個人的に、ファンタジー系のストーリーは余り趣向に合わない方なのでベルセルクに触れたのは遅かったのですが、この作品の独特の世界観と、三浦健太郎氏の原作の画力に魅力を感じてからは結構ハマり気味です。
この作品のアニメは、海外にも熱烈なファンがいるそうで力を入れて作られる傾向が強いこともあり、続編を期待していました。ようやく待望のアニメ続編スタートです。
3D CGを活用して作られている
アニメもどんどん進化しています。この作品でも3D CGを活用しているそうです。初期のCGゴリ押しな頃のアニメとは違い、違和感が少なくなる様に上手く消化しているので、リアリティの有る違和感の少ないアニメ作品として見られると思います。遠近感のある動きや、重厚感も上手く表現できているので、結構引き込まれる感じで見られます。
このクオリティで作品を作りこんでくれるのですから、見応えアリだなと思っています。ベルセルクは見た方が良いレベルのおすすめ作品です。
ただし、暴力的な表現が多いのでそういうのが苦手な人や子供にはオススメは出来ません。大人向けのリアルさを飛び越してしまったアニメですね。バイオレンスファンタジーと割り切って視聴出来れば良い作品だと思います。
かみさんもハマった
うちのかみさんには、こういうダーク系のアニメは合わないと思っていたのですが、第二話、第三話が放送されたので、とりあえず録画しておいた一話を観せたところ、「面白いね!」という反応になり、第二話、第三話と立て続けに見てすっかり気に入ってしまった様です。
「早く続きが見たい」とかみさんの方がハマってしまっている感があります。ただの暴力的な作品ではなく、世界観がしっかりしているのが気に入った様です。確かにこの作品には女性ファンも多いと聞きます。
ベルセルク 1st &2nd Season Blu-ray BOX
音にもこだわって作られている
この作品で目立つのは、主人公(ガッツ)が持っている武器の音。巨大な鉄刀を振り回して戦う際に、「ゴキンッ」という重い金属音が響くのですが、テレビのショボいスピーカーではなかなかその重厚感が響きません。
しかし、外付けのアンプ+スピーカーでしっかり鳴らしてやると、迫力のある音で作品を楽しむことができます。こういう作品はしっかりした音響で楽しむとリルさが倍増です。
ちなみに、我が家では少し前に手に入れたスピーカー(JBL Control 1)と愛用しているアンプ(BOSE 1705)に任せる事にしています。この組み合わせは上手くスピーカーを駆動してくれるのでJBLの自然な音がAV用途でも活躍してくれます。個人的な好みではBOSEのスピーカーより自然なので映像と組み合わせるにはJBLだろうなと思っています。
余談ですが、もちろんBOSEのスピーカーは、また違った個性があるので音楽をゆったり聴きたい時には欠かせません。
いずれもウーファーによる重低音は出せないのでより強力な迫力が求められる場合は課題として残りますが、個性的なスピーカーを使い分けられる様にしたので我が家のテレビ視聴環境はいい具合です。(重厚な重低音を得るためにサブウーファーを組み合わせてみようと思っています。)
ベルセルクは結構重厚な音を使って迫力を出しているので、映像+音で楽しむのであれば、それなりの音響システムが欲しくなります。サラウンドシステムとまでは言わなくても、元気の良い音質と低音が出せるAV寄りのシステムが良いですね。興味を持っている人はAVレシーバ辺りから調べてみると良いでしょう。
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