インコってかわいいよ

我が家でオカメインコを飼い始めたのが2003年4月。もう二年経ったのか。楽しい想い出いっぱい、悲しい想い出もあったり。今はオカメインコだけではなく、コザクラインコ、ボタンインコも飼っている。
今悲しい思いをしている知人がいます。私達が2003年06月に経験した事と同じ。だから気持ちが良くわかる。頑張って欲しい。同じ悲しみをしている人、私達とは違う「保護した」という感激を味わって欲しいと願う。


初めてのオカメインコと言うか、初めてのペットがオカメインコだった。ピースケと名付けた。ヒナを譲ってもらって、毎日フォーミュラをスプーンで食べさせて育てたのだ。始めて与える時にどきどきしながら慣れない手つきで挿し餌した。初めて自力でシードの殻を剥いて食べた時、初飛行した時、なにもかもが新鮮で、ひたすら写真を撮ったりメモを記録したりした。反抗期もあった。だけど本当に楽しかった。
ピースケはいつの間にか家族の一員になっていた。私には子供が居ないけれど少しだけ親心を教えてもらったような気がする。そしてうっかりミスによる放鳥事故迷子。(詳しくはここでは書きません)
迷子。なんて寂しい言葉。絶対に見つけてやるぞと意気込んで走り回った。毎晩仕事から帰ってきては、チラシを作って軽く飯を食ってからチラシを近所の家のポストに入れて歩き回る日々。気力が尽きた時、私は2日間丸々寝込んだ。2日無駄にした。チラシを印刷屋さんに頼んで印刷してもらった。枚数は5500枚、とても配りきれない数のチラシが手に入った。とにかく配るだけだとチラシを持って走り回った。夏も近く暑い日々だった。汗だくになって歩き続けた。疲れ果てた体を横たえた時、ピースケの事を何度か夢にもみたが今は覚えていない。
いつの間にか気力を保てなくなり毎晩は続けられなくなった。仕事もあるし見つからないかも知れない。葛藤も生まれた。ペットロスト症候群。この状態を切り抜けるにはどうすればよいか。迷った末、捜索を続ける為にオカメインコを2羽迎えた。ピースケを見つける為にどうしても必用だった。お陰でまた活動する気力を得た。とにかく動き回った。
しかしついに三ヶ月目に捜索を打ち切る事にした。「自分が納得できるまで行動した」からだ。今回は運悪く見つけることが出来なかった。でも貴重な体験をしたと思っている。なくした物を必ず取り戻すことが出来るとは限らないと言うことも学んだ。
インコを自宅で飼っている時は、鳥の翼の凄さを本当の意味では理解できていない。鳥は大空に羽ばたいてこそ、その翼の威力を人間に知らしめるのだ。一度大空に飛び立った鳥は、あっという間に遠くにとんで行く力を持っている。人間には自転車、車、飛行機などの道具があるが、鳥の翼の前では無力だ。人間は自力で空を飛ぶことが出来ないという事実を突きつけられる。
その後、2羽のオカメインコとの生活に移行した。そして少し違う観点から見ることが出来るようになった。
コザクラインコ。小さいけれど力強さを秘めた愛らしい鳥。薄い黄緑のヒナを迎えた。挿し餌を一生懸命食べる。とにかくかわいかった。寝る時はあざらしの子供の様に伏せて寝ているのをみて何とも言えなかった。
悲しい思いをまたした。オカメインコのピピが死んだ。原因不明の突然死。私は初めて声を上げて泣いた。私にこんなウィークポイントがあるとは知らなかった。自分たちで供養して埋葬した。もう悲しい思いはしたくない。毎日そう思いながら生活している。
コザクラインコはペアになり、昨年の冬に「巣引き」をした。残念ながら全ての卵は孵化しなかったが、それでも2羽のコザクラが生まれた。一羽は(ノーマル)「腱はずれ」の障害を持って生まれたが元気に今も暮らしている。もう一羽は知人に譲った(ダッチブルー)。先日事故で危ういことになったが難を逃れた。
インコの話をすると色々な事があってとても書ききれない。とにかくペットはかわいいのだ。

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