Panasonic Let’s note

Let's note CF-R8アイキャッチ画像

モバイルノートをメインにすることにした

長年、メインPCは自作系のデスクトップPCを使用してきましたが、生活スタイルの変化などもあってノートパソコンの利用頻度が上がり、デスクトップパソコンの利用頻度が下がりました。

専用の椅子に座ってPCデスクに向かって作業するのは作業効率が良いものですが、生活スタイルと合わなくなったので仕方有りません。デスクトップPCの良いところはキーボードやマウス等を自由に選べることです。かつての私はその利便性は捨てがたかったのです。

また、勉強会等に参加する際に持っていくノートパソコンはなるだけコンパクトで軽量な方が便利です。ずっしりと重いノートパソコンを持っていくのは結構なストレスです。

そこで、キーのピッチが合わないためにパスしていたPanasonic Let’s noteに再び注目しました。キーのピッチが若干窮屈なのでタイプミスをしてしまうのがLet’s noteを毛嫌いしていた理由なのですが、選択肢の少ない状況下では自分の体(手の感覚)をハードウェアに合わせていく方法を取らざるを得ないと考えて、慣れることで解決することに決めてLet’s noteの中古を購入しました。

Let’s noteのキーボードは、キータッチは良いのでピッチの狭さだけが懸念点だったのです。こればっかりは慣れるしかありません。

慣れれば快適なLet’s note

堅牢性もありコンパクトで軽量なLet’s noteは、キーボードに慣れれば快適でした。慣れるまでしばらくかかりましたが、キーボードの感覚に慣れてしまえばかなり快適です。右下隅にあるカーソルキーも1段さげてブランクを2個空けているのは評価点です。いちいち目をやらずとも手で触っただけで確実にカーソルに指をおけます。

やはり軽量コンパクトというのは携行に便利です。勉強会などに持参する場合でもこの気軽さが武器になります。また取り外し(交換)可能なバッテリーも優秀です。いちいちACアダプターを持っていかなくても、予備のバッテリーを持っていけばバッテリー交換で対応できます。実際のところ4〜5時間の勉強会では予備バッテリーの出番は無いんですが保険みたいなものです。

この省電力はLet’s noteの設計の良さも関係していると思われます。特にOSをWindowsからLinux(私はLinux Mint Debian Editionを愛用)に変えて使っているので、冷却ファンがブンブン回転することがありません。Windowsではバッテリーを消費しまくっていたのが嘘のように静かなのでLinuxは電力管理も優秀です。

私が所有しているLet’s note

CF-R8を除けば、ほぼ同じキーボードなので操作性は共通してすこぶる良いです。初期はLet’s noteのキーボードに慣れる必要がありましたが、慣れてしまえば文字入力も快適です。もはやLet’s note以外に移れなくなってしまった感があります。

CF-R8

コンパクトなモバイルノートでキーピッチがかなり狭いので使い勝手は妥協点が多いです。モバイルノートパソコンとしては欠陥のある製品だと感じているので、もはやコレをわざわざ入手する努力をするのは無駄じゃないかなと思います。

CPUはIntel Core2 Duoなので処理能力が低いです。かと言ってバッテリーが持つかと言うとバッテリー容量が少ないので劇的に持ちが良いということもありません。加えて冷却ファンがアホほど小さいので常にヒューンと高回転していてバッテリーを消費している感が強いです。排熱効率がよくないので設計ミスでは無いかな?と思っています。

更に残念なことにメモリー実装がオンボード1GB+増設2GBの合計3GB(最大)なので貧弱です。32bit版のOSが必須と思われる旧世代のLet’s noteです。

幸いLMDE6 32bit版をインストールしているので機能的にはなんら問題ありません。ネットワーク調査用なんかには便利ですが、コレで文字を入力しまくるという作業は拷問だなと感じます。携行性重視の用途を限定されるLet’s noteですね。

CF-SZ5

CPUは第6世代Intel Core i5なので、Windows11には正式には対応していません。軽量なのと省電力性が高いので携行性と長時間運用に便利です。はなからWindowsで使うつもりは無かったので、中古でLinux用に8GBメモリー搭載機を購入しました。メモリー4GBでも動作しますが8GBの方がおすすめです。

大した処理をさせる必要が無い勉強会への参加時に持っていくことが多いです。主にWebブラウジングによる情報収集用途ですからコレで十分です。私はLMDE6をインストールしています。予備バッテリー(SZ6と共通)も持っていけば余裕で一日中稼働してくれます。

CF-SZ6

CPUは第7世代Intel Core i5なので、Windows11には正式には対応していません。これもはなからWindowsで使うつもりは無かったので、中古でLinux用に購入しました。SZ5に比べるとCPU処理能力が高いので、ベストバイな機種だと思っています。世間でも名機と評判の高いCF-SZ6はLet’s noteの一つの完成形だと思います。

強いて言えば、難点はUSBポート等が右側側面に集まっていてマウス操作が邪魔くさいことです。ホイールパッドを使うか、自宅ではトラックボールを使用することでマウス操作が苦痛に感じない様に工夫しています。

Linuxで使用するLet’s noteとしてはイチオシです。CPUはIntel Core i5、メモリーは8GB以上を推奨します。中古でもお手頃価格なので一番おすすめです。状態の良いものに出くわしたらもう1台買っておいても良いかなと思えるほどの名機だと思っています。

CF-SV7

CPUはIntel第7世代i7-8650Uを搭載しているので、Windows11でも使用出来るのですが、Windowsが肥大しまくってストレスなのでOSをLMDE7に変えました。LMDE7で使うととても快適です。Core i7なので消費電力が・・となりそうですが、LMDE7で使用するとほとんど発熱しないのでバッテリーの持ちは良いです。

CF-SZ5/6に比べると消費電力が増えたせいもあると思いますが、バッテリー重量が重いのがこの機種の難点です。予備バッテリーも持ち歩くとなると更に重く感じるので、勉強会などに持っていくのはちょっと躊躇します。そういう理由もあって現在は自宅でメイン機として使用しています。自宅で使うと申し分ない処理能力を提供してくれる機種だと感じます。

CF-SV8

Windows11に正式に対応しているので、Windows機として保有しています。あんまり使うことはありません。どうしてもWindowsで使いたい場合だけ使っています。

Microsoft Officeの現行版をインストールしているので出番はたまにありますが、起動するとWindows Updateに見舞われるのがストレスです。

CF-SV1

私が所有しているPCの中で一番新しく処理能力が高いCPUを搭載しているLet’s noteです。Windows11で使用していますが、実はほとんど使うことがありません。いっそのことOSをLMDE7に入れ替えた方が健全で合理的かなと思いつつ、でも面倒くさいなという感じで保管期間が長いです。(もったいないと言えばそういう状態です。)

逆に言えば、CF-SV7とLMDE7で何らストレスなく快適に使えてしまっているため、一番処理能力が高いSV1を使わなくても事足りてしまっているという現状です。

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