自宅サーバでWebサーバを構築したら、ホームページやブログを書いて、やはりインターネットに公開したいと思うのが人情でしょう。私ももちろん同じ気持ちでした。でもちょっと待って下さい。インターネットに公開するには、少々危険が伴いますし、ネットワークの種類によっては公開出来ないかも知れません。
インターネットに公開する為には、IPアドレスがグローバルアドレスでなくてはなりません。一部のケーブルテレビ会社や、マンションタイプのネットワークでは、グローバルアドレスではなくプライベートアドレスを割り当てられるケースがあります。残念ながらプライベートアドレスが割り当てられている環境では、インターネットに公開することは出来ません。
次にインターネットに公開する際の危険性について少しだけ触れておきます。インターネットは世界中に繋がっている為、日本人に限らず、ネットワークを通じてサーバーにアクセスすることが出来ます。もしもネットワーク回線を直接サーバに繋いでしまうと、ハッカー(コンピュータのプロフェッショナル)やクラッカー(コンピュータに詳しい悪人)が、侵入してしまう危険性があります。「侵入されても重要なデータは無いよ」というのはちょっと違います。もしサーバを乗っ取られたら、貴方の自宅サーバを遠隔操作して、色々な所に悪さをするためにアクセスするかも知れません。これを「踏み台にされる」と言います。
ネットワーク犯罪は日々高度になって来ていますので、今後どんな悪さをされるか想像も付きません。もし乗っ取られてしまい悪事を働かれると、全て貴方の責任になってしまいます。なぜなら被害を受けた「企業」や「個人」などは、貴方の家のネットワークから攻撃を受けたという証拠を突きだしてくるからです。タチの悪い事に悪事を働く人は、自分の痕跡を残さないようにログを消去してしまい証拠隠滅を怠りません。故に貴方はサーバを乗っ取られたと言う証拠が無くて、全ての責任を負わなくてはならなくなります。非常に怖い事ですね。
などと脅しの様なことを書いてしまいましたが、安心して下さい。現在は手軽にこのようなことを防ぐ方法があります。それはブロードバンドルータというネットワーク機器をインターネット回線とパソコンの間に入れる事で可能となります。上記リンク先の図を良く見て下さい。
これで完璧とは言えませんが、かなりの確率で防御出来るようになるでしょう。なぜならハッカーやクラッカーは面倒な事が嫌いだから、ルーターで防御している環境だと知れば他の所に行ってしまいます。ルーターについては、もちろんそれなりに勉強が必用になりますが、現在の製品はWebブラウザでリモート設定出来るので、比較的簡単に理解出来ると思います。参考になるサイトも検索すればいっぱい見つかります。
ここまで書くとおわかり頂けると思いますが、私は強くブロードバンドルータの導入をお勧めします。今や1万円位で購入出来ますし、万一自分が被害者でありながら加害者になって訴えられた時の事を考えると、非常にお安い投資だと思います。お金で安全を買えるんですから買わない手は無いでしょう。ここの部分をケチってしまう人は、自宅サーバーを公開するのは止めた方が良いとキッパリと言わせて頂きます。(技術が有る人でFWを自作出来る人などはもちろん当てはまりません)
Webサーバをインターネットに公開するには
Web(HTTP)


コメント