Joomla!は使いやすいという記事を目にするが、まだ正直いってこれが使いやすいCMSだとは思えない。
まずはインストールが第一関門だ。1.0.15をインストールしてみた。しょもないところで躓くから、備忘録&普及へのささやかな貢献のために私のこけた場所を記しておく。
| PHP version >= 4.1.0 | Yes |
| – zlib compression support | 利用可能 |
| – XML support | 利用可能 |
| – MySQL support | 利用可能 |
| configuration.php | 書込み不可 インストール終了後に表示される設定ファイルをコピーしてアップロードするならインストールを継続できます。 |
| – マルチバイト サポート | 書込み可 |
| Session save path | 書込み不可 |
| ./tmp |
まずは、configuration.phpが赤文字になるところだ。こいつの意図する意味は、おそらく公開フォルダ(普通に言うドキュメントルート)に書込みが出来ないということである。例えばApacheのDocumantRootが下記の場合、
/var/www/html
# chmod 775 /var/www/html
# chown -R sasapurin:apache /var/www/html
こんな感じになると思う。私は利便性を考えてsasapurinをapacheグループに追加している。そうすればFTPなりSCPなりでコンテンツをアップしながら、Apacheがphpで実行した結果を好きに書き換えられるからだ。他に正しい方法があるなら教えていただきたいな。
その次がまた分かりづらい表記である。Session save pathを./tmpにしなさいとデフォルトでなっている。もちろん頭に./がついているから、相対パスという意味である。問題はその基点となるPATHはどこ?ということで迷うのではないだろうか?
これについてはもう一つ情報があるので、ここで整理しておく。Joomla!のファイル群の中に、htaccess.txtというファイルがあるのに気づいてる人は話が早い。テキストエディタで開いてみると最後の方にこう書かれている。
## session.save_path は DocumentRoot 以下に作成して下さい
php_value session.save_path './tmp'
正しくは下記の通りだ。
# cd /var/www/html/installation
# mkdir tmp
# chmod 777 tmp
きっとこれで二つ目の赤文字も解消されると思う。 DocumentRootという言葉に騙されて、/var/www/html/tmpとしてしまったら思うつぼで騙されたことになる。つまり下記の例は間違いである。普通の頭ならこうしちゃうと思うんだな。でもそれはJoomla!に関しては間違いらしい。
# cd /var/www/html
# mkdir tmp
# chmod 777 tmp
蛇足ながら付け加えておくと、session.save_pathは、PHPがセッション情報を保存するテンポラリフォルダの事らしく、PHPグローバルな設定はphp.iniで定義されている。グローバルな設定のままでもよさそうな気がするが、.htaccessに上記の追記をする事で、Joomla!専用のPHPテンポラリディレクトリを設けようという事らしい。php.iniを確認するとうちのFreeBSDサーバでは/tmpになっていたし、Vine Linuxでは/var配下にphp専用のフォルダを作って定義してあった。
という訳でPHPなんて知らない人は、つまらん事で躓くポイントがある(ドキュメントが弱い)から、とてもJoomla!が簡単に導入できるとは、現段階では口が裂けてもいえないだろう。言っている人は自己満足に浸っているか素人の気持ちが分からない上級者だと思う。おそらくこれらのメッセージは開発者寄りのメッセージだと思う。実際に使うのは開発の知識の無い人だということを理解した上で、もう少し正確で万人に分かりやすいエラーを表示させた方が普及には役立つと思う。


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