思うところあって、未使用の「Adobe Premiere 6.0 LE」を2つ格安で見つけてゲットしてきた。まぁ格安とは言っても当時の販売価格が9,800円だから、んなもんかなという感じではあるが。
というのも先日知人から頼まれてVideo編集を行ったのは良いが、何時までもそういう作業が自分に回ってくるのは不本意だし、自分で一から十まで作業するってのももう勘弁して欲しいなと思ったからだ。というのは知人の知り合いでもっと若い子がパソコンを扱えるらしいのだが、お金が無いからPremiereを買えないという現実。そして使っているパソコンが古くて今時のPremiereはもちろん動かないという実情だからだ。要するに若手に押し付けてしまおうというのが狙い(w
そこで私が目をつけたのは、すっかり時代遅れになったPremiere 6.0 LEを時代遅れのPCで使おうじゃないかという一点だ。時代遅れになったと言っても発売当時はビデオ編集を個人でやろうなんて人種はマニア呼ばわりされていたし、Premiereで当時出来る事は既にプライベート用途の要件を軽くクリアしていたものだ。LE(リミテッドエディション)という機能限定でも充分だと私は判断した。
参考までに付け加えると、現在のAdobeが発売しているコンシューマ向けビデオ編集ソフトは、Premiere Elementsである。金額的には当時のLEと大して違いは無いがそれでも一万円は下らないだろうし問答無用でハードウェアスペックが要求される。こんなことを書くと笑われるかも知れないが、PCに必要以上にお金をかける人は現実にはそう多くは無い。私は健康で働きまくっていた頃はアホほどハイスペックなワークステーションや、サーバーマシン、ノートパソコンを買っては実験していた。それが楽しかったから当然だと思った。しかし自分を基準に考えてはいけないと思えるようになったのは、体調を崩して仕事が出来なくなり、ここ数年苦労しているせいなのだろう(苦笑
さて改めて調べてみたところ下記のスペックで動くらしい。やはり狙いどおりだ。 下記スペックのPCなら場合によってはジャンク扱いで売られている程度のものだ。
| Adobe Premiere LE 日本語版の主なスペック | |
| 製品名 | Adobe Premiere LE 日本語版 |
|---|---|
| 対応OS | Windows Me/2000/XP |
| CPU | PentiumII-300MHz以上(DV編集時にはPentiumIII-500MHz以上) |
| メモリ | 64MB以上(DV編集時には128MB以上必要、256MB以上を推奨) |
| HDD | 85MB以上(DVデータ保存用には7200rpm以上のHDD) |
Premiere 6.0はDV対応でIEEE1394ポートからキャプチャ出来る点で発売当時に私もDVカメラ購入直後に買い求めた。実際に使ってみたら手間はかかるが基本的な使い方はそれほど難しくなく、タイトルやテロップ、トランジション効果などを加えたビデオを作れる点で当時は画期的だった。但しDVカメラからのキャプチャだけはてこずった記憶がある(苦笑
一方のPremiere 6.0 LEは、FULL版の機能限定版だけにバッチキャプチャやら、トランジションやらの数が減らされていてFULL版を使ったことのある人にとっては使いづらいとか、使い物にならないとか言うコメントが当時言われていたが、基本的にエンジンは一緒だし、ユーザーインターフェースも一緒だから私は違和感が無いと今使ってみてそう思う。(もちろん省かれている機能は惜しいが最近はフリーウェアで不足分を十分に補える)
トランジションの使いすぎはハッキリ言って作っている人の自己満足で、観ている側からすると興ざめするから数が少なくても殆ど問題にならない。一つの作品で2種類が限度ではなかろうか。それよりも使い方によっては効果的で嫌味の無いモーションがしっかり実装されているし、もっとも重要なタイトルデザイナーも実装されているから、エンドロールなんかも作成できる。つまり5分そこいらのプロモーション的なビデオなら余裕で制作できるツールだと今でも思う。多少長くなったとしても結婚式のビデオを編集する位なら十分過ぎると思うのだ。それが型遅れのPCで使えるとなると見逃す手は無いと思うのだ。
ビデオ入出力フォーマットはAVIかMOV(QuickTime)なのでまぁ大丈夫というところだろうが、Windows2000以前のQuickTimeはバージョン6で止まっているので、WindowsXP等の上位バージョンで変換したMOVファイルを受け取る場合には表示できない可能性がある。この辺りは割り切りが必要だし理解もしておかないといけない。まぁ複数人数でデータのやり取りをすることを考えなければ大丈夫だろう。基本的にはRAWデータで受け渡しをすればトラブルは少ないと思う。
読み込めるオーディオがAIFかWAVというのが少々痛い。MP3が読み込めれば柔軟性が高いと思うのだが、ここは変換ツールなどで補う必要があるかも知れない。もっとも仲間内で楽しむ程度のちょっとしたプライベートビデオなら、お気に入りのCDからリッピングして使う事になるだろうから、CD2WAV辺りを押さえておけば大丈夫だろう。もちろん厳密にはグレーゾーンなのでお金の絡む事などにはこの手は使えない。
という訳で個人的にはいけると判断した。しばらくは6.0と6.0LEの違いを再検証し、基本的な制作手順をマニュアル化してしまおうと思っている。そうすれば次から私に声がかからなくなるだろうし、例え声がかかったとしてもアドバイザー程度で済まされるというものだ。そうやって後継者を育成していかないと何時まで経っても自分でやらなくてはならないから発展が無いとサラリーマン時代に学習したものだ。
まだ残してくれているPremiere6系の参考サイト(ありがたい)


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