WebブラウザーとしてSleipnirを見直した~マウスジェスチャを使ってみたら多くの課題がクリア出来た

職場ではWebアプリケーションの利用が多いのだが、業務の内容でブラウザを使い分けているのが実情である。使うWebアプリケーションがIE(Trident)しかサポートしていなかったらIEもしくはSleipnirを使うという状態。なぜ多機能なSleipnirを使ってるかは知らない。なんかそういう流れでずっと来てるみたいだ。機能をガシガシ使っているという印象はうけられず、早くから実装していたタブブラウザが便利で使っているだけ?という気がしないでもない。

社内で使用しているWebアプリで文字コードの問題があり、S-JIS以外は文字化けしてしまう。ここにUTF-8で送られてきたメールを取り込むと漏れなく文字化け・・・謎のメールとなってしまう。何度かエンコードをUTF-8に切り替えて読んで貰う様に指導はしたが、なかなか全員には伝わらないものだ。それにメニューからエンコードを変更する操作がめんどくさい。私自身もそう思う。

そこで簡単にエンコードをUTF-8に切り替えたり戻したりする方法は無いものか?と調べてみたところ、Sleipnirのマウスジェスチャが実に柔軟性が高いことがすぐに理解出来た。私自身がマウスジェスチャを使っていないので知らなかっただけだったのだが、本当に簡単に設定出来る。

具体的な使い方は、マウスの右ボタンを押さえたまま、マウスを上下左右へドラッグすると、その方向の組み合わせでブラウザがマウスジェスチャだと認識して、定義してある挙動を起こしてくれる。SleipnirはピンポイントでエンコードをUTF-8にしたり、自動認識にしたりというジェスチャが定義出来た。

多分これはPCを使える人なら教えればすぐ出来る。

下図の設定例だと、マウスの右ボタンをクリックしたまま、マウスを→←→(右左右)と動かせばUTF-8に切り替わる。UTF-8で表示する必要が無くなったら、マウスの右ボタンをクリックしたまま←→←(左右左)と動かせば通常設定(自動選択)に戻る。

これくらいなら誰でも覚えられるし大した手間じゃない。
マウスジェスチャすげえじゃんと思った。

さて、私はOperaを最近使い始めたので、Operaのマウスジェスチャを試してみようと思った。が・・・・実に難解な設定であり、かつ柔軟性が無い。少なくともSleipnirと同じ時間ではエンコード切り替えによる文字化けをマウスジェスチャで解決することは出来なかった。いや、いまだにOperaはマウスジェスチャの定義方法(仕様)が理解出来ない。

という訳でSleipnirは非常に良くできているということを記したかった。IEを使っている人は同じTridentエンジンなのでSleipnirを是非使ってみて欲しい。私もちょっと使ってみる気になった。(キーボード操作は重視している反面マウスについてはちょっと冷ややかな目で見てたのを反省中・・)

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