先週、日曜日から発熱と咳込みが始まり、月曜日に仕事を休んで内科医の診察を受けて来ました。季節的にも今シーズンはブームが来ているという話を聞いていたので、内科にて「インフルエンザ」の検査も受けた訳ですがインフル検査は陰性でした。
でも結果的には、多分「インフルエンザ」だったんじゃないかなと思います。
なにしろ数日間に渡り熱が下がらず体中あちこち痛いし、寒気はするし、咳き込みは止まらないしでどうしようもなくて、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日も会社を休みました。なんと一週間病欠ですよ。
こんな大病したのは何年ぶりだよ?って位の風邪で、普通に知ってる風邪とは根本的に違うと思うので、インフルエンザだったんだろうな多分って思っています。一週間後の土曜日の午後になってようやく熱が下がったので、今となってはインフルだったのかどうかはどうでも良い事なのですが、有給休暇を一気に5日も使う事になってしまったのが悔やまれます。
体温計は日頃から常備しておこう
今回の風邪(インフル?)に際して、体温計をどこかにやってしまって寝込んだ初日に使用できなかったのは痛かったです。内科の受診に出た月曜日にはまだ体力があったので、ドラッグストアで体温計を買ってきましたが、やっぱり常備してないとダメなものってありますね。いざという時のアイテムですから体温計は常備しておくべきです。
700円位でデジタルの体温計を購入出来ますが、安いものは予測機能が無いために実測となり計測時間がかかります。2,000円位払えば20秒位で検温出来る体温計も買えちゃいますので、個人的には短時間で計測出来る体温計をオススメします。せめて1分ですね。体調の悪い時には1分すらも異様に長く感じるものです。
年に一度位は平熱をチェックしておこう
体温は筋肉量と関係しているらしく、まだ若いウチは平気ですが、歳食って更に運動不足でメタボ気味とかになってくると、筋肉量が落ちて体温(平熱)が下がってるという事も起きるのが人体のメカニズムらしいです。
よって時々は、健康な状態で自分の平熱が何度あるのかを把握しておくことは重要だったりします。
私はてっきり自分の平熱は36.5度でずーっと固定だと思っていたので、今回37.5度の時に、「ああ、1℃の上昇か」と軽く見ていたのです。
今回の騒動が治まって発熱が治まってから検温してみたところ、実状は平熱が35.8℃が平熱になっていました。それが37.5℃の発熱なら平熱から1.5℃以上の上昇だったというオチでした。平熱よりも1.5℃も上昇すりゃそりゃ辛いだろ!と今更わかっても後のまつりです。
いざという時に平熱を知らなくて体調を崩している時の温度しか調べられないのでは本当に話になりません。平熱のデータで0.5℃の認識の差があるのは結構大きいです。
お医者さんには多少ワガママ言っておいた方が良いかも
私の場合、内科医師の診察を受けて、インフルエンザの検査も受けて陰性だという結果が出たのですが、医師の説明によると「あくまでも今の状態での検査結果なので明日検査するとインフル陽性という可能性もある云々」という説明を聞きながら、
「念のためインフルの薬も処方して下さい」と言っておかなかった事を、寝倒した6日間に後悔した訳です。
常に平熱36.0℃の私が常に37.4℃以上の熱にうなされて寝倒している中で、会社からの有力情報として「今流行っているのはインフルでもあんまり熱が上がらないらしい」という事をキャッチしていたのです。だから「インフルかも知れないな・・」と思いながらしんどいしんどいと我慢して汗をかきながら寝てひたすら耐えたのです。
もし、インフルエンザの薬も処方して貰っていればもっと楽だったかも知れないし、1日位は早く復帰出来たかも知れません。
復帰してから会社に行ったら、「自分の時はインフルの疑いもあるからとタミフルを処方してくれたよ」という人の体験も聞けました。担当した医者によって見立てや処置に差があるので、運も大きいと思いますが、今回はハズレひいたなと思います。咳止めと解熱剤だけで乗り越えるのは本当に辛かった・・
たまには風邪もひかないと忘れる
実は、大風邪をひいて寝込んだのは遠い記憶に掠れる位前の話なので、風邪で一週間も寝込むという事を忘れている自分がいた事に気づきました。熱が出るとアチコチが痛いし、咳が出れば頭痛もするし体中が痛いし拷問の様な時間だったと思います。
汗でベタベタになるし、濡れた状態で空気に触れると心底寒くて震えるし、こういう体験は滅多な事ではしたくないなと本気で思いました。あまりにも辛くてもう一度診察してもらった方が良いかなとも考えましたが、布団から出て起きて診察を受けに行く体力も気力もありませんでした。ひたすら横になって震えながら回復を待つしかなかったのです。
今回、健康の大切さを改めて認識した一週間であり、これは自律神経失調症や花粉症で不調に悩まされる身としてはわかっているつもりだったのですが、風邪(発熱)の辛さはまた格別なものがあるなと思った次第です。
食欲がなくなっている事も実感したし、味覚がおかしくなったり、味が濃くて吐きそうに感じたりと、やたらデリケートな身体になっている事も感じました。今もまだ嗅覚が戻ってませんし、喉はたんがきれませんし・・
日頃からアンテナをはって、組織に属しているならそういう場所に集まる情報もキャッチして早期対処で善処していく事が自分にとっても辛さを軽くするコツだなと、今更ながら学習した次第です。
まだ本調子じゃないですが、とりあえず生きててよかったなと思います。38℃オーバーの時は辛すぎて、本気で「このまま死ぬかも知れないな」と弱気になりましたから、やっぱり病気って心理面も健康じゃなくなるんだと思います。
もう10年位は、風邪とかインフルエンザとか結構です勘弁して下さいと言いたいです。冗談抜きでどんどん衰えていくので、インフルエンザにかかると死んでしまう可能性も無いとも言えません。加齢によってどんどんそういうリスクは増えていくに違いありません。