先日より知人から誤ってFORMATしてしまったHDDのリカバリーを頼まれている。家族の記念デジカメ写真が保存されていたのだとか。とは言っても私にはHDDのファイルシステムに関する構造などの知識は無いので、修復ツールを幾つか試して有効なツールを選定する程度。
いくつかの修復ツールをためしてみたが、解像度大きめのサイズが大きなJPEG画像ファイルは断片化によって復元率がかなり低くなっている。復元ツールによっては修復出来るもの出来ないものが違うので、いくつかのツールを使えば復元出来るファイルも多くなるかも知れないがなにかと手がかかるし100%の復元は不可能だ。
実際、ある復元ツールのバグに遭遇したのでツールを販売しているメーカーとバグ情報とサンプルデータの提供でメールとFTPでやりとりしたのだが、その際、修復ツールでリカバリー出来ないファイルは復元可能なのか?という問いに対して、HDDの状況次第だが可能だとしても手作業でデータをつなぎ合わせる作業が必要で、かなり手間がかかるので1つのファイルにつき数千円はみてもらう必要があると回答があった。
実際、どんだけ断片化したデータをつなぎ合わせる作業が面倒なのかは分からないが、ツールで修復出来ないファイルは、もう諦めるのが現実的だなって思えてきた。どうしても復元したければそれを手作業で復元してもらう報酬は当然支払うべきだろうし、その価値があるか無いかは所有者本人にしか分からない事だろう。
と言うことを経験してから、ちょっとおざなりになっていた携帯電話のデジカメデータや、メモファイルなどをSDカードにがっつり保存しているのを、万一これが逝ってしまったらシャレにならんなと、バックアップを取ることに決めた。昔つかっていた「みやばっく」を使うことにしよう。
- 「SDカード」->「マイドキュメント」
- 「マイドキュメント」->「ファイルサーバ」
このパターンに乗せればいいかなと。「マイドキュメント」-「My Dropbox」はバックアップの対象外にしておこう。「My Dropbox」は複数のPCで共有しているので既にバックアップが取れている状態に近いからこれは省略しても良いだろう。
とにかく携帯電話の場合は持ち運びがあるので落下や、水濡れによるメディア不良ってことに遭遇することも十分考えられる。実際、数ヶ月前にうちの母親から
携帯電話で使っているSDカードに保存できなくなったと送られてきたが、メディア破損で読み出し出来るファイルが限られていたし、画像が合成された様に
なってしまいまともに開けない状態に陥っていた。結局Transcendに送って永久保証で新品のメディアに無償交換してもらったが、データは当然保証の
対象外で、自分でリカバリー出来たファイルも限られ大半を失ってしまった。
「失ったモノは取り返せない」と考えておくべきだろう。
ということで、昔使っていた「みやばっく」をまた使うことにする事にした。
「SDカード」から「マイドキュメント」への保存を「みやばっく」のパターン定義しておけば、携帯電話から抜いたSDカードのバックアップは半自動化させ
られる。新しく撮影した画像ファイル等をどんどん蓄積させていく事にした。ファイル名はもちろんだがタイムスタンプを比較させて新しいファイル、更新され
たファイルがあったらそれをアーカイブに追加していく設定だ。携帯電話側で削除したファイルはマイドキュメントに保存していくアーカイブからは削除させな
い。もっぱら蓄積していくのみだ。当然ファイルサイズは増えていく一方だがこれでいい。
あとは「TimeBack」によって、「みやばっく」のパターン定義に従ってファイルサーバへバックアップを自動化しておけば二重のデータ保存が自動処理
で実現出来る。パソコンのハードディスクも何度か逝ったことがあるので体験的にもバックアップの必要性は痛感している。事が起きる前にバックアップがやっ
ぱり基本だな。
ここまで出来たので利用頻度の低い画像ファイルは携帯電話の画像ライブラリから削除した。携帯電話のデジカメのレスポンスが少し改善された様だ。Nokiaのスマートフォンはもっさりしているので不要なファイルを削除してやることが結構重要だと再認識した。
これで画像ファイルは携帯電話から削除してもパソコンにあるし、ファイルサーバにもあるので欲しい時はそこから取り出せば良い。
みやばっくは比較的柔軟なツールだと思うが、最近は色々なバックアップ・ソフトウェアがあるのでニーズに合うものを探してみるのが良いだろう。先行投資が
アクシデントの時の労力と費用を最小限に抑えてくれる。これはアクシデントに遭遇した者にしか分からないだろうな。(想像は出来るだろうがどうしても面倒
で行動に起こさないだろう)


コメント