2000年頃、自宅サーバーなるものを、旧いPC+Windows NTで運用してた。当時はまだHTMLすらろくに記述できなくて、だけどPerlで作られたCGIを使ったBBSなんていう便利なものもたくさんネット上にはあって、それらをDLさせてもらって利用させてもらってた。
徐々に、HTMLを覚えてAN-HTTPDでいわゆるホームページ+メンバー制BBSの運用を行い、気の合う仲間たち(実際には会ったことがない)と、毎晩色々な情報交換やディスカッションに花を咲かせたもので、毎晩寝る時間は午前様ってのは当たり前で、それでも仕事はきちんとしてたし、毎日帰宅して仲間たちと遊ぶのが楽しかった。
24時間常時稼動させていた事あり、Windows NTはほぼ月一ペースで何かしらのトラブルが起きるので、FreeBSDというPC-UNIXを使って安定稼働させるべくOSの変更+アプリの変更などを行った。この当たりから私はコミュニティの運営よりも技術的な方向にシフトする。結果ささやかなコミュニティは閉鎖した。
FreeBSDの安定性は特筆モノで、3,000円で買ってきたPentiumノートPCでは数年間動いたし、最後はHDDのクラッシュでカコーンカコーンという音がし初めて幕を閉じた。
その後、私は本当のサーバーマシンを手に入れる。当時まだSMP(デュアルCPU)が珍しかった頃だったが、Pentium-IIやPentium-IIIのSMP構成で動くマザーボードを入手したり、IBMのサーバーマシンを購入してSMP化する為にVRMを買い集めたりして本当のサーバーマシンで稼働させた。言うまでもなく常時稼動させると桁違いの電力を消費していたと思う。
あれから後、私はDELL Power Edge T105を手に入れた。AMD Opteron Quadcoreの今までとは比較にならない能力を持った、比較的安価なエッジサーバーであった。これがまた面白いことに当時トレンドであった、仮想化の波に乗り、私もVMWare ESXiを導入して仮想化状態で動かすことにした。
Linux/BSDはもちろん、Windows系も問題なく稼働する。Xen等に比べると最初からかなり洗練されていてなにの違和感も無く使うことが出来た。当時MicrosoftはHyper-Vなるものを出したが、Hyper-Vは設定をするにもWindows Vista以上のクライアントOSを必要としていた為却下した。ま、AMDのT105ではHype-Vはまともに使えなかったみたいだからVMWare ESXiをチョイスして正解だったとは思っている。
あれから何年か経過したが、未だにこのT105は活躍してくれている。ただし春と夏は気温の上昇によって、冷却ファンの音が凄まじいことになるのが実情だ。秋と冬はファンが微かに回転しているかな?という音が聞こえる位で、本当は止まってるんじゃないか?って心配するほどの省電力だ。夏はくっそウルサイ発熱源に急変してしまう黒い箱で困ったものだが。そこで数年前の夏の猛暑の時には発熱にエアコンが追いつかず、エアコンフル稼働でも室内は暑くてたまらなかったので本気で何か対策をすることにした。
懲りた私は、メインで使っていたCentOS環境をさくらVPSの512MBプランに追い出した。月額980円で電気代もコミコミってのは実に便利が良かった。年間で12,000円で済む訳だ。それ以上の利益を出せば実質無料で使えていることになる。それを実現するのが課題だと思って行動に移した。実際は全てをアフィリエイト収入でまかなうのは無理だと痛感したが・・
T105ではWebサーバーとSQLサーバーを使って各種CMSで色々なものを構築しては稼働させていたので、多少はサーバー代の足しになる程度のアフィリエイト収入も得られていた。年間で多分5~6千円程度のアフィリエイト収入は得られているので、半分位の出費でおさえられているかもしれない。
お陰でその後の夏はそれなりに過ごすことが出来ているし、電気代もあの熱い夏のバカ高い金額からは当然がくんと下がった。 これはこれで良い選択だったと思っている。問題はWindowsサーバーが必要だという実情だ。
我が家でWindowsサーバーが必要なのは、ActiveDirectoryの存在がまず第一にある。別にWorkgroupでも構わないのだが、MSの製品を扱える事を一つの売りにして個人事業をやっているので、Windowsサーバーの操作や維持管理を日頃から経験しておく必要がある。これが一番大きな理由である。
もう1つは、自宅の窓から玄関向けに取り付けている某家電メーカー製のネットワークカメラ映像を録画するサーバーが、Windowsアプリ(有償)でなくては稼働しない点である。つまりWindowsサーバーが我が家に設置してあるカメラの映像を絶えず記録してくれなくては困るのだ。色々事情があってね。超ハズレでクソな家を借りてしまったと思っている。隣人(大家)のあまりの鬼畜ぶりにもういい加減に引っ越したい。
ま、それはさておき、Windowsアプリが動くサーバーが必要なのである。サーバーと言ってもWindows XP移行、ハードウェアスペックはPentium-4の3GHz程度って事なので、今時のマルチコアなマシンなら問題なくこの要件はクリアできる。残念ながら我が家には程よい(省電力な)ハードウェアが無い。それをわざわざカメラ録画の為に購入するのもばからしいし費用もかかる。
そこで浮上したのはWindows OSが稼働するVPSである。VPSから我が家のネットワークカメラにアクセスさせて常時監視&録画を担当させたい。用途が動画記録の為ストレージは大きい方が好ましい。CPUはデュアルコア、メモリーは1GB程度で十分だろう。もちろん検証してみなくてはならないが。
この構想、いわゆる自宅ネットワークカメラを外部に公開する訳なので、 自宅のネットワーク(動的IPアドレス)をDDNSで解決しなくてはならない。幸い私はValue-Domainで取得したドメインを2つ所有しているので、DDNSはValue-DomainのDNSが使用出来る。ここの部分では全く余計な出費は発生しない。使っているネットワークカメラもValue-Domainの方式に対応しているからだ。つまりDDNS書き換えの為にいちいちPCを稼働させっぱなしにする必要もない。ネットワークさえ生きてれば録画し続けてくれる。
もはや気温の上昇でファンがぶんぶん鳴っていて電力消費量もかなり上がってきた。移行させるなら速い方が良い。早急に判断しなくてはならないと思っている今日このごろ。



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