先日 Vine Linux 4.0 のβテストを行ったのだが、カーネル2.6を採用した効果か、FONTの実装を変更した為か、一目で違いに気づき、また非常に使いやすくイメージが一新されていて、なんだか別のディストリビューションの様に感じてしまった。その一つの要素が日本語入力の快適さだ。scim-anthyが採用されておりインストール直後から日本語入力が快適に行えた。おそらくVine Linux 4.0は、今後も日本人にとって最も気軽に使えるLinux ディストリビューションで有り続けると言っても過言では無いだろう。
Vine Linux 4.0がAnthyを採用している事で、でふとPC-BSDを思い出した。私は先日PC-BSDにuim-anthyで日本語入力環境を設定した。しかしVine Linux 4.0β2で使ってみたscim-anthyもなかなか使い勝手が良いのだ。この先どちらが普及し完成度を高めていくのかは分からないが、PC-BSDでもscim-anthy を使える様に準備しておかなければと思った次第である。 実際に行ったのは非常に簡単な事で済んだ。scim-anthyというPortsをインストールするコマンドを入力し依存関係のあるパッケージを自動的にインストールさせてしまう。
scim-anthyのインストール
$ su –
# cd /usr/ports
# portinstall japanese/scim-anthy/
かなり時間がかかると思うが、依存関係にあるパッケージが沢山インストールされる。 (ユーザー辞書管理ツール「kasumi」も自動的にインストールされると思う。)
xprofileへのscim-anthy起動記述
次に行ったのは、~/.xprofileファイルに下記を記述するだけだ。
# exit
$ cd
$ vi .xprofile
# Environment variable for kdm
export LANG=ja_JP.eucJP
# for SCIM exec scim -d &
export XMODIFIERS="@im=SCIM"
export GTK_IM_MODULE=scim
# end of file
これで一度ログオフしてから、再度ログインしなおすと.xprofileが読み込まれる。コンピュータを再起動する必要はない。
動作確認
ログインし終わるとKDEのタスクバー右下に新しいアイコン(キーボード)が増えていると思う。scim-anthyをON/OFFするデフォルトキーバインドは、CTRL+SPACEとなっている。日本語キーボードなら半角/全角キーでも良い。タスクバーのアイコンが分からないという人はこのキー組合せを押してみるとscimのフロートツールバーが表示されると思う。
scim-anthyの設定
フロートツールバーの左端にある、SCIMロゴを右クリックするとメニューが表示される。そこから細かい設定が行える。好みに応じてキーバインドを変更するのも良いだろう。私は長年使い慣れたATOK風にアレンジしてみた。


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