コザクラインコの危機-その2

朝からピーちゃん@コザクラインコを、動物病院に連れて行く。私たちが絶大なる信頼を置いている獣医さんが居る病院に連れて行くのだ。台風が近づいているので天候が安定しない。雨が降ったりやんだり。


動物病院は、いつもにまして超満員の待ち人だらけ。台風のせいなのか分からないがとにかく混んでいた。2時間位待ってようやく呼ばれて診察室に入った。状況を説明したところ、なんとかなるかも知れないとのこと。要するに針金が刺さって抜けない=内部で曲がっている為抜けないと考えるのが普通だ。
処置は、レントゲンを撮影して、針金の曲がり具合を把握してから、無理のかからないように引き抜くという事らしい。幸いこの病院には小さな部位を処置する為の拡大鏡を備えた設備があるとのこと。なんとかなるでしょうと言われて少しホッとしたが、最悪は摘出不可能としてそのまま生きることになる。インコの様な小さな体で、しかも顔となると切開手術は無理だというのが理由だ。
処置自体は数分で終わるそうだが、全身麻酔(ガスを吸わせる)、摘出処置(手術ではない)、その後の様態観察を合わせると、4時間位と言われ夕方までショッピングセンターで時間を潰した。待っている間は、心配でたまらなかった。
約束の4時間後に携帯電話が鳴った。動物病院のスタッフから「無事に処置が終わりましたので迎えに来て下さい」と言われた。「無事に..」という言葉で安堵した。
迎えに行ったところ、もう元気に動き回っている。撮影されたレントゲン画像をみて驚愕した。なんとUの字状に180度曲がっていたのだ。Jの字状では無くUの字状なのだ!摘出された針金も見せてもらったが、本当にレントゲン撮影画像の通りUの字そのものだった。引き抜こうと一瞬考えていたことを思い返しゾッとした。
なお、全身麻酔はガスを少しだけ吸わせて、気絶する時間は数分だけだとか。麻酔は時間が少ない方が安全なので、ほんの数分で処置を終わらせるのだそうだ。今回のケースは、飼い主が針金を切断する時に少しだけ残していたので処置が出来たのだ。もしもギリギリまで短く切断していたら、処置は不可能だったらしい。
今回は紙一重で命を救うことが出来た体験。ピーちゃん本人(本鳥)は、ケロッとしていて、何が起こったか分かっていない様子。相変わらず活発で元気いっぱいなので良かった。飼い主の家に夜届けに行って、待望の再開をさせたら、ピーちゃんは嬉しそうにしている。もはや家の鳥ではなくなったと改めて実感。貰われていった鳥は、そこで新しい飼い主と楽しく過ごすのが幸せなのだと痛感した。
尚、費用は初診料込みで8千円位。お釣りは良いからと一万円もらってしまった。更に握り寿司をごちそうになって帰ってきました。帰りは少し寂しかったけれど、我が家にもインコが待っていて戻ったら大騒ぎで大変でした。一日中ほとんど留守にしてたからな。

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