密閉型コンポストで落ち葉・雑草を生ごみと合わせて分解するコツ

日記

密閉型コンポストを使って落ち葉を土に返したい

大量に落ちてくる柿の木の葉を堆肥にして土に返すため、密閉型コンポストを使って生ごみ(成分が豊富)で発酵させる方法を試行錯誤中です。色々リサーチしたのでそれについて記録しておきます。新たに得た知識(経験)は追記するなどして更新します。

密閉型コンポスト(ボカシコンポスト)は主に生ごみの嫌気性発酵に用いられますが、工夫次第で落ち葉や雑草の分解にも活用できます。特に「生ごみとサンドイッチする」方法は、落ち葉の水分調整能力を活用し、生ごみの分解を助ける効果も期待できます。

1. はじめに:密閉型コンポストの特性を理解する

密閉型コンポストは、空気を嫌う「嫌気性微生物」の働きで有機物を発酵させます。このため、投入する材料はできるだけ空気に触れないように密閉することが重要です。落ち葉や雑草は通常、空気を好む「好気性微生物」で分解されるため、密閉型で処理するにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。

2. 基本的な手順(サンドイッチ法)

落ち葉や雑草と生ごみを交互に重ねる「サンドイッチ法」が有効です。

2.1. 材料の下準備

  • 落ち葉・雑草:
    • できるだけ細かく刻む。ハサミやシュレッダーを使うと効果的です。細かくすることで微生物が作用する表面積が増え、分解が早まります。
    • 広葉樹の落ち葉が分解しやすいです。針葉樹は樹脂が多く、分解に時間がかかります。
    • 乾燥している場合は、軽く湿らせる。カサカサの状態では微生物が活動できません。手で握って軽く湿り気を感じる程度が良いでしょう。
  • 生ごみ:
    • 小さく切って水気をよく切る。水分が多いと腐敗の原因になります。

2.2. 投入の仕方(サンドイッチの層)

コンポスト容器の底から、以下の層になるように材料を重ねていきます。

  1. 生ごみ(少量): 底にまず少量。
  2. ボカシ肥: 生ごみの上にパラパラと。
  3. 落ち葉・雑草(薄く): 細かく刻んだ落ち葉・雑草を薄く広げます。この層が、生ごみから出る水分を吸収する役割も果たします。
  4. 生ごみ: 再び生ごみ。
  5. ボカシ肥: 生ごみの上に。
  6. 落ち葉・雑草: 再び落ち葉・雑草。

これを繰り返すことで、生ごみから出る水分を落ち葉が適度に吸収し、全体として良好な水分バランスが保たれやすくなります。

2.3. ボカシ肥の量

通常よりも落ち葉・雑草を多く投入する場合、微生物の働きを活性化させるために、ボカシ肥を気持ち多めに加えると良いでしょう。特に落ち葉は炭素源が多いため、分解に必要な窒素源(ボカシ肥にも含まれる)を補う意味でも有効です。

2.4. 密閉の徹底

投入後は、必ず上からギュッと押さえつけ、できるだけ空気を抜いてから蓋をしっかり密閉します。空気が残っていると嫌気性発酵がうまく進まず、腐敗やカビの原因になります。

3. 成功のためのコツ

3.1. 水分調整の徹底

  • 適度な水分量: 材料全体が「手で握って水がにじみ出るか出ないか」程度の湿り気を保つことが理想です。
  • 乾燥しすぎの場合: 水または米のとぎ汁などを少量加えます。
  • 湿りすぎの場合: 乾燥した落ち葉、米ぬか、もみ殻くん炭などを加えて調整します。

3.2. C/N比(炭素窒素比)のバランス

落ち葉は炭素(C)が多く、生ごみやボカシ肥は窒素(N)が豊富です。このバランスが良いと微生物が活発に活動します。サンドイッチ法で投入し、ボカシ肥を適切に使うことで自然とバランスが取れやすくなります。

3.3. 温度管理

  • 冬場: 気温が低いと微生物の活動が鈍り、分解が非常に遅くなります。屋外に置く場合、分解はほとんど期待できないかもしれません。完全に分解が進まなくても、春まで保管しておく場所と割り切るのも一つの手です。
  • 夏場: 高温になりすぎると、一部の微生物の活動が阻害されることがあります。直射日光を避け、風通しの良い日陰に置くことを検討してください。

3.4. 避けるべき材料

  • 分解しにくいもの: 大きな木の枝、竹、石、プラスチックなど。
  • 虫や悪臭の原因になるもの: 油分が多いもの、肉や魚の骨、貝殻、乳製品、病気にかかった植物など。
  • ミミズコンポストとは異なり、ボカシコンポストでは基本的に柑橘類の皮も問題ありませんが、大量に入れると酸度が傾く可能性があるので注意しましょう。

4. 失敗のサインと対処法

  • 悪臭がする(腐敗臭): 酸素過多、水分過多、または窒素過多(腐敗ガス)の可能性が高いです。
    • 対処法: 一度全体をかき混ぜて空気に触れさせ、水分が多い場合は米ぬかや乾燥した落ち葉を加えて調整します。ボカシ肥を追加するのも良いでしょう。
  • 白いカビ以外のカビが生える: 青カビや黒カビは腐敗を示唆します。
    • 対処法: 悪臭の場合と同様に対処し、密閉を徹底してください。
  • 分解が進まない: 温度が低い、水分が少ない、ボカシ肥が足りない、C/N比(炭素(C)と窒素(N)の割合)のバランスが悪いなどが考えられます。
    • 対処法: 温度を上げる(日なたに移すなど)、水を加える、ボカシ肥を追加する、生ごみとのバランスを見直すなどの対策を試みてください。

まとめ

密閉型コンポストで落ち葉や雑草を分解するには、生ごみと交互に重ねるサンドイッチ法と、水分、ボカシ肥の適切な管理が鍵となります。時間がかかる場合もありますが、根気強く続けることで、貴重な堆肥を作り出すことができるでしょう。

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