自分で作るLinux OS:ncursesのコンパイルと導入

第2部第2章3 ncursesのコンパイルと導入

日経の書籍は凡ミス(誤植)が多いので有名だが、やはりこの本にも有ったか。評判が良いので買ったのだが素人が躓く所が必ず有る訳だ。意図的なのか?そんな訳で気づいた所を記して行く。気分的に第2部からやっているので順序が逆になるかもしれないけれど。

 
オフィシャルサイトにも補足・訂正情報はあるが、これだけじゃないやんけ!と言いたくなる。

こういう類の本は、原稿ができた時点で一度手順を踏ませるとかしてミスが無いのをチェックして欲しいものだ。いいたかないけど出版の質があいかわらず低い〜

素直に付属CD-ROMに収録されているソースパッケージを使っているので、書かれている手順どおりにことが運ぶはずなのに落し穴があった。

第2部第2章3 ncursesのコンパイルと導入

tar -xzvf ncurses-5.4.tar.gz
cd ncurses-5.4

と書かれているが、CD-ROMに収録されているファイルは、「ncurses-5.4.tar.bz2」である。bz2形式のファイルを開くには-jオプションで開かなければならない筈だ。完全に付属CD-ROMに収録したファイルを間違えた凡ミスである。
 
やれやれと言う感じで、-jオプションを付けて開いてみたが解凍できてない?
一瞬焦ったがlsコマンドを入れてしっかりチェックしてみたら、ひっそりと

「usr」

というディレクトリが出
来ていた。これは完全に間違いだろう。ディレクトリに潜り込んでみたらcygwinとかのファイルが含まれていて、おいおい勘弁しろよと言いたくなる。Vine
Linux3.1での開発環境を準備させておいてWindows絡みはないやろ(笑

./configure ……..

と続く筈の手順だが、そんなファイルは存在しないのでコンパイル出来る筈がない。ファイは解凍出来たとしても中身が間違っているのだ。ネットから落としてくるしかなさそうだ。何の為の付属CD-ROMなんだか。

しかし念の為にと、付属CD-ROMをもう一度確認してみたところ、Part毎にフォルダがあるではないか。そして"Part3"のフォルダの中に何故かファイルが 3つ有る。そして

ncurses-5.4.tar.gz

がひっそりと入っているではないか!
ふ・ざ・け・ん・な!!
そんなことオフィシャルサイトには一言も書いてないぞ。
ちゃんと読者に詫びろと言いたい。

ま、日経の本はこんなもんだろうと割り切りも必要かな。と言う訳で付属CD-ROMを使う人は疑いの目で見ながら手順を踏んで行くことをお薦めする。いくら良い内容でもこれじゃぁ評価落とさざるをえないよなぁ〜

ちなみにCD-ROMのPart3に有った
ncurses-5.4.tar.gzを使えば手順どおりにconfigure,make,make install出来た。まぁ出来なかったら話にならないんだけど。

追記
今後のことを考えて付属CD-ROMをISOファイルに抜き出しておくのが賢いと思うので、早速ISO化した。ISOファイルにしておけばマウント出来る
から、いちいちCD-ROMをセットしたり戻したりする煩わしさがなくなる。ノートPCなんかで持ち歩いて勉強する場合は必須テクニック。もちろんHDD
に空きが有ることが前提だけど。

ISO化
# dd if=/dev/cdrom of=/root/jibunde.iso

マウント
# mkdir /mnt/iso
# mount -t iso9660 -o loop /root/jibunde.iso /mnt/iso

– PutiRaku –

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