Microsoft BizSparkを使わせてもらい始めてからもうそろそろ半年になります。BizSparkは小規模でかつ事業を始めたばかりの余力のない開発系ビジネスに取り組む事業を支援してくれるMicrosoftの制度です。ビジネスですから前提として「Windows環境を活性化させる可能性があると認められた場合にそのライセンスが与えられる」と言ったところでしょう。
Microsoft BizSparkは、創業3 年未満の企業および法人化を目指す個人事業主や起業家の皆様に、マイクロソフトの統合開発環境、クラウド環境、技術サポートの各特典を3 年間無償にてご提供いたします。
この制度を知ったのはサラリーマンの時だったので、余力が出来たら副業ででもやりたいなぁとか思いつつずっと流されてしまいました。それで結局体調を悪くしてサラリーマン勤めが無理になって、フリーでやるしか方法が無くなってすぐにBizSparkに申請しました。4~5日程度の審査期間を経てライセンス利用のアカウントが届きました。
BizSparkを使える様になるまでは、「学生はアカデミック版が使えて良いよなぁ」と何時も思っていました。学生は色々な可能性を持っているので、そりゃ大切にされるわなぁ・・と。ま、ちょっとしたひがみですね。それが、BizSparkライセンスで、Visual StudioやWindows Server等を無料でダウンロードして色々検証したり、客先にデモ出来るのは凄くありがたくて、アカデミック版より嬉しいわ!と思っていました。何しろサラリーマン時代は勉強するにも自腹でWindows Server OSを購入したりしていたのです。MS-Officeも自分で買ったなぁ。個人で買うには安くはないですよね。
今日、DreamSparkという学生向けの無料支援制度も有る事を知って、そりゃ学生は優遇されるわなとちょっと悔しい思いと、広めなきゃなと言う2つの思いがあったので、こうしてブログに記している次第です。
広めるというのは、「若い頃プログラミングスキルを身につけられるチャンスが無かった」という人を少しでも減らしたいからです。プログラミングというスキルを身に付けるにあたっては、向いている/向いていないという適正もあると思いますが、多かれ少なかれ必ず役立つスキルだからやってみる価値は充分にあると思います。
今の時代、PCを使わない仕事場は殆どありません。 直接自分が使わなくても勤め先の事務系で使ったりするのはほぼ間違い有りませんからね。ちょっとした便利ツールを作れるだけでも中小企業にとっては凄く魅力的な人材だと捉えるハズです。
大抵、就職した先にPCに詳しい人は結構居たりします。しかしプログラミングが出来るという人は案外少ないものです。そこでちょっとした日常のルーチンワークを支援するツールを作れるという人が活躍出来る場が結構あります。バリバリのプログラマーで無くてもちょっとした便利ツールを作れる位のスキルで充分なのです。 実は結構こういうのは盲点だったりします。
昨今、Web系のアプリケーションが便利でもてはやされています。その理由の一つはマルチプラットフォームというところでしょう。言い換えるとWebブラウザがあればOSの違いを気にせずに使用することができます。もちろんそれは作り方次第ですが、突飛な作り方をせず一般的な作り方をすれば殆ど気にする必要は無いでしょう。
しかしながら、Webアプリケーションには少し厄介な課題があると私は経験上思っています。まずはHTMLという知識が最低限必要です。見た目を整える為にCSSの知識も欲しいですね。そしてプログラミング言語として、PHPやPython、Perl等のいずれかを使うことも必要になるでしょう。Webアプリケーションの場合は、JavaScriptも使いたくなりますね。場合によってはHTML+JavaScriptだけで解決する事もありますが。
こうなるとかなり覚えることが多くなります。もちろん広範囲に学習出来る人ならじっくり取り組んでスキルとして身につければ良いと思います。しかし職場での不便を支援する「ちょっと便利ツール」を作る程度の事でこれらの多くの事を学習するのはかなり厳しいと思います。特に就職してからの学習は結果が急がれるので難しいでしょう。
また、仮にちょっと便利ツールを作って業務効率化を図るとしても、作るのにそんなに時間をかける事は出来ないでしょう。なぜなら本来の担当業務があるからです。ちょっと時間の空いた時にちょちょちょと作る。そんなスタンスでしか作れないのが、実際に働き始めてからの実情です。
という訳で、習得の容易さ、生産性の高さ(早さ)が必須要件となってきます。そう考えた時にWebアプリを作るよりは、Windowsアプリを作ってしまった方がかなり楽ではないかと私は思っています。私はWeb系の仕事が多く、プログラマーではありませんが、HTML+CSSはもちろん、PHPやPerlやJavaScriptなどもかじってきました。
その後にVisual StudioでWindowsアプリを作ってみて、案外容易に作れてしまう事に驚いてしまいました。結構時間がかかるユーザーインターフェースを作るのがVisual Studioは簡単なのです。テキストBOXやチェックボックス、ボタン等の配置とデザインがWindowsアプリならではの手軽さで作れます。後は実際に処理する機能を実装(記述)するだけです。
現実的には、Visual Studioでアプリを作ったとしても、使うオブジェクト(ボタン、テキストBOX、プルダウンBOXなど)の選択は経験を要するものです。しかしながら多くの場合、ちょっと便利ツールを作る程度では特殊なオブジェクトを使う場面はあまり有りません。そういう手法がある事を、是非とも早い内に知っておくことを勧めたいのです。
学生じゃないし無理だなって思うのは早いです。Microsoftは一般向けにも無償版の開発ツールを提供してくれています。ちょっと紛らわしいですが、30日の試用と、ユーザー登録で無償のライセンスキーを発行して貰えます。有償版に比べ機能は削られていますが必要最低限なものは問題なく揃っているので問題無いでしょう。個人的にはC#がオススメですが、Visual Basic、C++の選択肢もあります。是非一冊入門本を手に入れて手順をトレースしてみて頂きたいものです。


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