ずっと愛用して来たThinkPad X31がついに起動しなくなってしまった。電源ボタンを押すとLEDが点灯して、CPUファンが回転を始め、数段階に回転数を上げる音が切り替わるのだが液晶画面には何も表示されない。ハードディスクにもアクセスしていない模様。BIOSにアクセスしてないっぽいのだ。
IBM製品は保守マニュアルをPDFで公開してくれているので、早速DLして調べてみた。結果的には電源が入って無音の不具合はタチが悪い障害の様だ。最悪はシステムボード交換だとか。ネットでも調べてみたが同じ症例は結構存在しシステムボード不良となっている。しかしそれは勘弁して欲しい。もうこの機種(Pentium-M 1.3GHz)は中古相場でも3~4万円で取引されており、ヤフオクでシステムボードの相場も確認したが2万円弱かかる。そうなったら液晶不良とかパームレスト破損とか言う難アリ機を買った方が確実だし安いと思えてきた。
一応、DIMMの交換、バックアップ電池の抜き差し等を行ってみたが回復の兆しナシ。いよいよダメかも知れない。やっぱり分解して自分の目で確認して行くしかないかな。
ぶっちゃけ、私はハードウェアいじる仕事が長かったので、IBMが出しているレベルの保守マニュアルがあれば、大抵のものは分解出来る(非常に質の高い保守マニュアルだ)。今回もPDFファイルで落としてきて、一通り目を通して手順を覚えてから、1時間ちょっとでシステムボード単体まで分解出来た。組み立ては30分程度で行えた。
今回の症状とは関係無いと思うが、組み立て中にちょっとした不具合を見つけた。 ハードディスク格納スロットのガイドをするプラスチックケースが、歪んでいる事に気づいたのだ。どうやら工場での組み付け時に位置決めのポッチを潰してしまったまま組み付けたらしく、それがかみ合っていない状態なので歪んだ状態になった模様。仕方ないので潰れた部分をヤスリで削り取ってかみ合うように修正してから組み付けた。ピッタリと歪み無く取り付けられた部品は気持ちが良い。
組み立ては楽だったが、もちろん、一応長年CEとして、プロとして飯食ってきた経験からして、ネジが余ったりとか言うことは起こっていない(w こういうのは人によってノウハウがあると思うが、個人的には分解する時にネジと部品を分別しながら並べておくのがコツだったりする。(だからそれなりの作業スペースが必要)
さて、もしどこかの接触不良だったりしたら、ここまで分解して組み付け直したんだから直るかも!と期待しつつ電源を入れてみたが、やはり電源は入るがファンが回転するだけで何も起こらない。どうやら完全にシステムボードが逝ってしまった様だ。長年連れ添った愛機だがこの事実はもう受け入れるしか無い。
取り合えずIBM(Lenovo)のサポート修理サイトに行き、フォームメールから問い合わせを送った。何度もやり取りするのは時間の無駄なので自分が行った切り分け内容と結果をかいつまんで記述しておいた。返信が帰ってこないと何とも言えないが、恐らく5万円付近の概算見積もりが来ると思うので、もしそれだけの金額なら、ヤフオクでX32のシステムボードを調達してグレードアップして使うかも知れない。メーカー修理なら保証が多少付くとは思うが、それよりも安い値段でPemtim-M 1.8GHzクラスにアップグレード出来るならそっちの方が良いだろうというのが私の考えだ。システムボードの交換なら1時間かからないと思うので、確実に動作する部品をなるだけ安く調達して組み上げるだけだ。同等品が1万円以内で手に入れば良いんだけどなぁ。とりあえずLenovoからの返信が来ないと比較もできないから待ちだ。早く来ないかなぁ。


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