今年の夏も暑い。日中は蝉の鳴き声が爆音の様に五月蠅い。地球温暖化による危険性を耳にするようになって何年経っただろうか。年々暑さは酷くなってきている気がする。もはやエアコンナシでは、日本の夏を乗り切ることは不可能と思える(特に都心では)。
ふと地球温暖化による、日本列島の熱帯化(仮説)を思い出した。エルニーニョ現象等の異常気象が何年も続いている。このまま温暖化が進めば近い将来日本列島は熱帯地域になってしまうと言う話だ。確かにまんざらな話とは思えない。本当に日本列島は熱帯化してしまうのだろうか?仮に熱帯化したらどうなるのか考えてみた。一般に言われているのは、北極の氷が溶けて海面が上昇し、水没する地域が被害を受けるという話だが、私は「生態系」の変化が恐ろしいと思った。高温多湿に適応出来ない生物は絶滅するかも知れない。
都市の気温上昇は、今後も更に拍車をかけるだろう。本当にエアコンナシでは生きていけないかも知れない。エアコンが地球温暖化の直接的な原因だとは思わないが、温暖化をさらに悪化させる要因であることは間違いないだろう。もしくは人間(日本人)が高温多湿に順応出来る身体になるのだろうか?無理だと思う。しかし人間は適応できなくても環境を変える力と知識を既に持っている。非常に危険だ。
熱帯化による生態系の変化は、人間にとっても驚異だと思う。今まで存在しなかった生物が繁殖する可能性がある。病原菌となりうる細菌の発生とそれを媒介する生物も怖い存在だ。そうだ、「蚊」が恐ろしい。都市とは言えども蚊はしっかりと生存している。一体どこで繁殖し続けているのか疑問に思うが、ボウフラから蚊に成長するまでに必要な水分と養分(微生物)の環境さえあれば、蚊はふてぶてしい程に繁殖する。夏の夕暮れに半ズボンで歩くと足が蚊に刺されて痒くてたまらなくなるため、不用意に半ズボンで外出することもままならない。
昔は自然が多かったが、こんなにも蚊は居ただろうか?記憶を掘り起こしてみると確かに居たかも知れない。幼少期に足を蚊に刺されたところを掻きながら生活していたのをすっかり忘れるところだった。蚊は日本の四季という気象条件でもしっかり生存出来、また熱帯雨林地域でも当然の様に生存出来ると聞く。都市化という自然が失われて行っても一行に変わらない事実だ。もし日本の生態系が変化し、熱帯地域にしか生存しない動植物が繁殖する様になったら、一体どうなることだろうか。ただでさえ高温多湿の夏という季節を持つ日本列島だ。細菌や微生物、動植物にとっては格好の場となるのではないだろうか。
そうなると病原菌や、それを媒介する生物(蚊だけではないかも知れない)は増殖する一方だ。蚊に刺されたら原因不明の病気を発病するなどという事になる可能性も否定できない。今まで無かった病気が蔓延するかも知れない。恐ろしいことだ。医療の発達は確かに凄いと思うが、新たな病原菌の発生に追従することが出来るのだろうか?歴史的にも多くの犠牲者が出た様に、現代でも同様に多くの犠牲者が出ることは容易に想像出来てしまう。
こんな事を熟睡出来なかった一晩考えながら過ごしてしまった。なぜか夢を見たのだが夢の中で環境が熱帯化するのを見た。暑苦しく寝心地の悪い一夜だった。夢を見たということは一応寝ていたのだろうが、何度も目が覚めて寝た気がしない。自律神経失調症のせいか、ここのところ睡眠障害の日が続いている...


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