Windows 10標準メーラーが使いにくい~仕方なくMicrosoft Office Outlookを使うことにした

自宅のノートPCはWindows 10にしているのですが、SSD化した際に容量が100GBしか無いものを使用したため(当時はまだSSDは高価だったし)、極力余計なアプリはインストールしない様にして使用しています。

Windows 10はOS自体は比較的軽くて評価すべき点も多くあるのですが、余計な機能を実装したり、使えない中途半端なアプリを標準としたり、相変わらずマイクロソフトのOS標準アプリは使えないだと思います。本当に使い物にならない

数ヶ月我慢しながら使ってきたのですが、今日はどうしようもなく我慢限界だったので、耐えかねてWindows10標準メーラーに見切りをつけてOutlookに変更してみました。OutlookはMicrosoft Officeに付属しているのでExcelやWordを使っている人は既にインストールされていると思います。

Outlookの良いところ

Outlookを使うメリットは、多くのセキュリティ対策ソフトが対応している点です。ベンダーにもよりますがOutlookに迷惑メール駆除ボタンが追加されたりと、UI的に統合されて使いやすくなるのは一番のメリットでしょう。一般的なユーザーはOutlookを使うのが最適解だと思います。解説本も販売されているので参考にすると良いでしょう。

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Windows Live Mailや、Windows MailからOutlookに切り替えるメリットのもう一つは、Outlookのデータファイルがドキュメントフォルダに一つのファイルとして.pst形式で保存されることもあります。データファイルが散在しないのでバックアップが用意に取れます。Windows Live Mailのデータ(データ構造が破損することもしばしば)バックアップは本当に手間でしたからOutlookに切り替えるメリットはあると思います。

また、.pstファイルにはパスワードロックをかけられるので定期的に別メディア(DVD-Rなど)にバックアップするのも手軽です。パソコンを買い換えた時の過去メール移行も簡単です。

個人/仕事で使用する場合でもカレンダー(スケジュール)機能が統合されているので、個人の予定を管理したり、過去の記録をさかのぼって調べることもできます。

カスタマイズの余地はあまり残されていませんが(設定変更しても思い通りにならない部分は妥協するしかありません)、慣れれば事足りることが多いのでOutlookの仕様を把握できれば一通りの機能が組み込まれていることを理解できると思います。

でもThunderbirdが最強と思う

個人的にはメーラーはMozilla Thunderbird最強だと思っています。柔軟性のあるBecky!も魅力がありますが、Thunderbirdは機能的に洗練されていますし、MozillaのUIはよく考えられているのでシンプルで使いやすいからです。両者はUI変更をしっかり考えて作っているので、Outlookの様な大幅なUI変更はめったに起こりません。

また最大の魅力はアドインを追加して機能的に足りない部分を補うことができる点です。アドインは世界中で開発されてMozillaのサイトからダウンロードできるので、自分にフィットするカスタマイズが実現できます。

一例を上げると、アドイン(Lightning)を追加してカレンダー機能を実装。そしてGoogleカレンダーとの連携ができるのでカレンダー(スケジュール)がクラウドで共有できます。複数のPC、スマートフォンとカレンダーが連携ができるので個人的には何年も前から使い続けているGoogleカレンダー連携機能は手放せなくなっています。

妙なトラブルに遭遇したことも無いですし。セキュリティ面でもMozillaは重要視しているので安心出来ます。(信用するかは人それぞれでしょうが)

メールバックアップは、Mozilla Thunderbirdの場合は、MozBackupを使用すると丸ごとアーカイブしてくれるので、別メディア(外付けHDDなど)に定期的にバックアップすると良いでしょう。Mozilla Firefoxを使っているなら尚更MozBackupを使わない手はありません。

持ち運び用のノートPCにはなるだけ余計なアプリはインストールしたくないので、Thunderbirdをインストールする事も自粛し、Officeに付属のOutlookを使用します。Officeは意図的に2010(もちろん32bit版)を使用しているのですが残念ながらOutlook 2010は現行のHotmailには対応していません。

Outlookは機能てんこ盛りでに仕上げられているのでThunderbirdに比べると見通しが悪く慣れるまでに時間がかかります。そしてMicrosoftの方針変更でOfficeのバージョンアップにより大幅なUI変更がなされるので、イラっとさせられることが数年置きに起こります。

一般ユーザーにとっては、シンプルなメーラーで十分だとも思うのですが、マイクロソフトはゴテゴテしたWindows Live Mailという糞ったれなメーラーを出してサポートも放り出した前科があります

しかし選択肢が無いというのも辛いです。全く要らない機能がてんこ盛り(ごった煮)な状態に我慢しながらOutlookと付き合っています。個人的には、Outlookは基本的な機能しか使わない様にしています。メーラーとしてトラブル無く動いてくれればそれでいいと割り切っています。要らん機能は実装すんな!と言いたい。

やはりメインで使うメーラーはシンプルな構成から使い始められるThunderbirdです

Windows 10標準メーラーのダメなところ

本当に使いづらいWindows 10の標準メーラーは最低レベルだと思います。

メールの削除がしづらい

ポインターを上に置いておいても、クリック後にいちいち削除アイコンが消えるので、またいちいち少しポインターを動かして戻してやらないと削除アイコンが表示されずマウス操作が苦痛です。キーボードのDeleteボタンを押しても反応悪いし・・(レスポンスが遅くて誤って次のメールを削除してしまうことも・・)

添付ファイルを開く時に余計なことをする

Edgeがマルチメディアサポートして連携しているらしく、添付画像やPDFファイルをEdgeで開こうとします。そのくせ機能も不足しているし操作性も悪いEdgeで開かれても迷惑極まりないです。このイライラを回避するには添付ファイルは一度保存しなくてはなりません。

Windows 10メーラーはemlファイルとして保存出来ない

本当にメーラーとしての自覚が無いというか、独自路線を走ろうとする身勝手さ、設計者の仕様の捉え方にセンスがなさすぎるとしか思えません。
実例を上げると添付ファイルとして転送されてきた.emlファイルを開くことが出来ません。面倒と思いつつ一度ローカルに保存しようとしてもemlファイルとして保存出来ないのです。昔からこういう問題は一向に改善されていない(むしろ悪化している)と言わざるを得ません。

eml形式をサポートしていないことが決定的な理由となって、Windows 10標準メーラーは、Hotmail専用と割り切ることにしました。やっぱりマイクロソフトのOS付属品はダメです。同じメーカーが作っているハズなのにOSとの連携はダメだし、アプリ間の連携もダメ。とどめに国際的な標準規格(常識)も無視するというところで、なるだけ使わないことが精神衛生上好ましいと判断しました。

Googleのメール(Gmail)について

その点、Googleの作るサービスはユーザー視点に立って考えられていて使い勝手が良いですね。例えばOutlookから送られた添付されたファイルを開けない事(Winmail.dat問題)がありますが、Gmail経由だとこういう問題も怒らずキチンとに変換してくれます。Outlook同士でも起こる不具合が何年も改善されていないのです。MSが対応できない(しない)のにGoogleはその不具合を何気なく改善してくれているのです。

スマートフォン(Android)も熟成されて来たので、当たり前の様にメールに添付されて来たemlファイルも開けます。標準規格なのだから互換性ありで当然なのですが、その当然がマイクロソフトには理解出来ていないと思うのです。なぜ足並みをそろえることができないのでしょう?

ユーザーは当然を求めているのにマイクロソフトは分かっておらず目立つ機能やビジュアル的なものを盛り込む事が好きなんだとしか思えません。地味な部分をまずきちんと実装する重要性をGoogleは良く理解していると思います。

Googleは標準規格に準拠し、いち早くセキュリティ強化をサポートしたりと、互換性を維持しつつ規格を牽引していく牽引力センスがあります。Googleの製品(サービス)の多くはセンス良く仕上げられているのでシンプルで使いやすいと思うのです。視覚的なギミックや不要な機能は実装せず基本機能をきちんとしてほしいものです。

最後に

かなり愚痴っぽい記事になってしまいましたが、現行OSに標準添付するアプリなら完成度をしっかり保ったものを添付して欲しいと思うのは当たり前のことではないでしょうか?実際、ネットで検索すると多くのユーザーが困っていることが見て取れます。

もしくは、こんなメーラーは要らないと思うユーザーが自分の意思ですっぱりとアンインストール(削除)出来るようにすべきだと思います。ユーザーに選択肢を与える配慮はシェアを握っているOSメーカーとして当然の事だと思うのですが、押し付けOSを作る方針に変わってしまったMicrosoftは駄目なメーカーに成り下がってしまったと思います。昔のMicrosoftはきちんとしてたのに・・

また一つゴミ記事を書いてしまいましたが、現実的にこういうモノだと我慢しながら不自由に使っている人は多いと思います。HDDやSSDの容量的に余裕があるなら、早期にThunderbirdOutlookに乗り換えることをおすすめします。

先述のとおり、Thunderbirdならミニマムなメーラーからスタートし、足りない機能をアドオンで機能拡張出来ます。詳細は記しませんが、私の常用アドオンはこの程度です。Thunderbirdを使っていて不便に感じたことを改善してくれる小さな機能追加です。これだけで十分です。

但し、Thunderbirdでもアドオンの互換性問題があります。Thunderbirdのアップデートによってアドオンが動作しなくなる事があります。負担はアドオン作者にかかるので、Mozillaも改善すべき点はある訳です。

結局どのメーラーを選ぶかは、用途に応じて各自で考える必要がある訳ですが、昔から技術的にあまり進化していないE-Mailの世界は過去のしがらみから混沌としている状態が続いています。普通のユーザーはE-Mailの仕組みについて理解していないでしょうから尚更面倒な課題です。


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“Windows 10標準メーラーが使いにくい~仕方なくMicrosoft Office Outlookを使うことにした” への3件の返信

  1. >でもThunderbirdが最強と思う

    全く違います!!

    サンダーバードは、あくまでも、「単なる不出来な無料ソフト」に過ぎません。
    機能、性能も、無料ソフトの域を出ていません。

    不満だらけです。

    1.設定4か月後、なぜか勝手に私の設定がクリアーになって、未読メールが全く読めなくなった。
    2.poststateとかmsgfite等の空フォルダーが、無意味に勝手に生じる。
    突然、何の意味もないフォルダーがドンドン勝手に生まれる。
    それを防止出来ない。
    私は、ソフトの初期値が間違ってるのではないか?

    こんなクズ・ソフトより、有料のメーラーの方が、安心して使用出来ます。
    無料のサンダーバードは、欠陥だらけ。

    サンダーバードのサイトの中では、必ず「寄付」を求められる場面があるのだが、私は「性能を見極めるまで寄付をしない」と決めていたので、つくずく寄付しないで良かったと感じている。

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