しているので、RAWもシャグの状態をきちんと確認しました。やはり乾燥した状態で販売されているのでマニトウと同様に加湿しなくては本当の味を楽しむことはできなさそうです。

この手のシャグはパウチを開けた直後、乾燥した状態で無理やり千切るとシャグがボロボロの粉になってしまいやすいと経験上学習しています。まずは味見をする分だけトレイに取り出して、あとはボベダを使って湿度調整して良い状態になってから取り出すことにしています。

今日は雨降りなのでちょうど良いかもしれません。ボベダに湿気を吸わせてからシャグパウチの中に仕込むこととしましょう。しばらく置いてからRAWを味わうのであくまでも今日は試喫にとどめておきます。

RAW CLASSICを試喫する

せっかくなので以前買っておいた、RAWのコットンフィルターをあわせてみることにしました。ペーパーはとりあえずシャグに付属のRAW CLASSICを使ってみます。RAWは手巻きたばこ用ペーパーを製品の主軸としている稀有なメーカーです。当然これから先はRAWペーパーを物色することになるでしょう・・

さて開封したばかりなのでシャグは乾燥気味ですが、十分にハンドロールできる細い刻みなので手で巻いてみます。程よい薄さで手でも巻きやすいペーパーだと感じます。

煙はしっかりしていて、酸味と酸味香が強いです。イメージ的にもっとマイルドなシャグだと思っていたのでちょっと意外です。ペーパーは上質で紙臭さは感じられません。

たばこ葉を燃やした良い香りがします。乾燥状態で喫煙した時の香りをしっかり覚えておくことにします。私の喫煙は8割方が香り目的だったりするのでこの香りが重要なのです。

香りだけでなく、辛味の後にほんのりと甘みもすでに感じられます。マニトウのときには乾燥状態では辛味しか感じられなかったので、RAWシャグが持っているであろう旨味に期待してしまいます。一人でニヤニヤしてしまいそうなRAWクラシックの試喫でした。これは非常に楽しみです。

あとは、喫味と香りのバランスが良い湿度に調整して美味しく味わうのが難しくもあり、面倒でもあり、楽しくもある、趣味としての手巻きたばこの醍醐味だと思っています。

湿度調整に便利なボベダ(Boveda)

過去にも触れたのですが、ボベダは手軽に湿度管理ができる非常に便利なアイテムです。ほぼオートマチックでお任せできます。

2-WAY HUMIDITY CONTROL
NO MISS. NO WORRIES. ENJOY.

パッケージにはこう記されています。自分なりに訳せば、

双方向の湿度調整
失敗なし、心配なし、楽しんで!

こういう感じでしょうか。

今回使うのは湿度72%タイプで、69%も持っていますがしっかり加湿気味で試してみようと思っています。ボベダはもともとは木製の楽器のコンディション調整に使用するものらしいですが、湿度バリエーションがあるのでシャグの管理にも使用できます。

私がボベダを便利だと思うのは、やはり2-WAYということにつきます。湿度が高い時は湿度を吸収してくれますし、乾燥気味の時は内部の水分を出して乾燥しない様に調整してくれます。

ただ、ボベダが保てる水分の量には限りがあるので、あまり多くの容積を調整できるものではありません。タッパーウェアなどの密閉容器に入れて狭い空間にして置くのが手軽で良いと経験上思っています。

Bovedaの簡単な使い方

Bovedaを加湿方向に使いたい時は、いったんボベダに湿度の高い別室で湿気を吸収させて膨らませておき、水分で膨らんだ状態のBovedaをシャグと一緒に入れておくか、補助的に湿気を供給できるもの(湿らせたコットンやヒュミストーン(素焼き陶器)など)を一緒に入れておくと効率よく加湿ができると思います。湿度が上がったらBovedaが吸収し、湿度が下がったらBovedaが内側に溜めた湿気を出してくれます。

タバコ葉の加湿に際して、せっかちな人は霧吹きでプシュプシュと水を吹き付ける荒業を取る様ですが、個人的にはじわじわと時間をかけて加湿した方が風味をしっかり出せるのかな?と思っているので、そこは自分の好みで楽しみはあとに取っておく方法を採用しています。

近々、梅雨を控えているので、これからしばらくは主に除湿目的で使うことになるのは間違いありません。シャグを加湿し過ぎると気温の上昇と蒸れによりカビの増殖の原因となります。昨年一度シャグをカビさせて失敗も経験しているので、ボベダをうまく使って除湿方向で管理するのも、手巻きたばこをより楽しむ方法の一つだと思っています。

  • 夏場:除湿
  • 冬場:加湿

2WAYならでは、Bovedaは双方向に使えるのでコスパが高いアイテムです。

もちろんお手軽に手巻きたばこと付き合っていくのもアリです。人それぞれ愉しみ方が違いますからその人なりの楽しみ方があると思います。

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Boveda
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