携帯電話業界の大きな変化

最近、SoftbankがiPhoneの値下げを武器にMNPで多くの「新規契約ユーザー」を獲得しているのが目に入るが、デジタルホン時代からずっと使い続けている身としては正直面白くない。以前は長期利用割引という当たり前の優遇制度があったと思う。これはどこのキャリアでも同じ。自分で言うとあれだが、まだ携帯電話の利用料がめちゃくちゃ高価な時代から支えてきたって訳なのに、最近ではどこのキャリアも新規顧客の獲得(奪い合い)に無我夢中で、長期的に利用してくれているユーザーをないがしろにしていないか?と思う。一番度が過ぎているのはやっぱりSoftbankだと誰が見ても分かると思うが。

もっとも、長期利用割引は、既存契約者を逃がさない為の手法に過ぎなかったと言えばそれまでだが。

しかし、人気のiPhoneも万能なものではない。その一つにパケットし放題の契約を義務付けて販売しているが、iPhoneを使うユーザーの半数以上は大量のパケット通信を発生させてネットワークに支障をきたしている。iPhoneが普及してきて以来どうもMMSでのメール送受信のエラー発生頻度が増えたというか、以前はそんなことに遭遇した事が無かったのに最近は酷いのである。

同様の事は、パソコンのインターネット接続サービス(ISP)でも起きている。24時間つなぎ放題と言う触れ込みで売り込んだものの、昨今のコンテンツの肥大化にネットワークトラフィックが増える一方で、データ通信量に制限をかけるなど、触れ込みとは逆のことをやらざるを得なくなっている。インフラには設備投資がかかるからこういうことを考えるのは当然だとは思うが、それならば安易につなぎ放題とか、使い放題とかっていう言葉で消費者を釣るのは止めて欲しいと思う次第である。広告で使う言葉もそろそろ適切でない場合は規制を掛けて欲しいと思う。

偶々ネットで調べごとをしていて、iPhone向けのWi-Fiサービス(BBモバイルポイント無料)の情報を目にした。苦肉の策だなぁと思わざるを得ないが使えるものは使って少しでも携帯電話(3G)のトラフィックを減らそうということではないだろうか。実際
Wi-Fiの方が速度も速いのでユーザーとしては利便性のメリットはある。アクセスポイントがある場所ではパケット放題と言えども3GよりはWi-Fiを
使った方が快適なのは言うまでも無い。

BBモバイルポイントはYahoo!BBユーザーだったりするとお得にアカウントが手に入る。が・・・実際のところは単体契約では殆ど使い物にならない。首都圏の人が集まるごく一部のスポットにしかアクセスポイントが無いからだ。東京なら結構多いという印象を受けるが、大阪でもう使い物にならない位にアクセスポイントが少なくなる。大阪府でも大阪市から出るともう地方と大して違いは無い。マクドナルドに行かないと使えない。

それでも空港やショッピングモールなどの集客力のある場所ではある程度のトラフィック緩和に役立つ可能性はあるかも知れない。どうせBBモバイルポイントは殆ど役立ってないのだから、無料でiPhoneユーザーに開放してしまえって言う流れだと想像する。そうでもしなければBBモバイルポイントへの設備投資も無駄になるし、3G電話設備の増強よりは安く上がるのは間違いないからだ。苦肉の策というところか。

個人的には元Macユーザーゆえに、Softbank以上にApple社が嫌いなので、無料で進呈と言われてもiPhoneユーザーになる気はさらさら無いわけで、Google Android携帯が早く有る程度の完成度をもって市場に出てきてくれることを願うのみだ。Appleの嫌いなところは理想をユーザーに押し付けてくるところ。ハッキリ言って縛り付けられるのは嫌いなんだよね。

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