退院後のリハビリ(通院)

退院してから10日経った。朝一番で電話してリハビリの担当PTのスケジュールを確認して、当日申し込みで見てもらってきた。今日は始めての試みをするのでちょっと緊張した。

それは、エルゴグリフクラッチでの本格的な外出と、それをスクーターに載せて走るということである。骨折して以来バイクはおろかスクーターに乗るのも初めてである。

問題はどうやって二本あるエルゴグリフクラッチを持っていくかである。テープか紐で束ねてステップに載せて持っていく?でも落ちそうになったら危険だな。足が健常ならまだしもほとんど体重掛けられないんだからさ。

そんな訳でちょっと工夫してみた。 

まず、エルゴグリフクラッチ二本を束ねる際、どの形にすればコンパクトになり、かつ安定するかを考えてみた。色々な角度であわせてみたところ、あるポジションにすれば安定することが分かった。
もちろん互い違いにすることが一番安定するということは真っ先に気づいたが、いまひとつスマートじゃないのでやめて、写真のようなポジションにしてみた。これなら安定しかつ運びやすいんじゃないか?頭の中でイメージしていけそうだと思った。

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まず3mの紐を用意して両端を結び輪にした。それを半分にして1.5mの紐として使うつもりだ。輪にしたのは一々結ぶのがややこしいからだ。私の身長は165cm程度なので1.5mの長さで足りると判断した。

まず、安定するポジションにして、杖の先を揃えて束ねる。良く利用する輪留めの方法で束ねれば結び目など無くても引っ張れば締まるので便利だと思う。

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これで引っ張れば締まるハズだ。

次に、紐の片方を杖のグリップの方に持って行き、一度だけ結び先端の輪をカフに引っ掛けておく。

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ストラップとして肩にかける部分を引っ張るとグッと締まって固定される。

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100点満点とはいえないが、これでたすきがけにして持ち運ぶことが出来る。スクーターでも行動できるって訳だ。長さが合わない場合は調整してみると良いだろう。いちいち行き先で結んだりする手間が嫌だからこういう方法にしてみたが、他にもアイディア次第で色々な持ち運び方法が考えられるだろう。

より安定させるなら、杖の先端と手元を互い違いにしてみると凄く安定する。ただ、重量バランスは良いが両側にカフが来るのでなんとなく嵩張る感じがする。先端はスマートな方がスクーターで移動する時に変な所に引っかかったりしなくて安全かなと私は思った。ちょっと頭でっかちでたすきがけすると不安定だけどね。

駐輪場にバイクを停める際、空きスペースが無かったらどうしよう?と心配していたけれど、なんとか一台分空いていたのですんなりと停めることが出来た。このスペースがあれば帰りは足でバックさせて出て行くことも可能だろう。

 


さて肝心のリハビリの時間である。エルゴグリフクラッチで病院に行くのは初めてだし、病院でもこれを使っている人は見かけたことがなかったので、皆がどういう反応をするかちょっと楽しみであった。とりわけ担当PTには携帯電話で写真を見せているので現物(見たこと無いらしい)を見てどういう風にコメントするか楽しみであった。地味なグレーだから皆気づかないかな?

 

担当PTからは案の定、凄く軽いという事と、コンパクトだということを言われた。当然それが狙いでわざわざ手に入れたんだから。 珍しい杖ですねーと言うコメントはやはり日本ではまだ認知されていないんだなというのを実感した次第である。

何時もどおりマッサージ兼触診で、足首の傾きがバレてしまった。足の内側で歩いている(つまり歩く時痛い方の足を外にして健常な足に多く体重がかかるようにしている)事を見抜かれたのだ。関節というか筋肉というか筋というか触っていたら固さでわかるんのだそうだ。もっと足の裏の外側にも体重を掛けるようにと注意された。だってそれやるとくるぶしの下が痛いんだもんなぁー

大小のゴムボール踏みで、以前に比べると小さなボールが柔らかく感じられるようになっていて、全然痛まなくなって来ているのは驚いた。大きなボール(固い)を踏みしめても結構大丈夫であった。但しやっぱり外側で踏むとくるぶしの下が圧迫されて痛いんだな。

セルバンドと呼ばれる10cm位の幅で50cm位の長さのゴムバンドを足に引っ掛けて、端を手で持って足首に負荷を掛けながら関節を動かす訓練。PTがいつもよりも厚手(黄色)のゴムバンドを持ってきた。透けてないじゃん(笑 こんなのできるか?と思いきや、意外と大丈夫だったので、筋力はかなり回復してきているということが分かった。但し、膝を伸ばしている状態での足首伸ばし(背伸びの動作)は、もう一つのふくらはぎの筋肉を使うらしく、そこがまだ弱いという指摘があり、なるだけ膝を伸ばした状態で足首のトレーニングををしなくてはならないと分かった(それが出来ないと歩けない)。

※セルバンド
医療用の伸縮性に富んだゴムバンドでリハビリによく使用される。色によって厚さがかえてある為、ゴムを引っ張る強さが違ってくる。最初は薄くて伸びやすいものを使うが、筋力アップに従い徐々に厚くて伸びにくいセルバンドにステップアップして使う。医療用品なので非常に高価だとか。類似品がスポーツショップでも手に入るらしい。 

一番嫌な荷重訓練をやってみようとのこと。手すりのあるところにヘルスメーターを二つ並べて左右の足で別々に乗るのだ。これで体重がどれだけ足にかかっているか分かるという単純な訓練。今日はすんなり45kg行き、痛みが出てくる点が最高50kgで過去最高であった。担当PTも「いい感じで回復してきている」と言ってくれてちょっとうれしかった。もう一息で体重を片足で支えられるようになる。


リハビリ室の待合で、同じ病室だった人と遭遇しその人は昨日外出許可を取って自宅に帰ってきたと言ってた。そして、まだギブスしているし体重の半分しかかけられないそうだが、来週辺りに退院しようと思っていると言っていた。そして私のエルゴグリフクラッチの話になった。貸してあげたら軽さに驚いていた。製品名を知りたがっていたので、退院する時に交換したメールアドレスに帰宅してから情報を送信してあげた。リハビリ段階で苦労するようなら、腕で体重を支えるのが難しいエルゴグリフクラッチは有効だと思う。あくまでも簡易型の歩行補助器具に過ぎないのだから、それがかえってリハビリになると思う。

幸い今日は曇り空で雨も降らず、リハビリに行くのもそれほどしんどくなかったので助かった。

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