食材の五性と五味~世の中は全てバランスでできている事を理解しておくと飲みの席でちょっと博識を装えるかも

グルメ

世の中の全てのことが「バランス」で成り立っているということ。結構真理だなと思ったことを習ったので整理しとく。「バランス」が崩れるとトラブルになり上手くことが運ばない。何にしても共通していると思う。

食材を組み合わせると言う事を意識的に行うとまた違った意味や結果が生まれるように思う。こういう観点からのレシピ分析も面白いかも知れないので、5つの性質バランスをレーダーチャートにして、食べログのレシピ(食材)とかと連携させるとおもしろいなとか。そういうの既にやってるの存在するかも知れないけれど。

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五性

  1. 熱性
    体を温める力が強く体の冷えや寒さを取る。「気」や「血」のめぐりを良くする。摂り過ぎると熱をもち潤いが失われる事があるので注意が必要。
    例:とうがらし
  2. 温性
    体を穏やかに温める。疲れを癒やす。冷えによる胃腸の働きの低下を改善する。摂り過ぎると体に熱がたまるので、夏は涼性や寒性の食材と組み合わせる。
    例:かぼちゃ
  3. 平性
    体を温めも冷やしもしない。毎日食べても体をアンバランスにしない。熱性、寒性の性質を緩和する働きもあり他の食材と組み合わせやすい。
    例:
  4. 涼性
    体を穏やかに冷やす。のぼせ、ほてりなどを改善する効果あり。暑い季節の体温調節に役立つ。摂り過ぎると体が冷えるので温性の食材と組み合わせると良い。
    例:きゅうり
  5. 寒性
    体の熱を取る働きが強い。発熱、のどの乾き、腸に熱がこもって便が固くなっているタイプの便秘を改善する等。摂り過ぎると体を冷やすので注意が必要。
    例:あさり

五味


  1. すっぱい味。引き締める、固める等の作用があり汗の出過ぎ、頻尿、軟便などを改善する。唾液の分泌を促して食欲を促進する効果がある。
    例:レモン

  2. にがい味。体の余分な熱や水分を便や尿と一緒に排泄する。興奮を鎮める効果がある。消化促進作用もある。
    例:緑茶

  3. あまい味。「気」「血」を補い疲労回復やスタミナアップに役立つ。心身の緊張を緩める効果がある。
    例:はちみつ

  4. からい味。発散作用があり汗を出して熱を下げる。ぞくぞくする寒気を追い出す働きも期待出来る。「気」「血」「津」のめぐりを良くする。
    例:しょうが

  5. 塩辛い味。かたいものを柔らかくする、散らす、下す等の作用があり、便秘や腫れもの等を改善する。
    例:こぶ

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