今頃なんだが、Solaris 10がマイブームである。SolarisというOSを知ったのはかなり昔になるが、実際に自由に触れられる様になったのは数年前である。そんな出会いのあったSolarisについて書いてみたいと思う。
とかく商用UNIXとワークステーションは高価だった。5年以上落ちで高嶺の花と思っていたSparcStation5を中古でゲットして、Solaris2.6で勉強を開始した。その後、Ultra1とSolaris7を入手して少しずつ学習の効率を上げようとしていたのであるが、どうしても価格的な問題から後手に回ってしまい、情報とOSのバージョンが古くなり実用出来る状態では無くなり、いつの間にか遠のいてしまっていたのだ。
数年前、Solaris10がオープンソース化されたと聞いて、X86版を試してみたいと思ったのだが、その時にもまだ実験機材として自由に使えるパソコ
ンが無かった。しかしその問題もようやく解決し、今はSolaris10レベルであれば実用可能なマシンが手持ちで空いている。そこで遅ればせながら
Solaris10のX86版を試してみる事にした。
まずはインストールメディアの入手だが、ブロードバンド環境のお陰でISOファイルをダウンロードする方法が手っ取り早
い。SUNのサイトからアカウント登録し、Solaris10のDVD用ISOイメージファイルをダウンロードした。ダウンロード作業はWindows環
境で行ったのだが、Sun Download Manager
2.0というツールを使って、分割されたファイルをダウンロード&結合する処理を行った。しかしこれが想像していた以上に処理が重く、結局丸々一日以上か
かってしまった。
いずれにしても、無料でSolaris10のISOファイルをゲット出来たので、DVD-Rドライブでメディアに焼き付
けてインストールディスクとコンパニオンディスクを作った。Solaris8辺りから無料でダウンロード出来る様になったらしいが、ホントに有り難い時代
になったものだ。
さて、はやる気持ちを抑えつつ、PCのBIOS設定で起動順序のオプティカルディスクを一番最初にして、DVDブートし
てSolarisのインストーラーを起動する。昨今のLinuxディストリビューションや、PC-BSD等に比べると、若干癖があると感じるが、何度かや
り直しする覚悟で臨めば自力でインストールは出来ると思う。但しブートローダーはGRUBなので、Windows環境とのデュアルブート等を行う初心者の
場合は少々注意が必要かも知れない。
オフィス・ツールとして「StarSuite7」や、日本語環境として「ATOK」が入っているので、いきなりビジネス用途に使ってみるのも面白いかも知れない。
もちろん伝統の商用UNIXなので、サーバー用途にも安心して使用出来ると思う。少しずつ楽しみながら学習して、
Solarisをてなづけていきたいと思う。時期的にWindows
Vista発売までカウントダウンが始まっているが、Vistaで要求されるマシンスペックは相当高いし、対応ソフト&デバイスもまだ出そろっていないの
で、今こそSolaris10で遊ぶ絶好のチャンスでは無いかと思う。Solaris10は11/06版が出ているので、バグも取れてきていると思うの
だ。


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