私がWindows環境で必須としているアプリ~OSクリーンインストール早々に必要だったもの

PC

近況メモ

Windowsパソコンが起動しなくなってしまいました。Window10自身でスタートアップの回復が働き、再起動を繰り返すものの回復に失敗して起動しません。Windows OSがシステム的に損傷を受けてしまった様です。幸い、システムディスク(512GB SSD)は壊れている訳ではないので、USB接続するなどして他のPCから読み込めそうです。手作業で復元するしかありません。

PC本体も故障している訳ではないので、手っ取り早く買い置きしていた別のSSDにWindows 10をクリーンインストールすることにしました。既に使用していたPCでのクリーンインストールなので、プロダクトキーの入力等も必要ありません。クリーンな環境にデータファイルをコピーして移行させることにしました。

Windows10 Professionalクリーンインストール

USBメモリーにWindowsのインストーラーを展開して、USBブートでPCを起動して新品のSSDにWindows 10をインストールしました。インストールはサクッと終わり、ドライバ類もほとんど自動で適用されました。ネットワークのドライバがきちんと当たったので苦労なしでした。

Windows 10 21H2のインストーラーを使ったのですが、クリーンインストール後はサクサクっと動いていい感じなのですが、嫌な面もあります。いらないアプリが最初から組み込まれていて、いちいちアンインストールする煩わしさ(理不尽さ)にイラっとさせられつつ手を動かしました。

時間的にはそんなにかかっていませんが、もっと見通しの良いPC環境を提供しようという気はないのかな?と常々疑問に思ってしまいます。昔のマイクロソフトはここまでひどくなかったのですが、昨今はWindowsを販売して商売するというビジネスモデルが立ち行かなくなっているので仕方ないのかもしれません。やっぱりWindowsとは徐々に決別して行きたいと思います。(やっぱりdebian GNU/Linuxがいいな)

Windows Update

とにかくアホほど遅いというか時間がかかります。何回、PCを再起動させられるのか、ホトホト嫌になってきました。Windows Update中はCPU負荷とSSD(HDD)の負荷が上がるので、ちょっと古いPCでは他の作業はできないと思っていたほうが良いかも知れません。

改めて再認識した次第ですが、本当にアホほど時間がかかります。Windowsを使いたくなくなる一番の理由がコレです。しかも毎月1回は必ずありますからね。プライベートでたまにしか使わないPCは、数か月分のアップデートが累積してしまうので何倍も時間がかかります。その間何もPCで作業ができません。

個人的にWindows環境で必須なアプリ

今回、急にOSをクリーンインストールして環境再構築しなくてはならなくなったので、使い慣れた環境って思っていたよりも大変な積み重ねだったのだなと再認識しています。この機会になるだけクリーンな環境で使おうと心を改めて必要最低限なアプリだけ厳選してインストールしようと考えました。徐々に増えていくとは思いますが、とりあえずこれが無ければ話にならないってアプリをインストールしつつ列記していきます。

ESET Internet Security

必須という程でも無いかもしれませんが、色々なサイトにアクセスするので予防のためにセキュリティ対策ソフトは使っています。ウィルスからの防御というよりはフィッシング対策とかの方の意味が強いです。ぼんやりしていて注意力が落ちている時に、うっかり引っかかってしまう可能性はあるので備えておきたいものです。マルチデバイス版を購入して家族でスマートフォンと併用しています。

Mozilla Firefox

Webブラウザはないと話にならないので使い慣れたFirefoxをインストールします。Firefoxアカウントで同期しているので使い慣れた環境がすぐに取り戻せるので楽です。世界的にもGoogle Chromeのシェアが高く、Firefoxのシェアは少ないですが、プライバシーポリシー等を考えると貴重なMozilla Firefoxのシェアを維持すべくなるだけ利用者を増やしたいという気持ちもあります。一般的にそこまで考えてWebブラウザを選択する人は少ないんでしょうけど。

ちなみにMicrosoft Edgeは要らないです。でもWindowsの場合は強制的にインストールされてしまうので避けようがありません。でもFirefoxをサポートしない横着なサイトがまれにあるので、そういう時用に備えておくためと割り切ることにします。官公庁のサービスはEege必須かもしれません(e-Taxなど)

Mozilla Thunderbird

メーラーはずっとThunderbirdを使っています。メーラーのUIはこれで完成しているんじゃないかなと思う程に使い慣れているので便利です。今までのメールデータは、損傷してしまったシステムのSSDからプロファイルを丸コピーして復元出来ました。Windowsのユーザープロファイル内にあるAppDataフォルダ(隠しフォルダ)内にあるのでThunderbird関係を丸ごと新しいSSDに移して難なく復元できました。余談ですがLinuxのThunderbirdにも引っ越し可能です。

Dropbox

よく使うファイルはスマートフォンともDropboxで同期しているので必須です。パスワード管理しているKeepassのファイルもDropboxに入れているので合わせて必須です。

Keepass2

Keepassはオープンソースのパスワード管理ソフトでずっと前から使い続けています。Android版もあるのでパスワード管理はKeepassで一元管理しています。マスターパスワードとKeyファイルで保護しているので、覚えているのはマスターパスワードのみです。これを無くすと一度にたくさんの情報を失いどうしようもなくなるので本当に重要なアプリです。

MPC-BE

マルチメディアプレーヤーは色々ありますが、現在はMPC-BEに落ち着いています。多分これがあればたいていの人は満足できるんじゃないかなと思います。VLC media playerなんかも人気があるみたいですけど個人的にはしっくりきませんでした。

LibreOffice

オープンソースのオフィスソフトです。個人的にはDrawが必須アプリになっていますし、ExcelやWordが無くてもこれで事足りるので、LibreOfficeは欠かせません。Microsoft Officeはプライベート用のPCには無くても支障がないと思っています。(古いバージョンのOffice 2013しか持ってませんのでこの機会にインストールしないことにしました。)
なお、LibreOfficeはLinuxでも同様に使用できるので、慣れてしまうと環境を問わず使えて非常に便利です。

GIMP

画像編集に必須となっています。以前はPhotoshopを仕事で使っていましたが、現在は仕事で凝った画像編集をすることもありませんし、GIMPの操作に慣れて来たのでちょっとした画像編集はGIMPで事足ります。やっぱり道具は慣れの部分が大きいと思います。GIMPもLinuxやMac版があるので慣れると非常に便利です。無料で使用させてもらえますから気の利いた画像編集ソフトが入ってないPCにもインストールしやすいです。

TMPGEnc MPEG Smart Renderer 5

動画のカットが非常に短時間で行えるので30日評価版で試して納得してから使っています。使用頻度がわりと高いアプリです。Windowsを使わざるを得ない理由の一つがこのアプリの存在です。非常に扱いやすいし高速に動作するのでストレスがほぼありません。ちなみにこれは有償アプリなのでお金を支払ってライセンスを購入しています。

TMPGEnc Video Mastering Works 7

TMPGEncで動画カット作業に慣れたのでその流れで編集ソフトもTMPGEncを使っています。ユーザーインターフェースがほぼ同じなので学習コストが低くて重宝しています。これも有償アプリなのでお金を支払ってライセンスを購入しています。Windows版しか無いのが惜しいです。しかたなくWindows環境にしがみついている感じです。

Google日本語入力

やっぱり日本語入力(変換)は賢くないとイライラするので、効率を考えると賢いIMを使いたくなります。ユーザー辞書をバックアップしていなくてちょっと焦りましたが、「C:\Users\user\AppData\LocalLow\Google\Google Japanese Input」にGoogle日本語入力に関係するファイルが保存されていたので無事に移行させることが出来ました。

ちなみに以前はATOKを愛用していましたが、ATOKでなければならない理由もありませんし、Google日本語入力の方が賢い場面も多々あるのでキー設定をATOKにしてATOK風に使っています。Google日本語入力のLinux版があれば嬉しいのですが、そこはWindowsユーザーの多さをGoogleは狙っていて当然ですから仕方ありません。現在有償版のATOKはスマートフォンでしか使っていません。

Google Earth Pro

以前の仕事の流れでGoogle Earthの便利さを知ってしまい位置情報をキーにしてライブラリ化してしまっているので、これも使い続けることが出来ないと不便です。地図上に情報を表示できると便利なことって結構多いです。

X-Mouse Button Control

ロジクールのトラックボール(M570)を長年使い続けているので、ボタン操作を割り当てるのに必須となってしまいました。最初はロジクールのSetPointで事足りていたのですが、KVMスイッチを入れて2台のPCを切り替えて使用し始めたところ、Unifyingが上手く機能しなくなったので「X-Mouse Button Control」を愛用しています。柔軟な設定ができる分、SetPointよりも便利で手放せなくなりました。多ボタンマウスを使っている人にはおすすめです。

FastCopy

高速に効率的なコピーや削除処理が行われるというのが必須な理由です。個人的に評価しているのはファイルのコピーや移動をバッチ処理的に(順番に)走らせることができる点が素晴らしく便利です。Windowsのエクスプローラーで次々と処理させると同時に処理が行われて異様に遅くなりますが、FastCopyだと順番に処理されていくので、PCの動作が異常に遅くなったりせず、おそらく最短の時間で処理が完了します。ファイルのコピーや移動はどんどん操作して(指示して)、コーヒーでも飲みながら放置しておけば順番に実行されて処理が終わっています。FastCopyを使ってしまうとWindows標準のファイル機能は不安定で信頼性が低くて使えないと思うし貧相に思えてきます。

7-zip

Windows標準の(エクスプローラーの)zip圧縮はPATH長やファイル名の長さの制限にひっかかる事があるので、もはや欠かせないアーカイバです。長いファイル名と深いPATHでもファイルシステム(NTFS)はサポートしているのに、肝心のエクスプローラー(アプリ側)が対応してなくてZip圧縮(解凍)出来ないなんていうのは片手落ちだと思います。ファイル名やフォルダ名を長くせざるを得ない仕事とかしている人は、7-zipを使うと幸せになれる可能性があります。結構不安定になりやすいエクスプローラーの処理が重くならないのも7-zipを使う理由です。マイクロソフトは無駄なところに注力するよりも基本機能であるエクスプローラーの品質をもうちょっと洗練させる必要(義務)があると個人的には思っています。

Telegram Desktop

スマートフォンで多くの人が利用している「LINE」のようなものですが、SNSとしての安心度が違うので、うちの家族はTelegramを使用しています。Telegram DesktopはそれのPC版です。

メッセンジャーとしての利用はもとより、手っ取り早く画像を転送したりできるのでスマートフォンとの連携に便利です。抜かりなくMac版、Linux版もあるので便利なのです。世界的にはかなりシェアを持っています。LINEのシェアの高さは日本特有の現象ですからね。

WinSCP

レンタルサーバーやVPSサーバーに接続してSFTPでファイル転送するために、私には必須となっています。長年使ってきて安定性にも不満はありません。後述するPuTTYとも鍵ファイルの管理が連携するのでWinSCPでログインしていれば、PuTTYをすぐ起動することも出来て使いやすいです。

PuTTY

VPSサーバーをコマンドで操作するためにSSH接続するために使用しています。これが無いとVPSを操作するのが非常に面倒なので必須アプリです。私がレンタルしているVPSはdebian GNU/Linuxで動かしていますが、コマンド操作でしか動かないので(GUI関係はインストールしていない)PuTTYが無いとどうしようもありません。もちろんSSHなので通信の暗号化にも対応しています。鍵ファイルをWinSCPと共用できるので連携させておくと便利です。

CrystalDiskInfo

SSD、HDDの健康状態はPCを使い続ける上でとても大切です。異常があったらいち早く知って対処(別のディスクへコピー)したいので、常駐させて異常通知させる様にしています。ストレージが持っているS.M.A.R.T.情報を元にして判定しているのは言うまでもありません。

OMRON PowerAttendant Lite

デスクトップPCで無停電装置(UPS)を使用しているため、UPSのメーカーであるOMRONが提供しているPowerAttendant Liteというアプリを使っています。停電やブレーカー落ちに備えて置きたいのでUPSを使っています。デスクトップPCの場合はバッテリーによるバックアップが無いので、トラブルを回避するためにUPSは必須だと思っています。吹っ飛ぶと最悪なので。

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