近いゴールの課題を設定して取り組む必要性を感じた~達成感はちょっとしたご褒美だけど実に大切

健康

現在の仕事は専門外の仕事でして、過去に経験してきたスキルを活かす場面があまり有りません。初めてのことに取り組む為ににリサーチしたり、資料を漁ったり、試行錯誤したり、納期に追われたりと、精神的にキツイものがあったりします。

なんとか納期に間に合わせるという感じなのですが、立て続けに仕事が回って来て処理せざるを得なかったりで、常に動き回っている状態です。

最近は、夜寝ていても仕事をしていてハッと目が覚めたりします。

こういうのは実に良くないです。意識的に仕事とプライベートは切り分ける様に意識しているのですが、脳が常に仕事の事を考えているのはまずいです。

家電のメンテナンスで満足感を得た

先日ヤフオクで買った中古家電が届きました。休日に気分転換を兼ねてメンテナンスをする事にしました。と言っても分解して内部を清掃して再組立するだけのシンプルなお仕事(お遊び)です。

機械系は得意なので、ドライバーとちょっとした工具を使って、一時間ちょっとかけてメンテナンスをしました。問題のある箇所はちょっと頭を使って修正したりして、綺麗に仕上げることが出来ました。

最終的に元通りに組み上げてかみさんに見せると、凄くキレイなのを買ったねと言われたりして購入価格、その状態から喜ばれたので、俺の腕もまんざらでは無いなと妙な満足感を得たりします。

たったこれだけの事ですが、普段追い回されている仕事が終わったことよりも簡単に達成感を得られ気分が良かったのでふと気づきました。こういう感覚を久しく味わってなかったことに。

趣味が大切というのはこれだ

人それぞれに楽しいこと(趣味)は違います。体を動かして汗をかいてというスポーツが好きな人もいれば、読書をしたり、空想したりと、趣味は人それぞれ千差万別です。

好きな事に取り組んでゴールに到達した時には、イヤイヤやっている事を終わらせた時とは桁違いの満足感が得られるという事を実感してしまいました。

私にとって自律神経失調症は現在も課題の傷病ですが、上手く付き合っていく為にはこういう工夫が必要だと改めて認識しました。やはり満足感(達成感)を得て自分をリフレッシュする事は凄く大切だと思うのです。

そうする事で、他人にはなんてこと無いイベントでも、それが自分にとってこの上ないご褒美となる訳です。達成感から満足感、リラクゼーションにつながります。自律神経失調症で四六時中交感神経が優位な状態の私は、処方薬の力を借りて副交感神経の方向に寄らせていますが、なかなか切り替わらない状態です。

しかし、趣味(楽しい)を通じた満足感を得られると、本当の意味でやすらぎます。少なくともその趣味に楽しんでいる時は、仕事の事など完全に忘れています。

ただし、仕事=趣味が危険だということは以前記しました。

オンとオフが必要なのは、誰でも同じなのだと思います。自覚できていなくても走り続けていては壊れてしまう機械の様なものだと思うのです。人間の身体(脳)ってやつは本当に厄介な面を持っていると思うのです。

目に見えるゴールを設定できる課題を持つ

趣味は楽しいことですから心から愉しむことが出来ます。自律神経失調症の課題を持っている人は、時間や日数があまりかからない、比較的近くにゴールが見えている課題に取り組むのが傷病をごまかす上手い方法だと私は思っています。

例えばプラモデルを組み立てる課題を設定するとして、一日で仕上がる位ではあまり面白くないかもしれません。仮に一週間で仕上がるプラモデルの制作だったとしたら、一週間、空いた時間を使って取り組んで仕上げることが出来ますし、出来上がった時には申し分無い達成感が得られるはずです。

自転車で目的地を設定して走るのも良いでしょうしランニングでも同じです。ゴールを設定して到達することで満足感が得られます。

自律神経失調症や鬱病の人にとって良くないのは、ゴールが設定されていない、永遠に続く様な課題に取り組む事だと思います。そういうのは仕事だけで良いんじゃないかなと思うのです。もしくはそういう趣味の課題があるなら、もっと短期間で到達できる課題を別に持つべきだと思うのです。そうしないとご褒美が得られず疲れ果ててしまうからです。

目標は自分で設定するしかない

趣味を他人にとやかく言われるのはどうでしょう?指図されるのってどうでしょう?私は嫌ですね。だから自分で目標(ゴール)を設定するしかありません。その目標にはどれくらいの期間で到達できるのがベストか、自分で考えるしか無いと思うのです。

ちいさなご褒美(達成感)を得られる近い目標を掲げるのも良い方法だと思いますし、合わせて少し時間がかかる目標も持っていると良いと思います。

非常に困難な目標は人生において当然あっても良いと思いますが、日々を生き抜く力を得る為には、比較的近い目標も必要だと思います。人の心は移ろいやすいものですから、今日元気でも明日は落ち込んでいるかもしれません。落ち込んでいる日が続くと人は弱ります。時々は元気になる必要があると思うのです。

ショッピングでも満足感は得られる

容易にお金でモノを購入してもあまり満足感は得られません。しかしコツコツと貯金してようやく買えたというのはかなり満足感が得られます。高価なものだと簡単には買えないので、ボーナスを使わずに貯金してから買ったりする訳です。

こういう行動は子供の頃、お小遣いを貯金して、欲しかったものを買うという体験を経て学習しているハズです。しかし社会人になってある程度お金に自由が効く様になると忘れてしまう感覚なのかも知れません。

けっして効果なものでは無くとも工夫次第でそれは実現します。一日100円貯金で目標に到達させるとか、工夫次第でなんとでもなります。発想次第で大したイベントではなくともそう錯覚することができるのです。

最後に

既に私が自律神経失調症と付き合っていく上での、一つの方法について記したので今更しつこいかも知れませんが、あえて記すと、ある程度の負担(精神的?)を自分にかけて、それを開放させる瞬間が訪れた時に達成感が得られると体験上分かっています。

ストレスと上手く付き合っていくには、こういう小さなストレスを上手く使って、達成した時に開放させる工夫が必要だと思うのです。自律神経失調症や鬱と上手く付き合うコツだと私は思っています。

人それぞれそのゴールは違うので、具体的にどうこうは言えませんが、自分で少し考えてみて、ちょっとだけ時間のかかる面倒くさいことを達成させる工夫をしてみると良いと思います。

但し、こういう傷病を課題として持っている人は、必ずゴールにたどり着ける課題にした方が良いと思います。ゴールに到達出来ない課題はたとえ趣味であってもストレスでしかありませんし重荷に感じては逆効果です。今の私は日々のストレスが多いので、それをいなす為には上手に自律神経失調症と、そしてストレスと付き合って行くしか無いと思っています。

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