先日記した予定通り、仁淀川(波川)で行われたイベント(土佐の豊穣祭)に行ってきました。
交通手段はJRで、伊野駅まで行きました。JRは便数が少ないので要注意ですね。事前に時刻表をチェックしていなかったので結構電車の時刻まで待ちました。土讃線は便数が少ないですね。
JR伊野駅から無料シャトルバス(マイクロバス)で波川公園まで乗せていただきました。
15時頃に到着したので、まだ人が集まって無く、飲食出来る席もまだ半分以上空いていました。まだイベントとして盛り上がってない雰囲気でした。
さてどこで鮎は購入出来るんだろうか?
屋台の端から端まで歩いて見るのですが鮎は焼いてません。
ステージで演歌歌手のおじさんが歌っていました。よく聞こえなかったのですがデビューが遅かった(60過ぎてから?)と言ってたと思います。歌はもちろんうまかったです。客も集まってないですし、この時間から歌うのはプロでもなかなか厳しいですね。
河原に張られたテントの所で鮎を焼いているのを発見。
写真撮影しているアマチュア?カメラマン達が撮影していました。
近づくと食欲をそそる香りがします。
濃厚な鮎の塩焼き独特の香りです。
こうして焼く為の囲炉裏を作っているんですね。
砂で作れば串も立てられるし頭良いなぁと思いました。
こういう方法は伝統的な知恵なのでしょうが見た目の美しさ=芸術的でもありますね。
なお、この砂のところに水を撒いていました。
単に焼くだけでなく湿気(蒸気)も必要なのでしょうか?崩れない様にする為なのか?
おじさん達が串刺しにした鮎を焼いてくれています。
あとで気づいたので写真を撮れなかったのですが、テントの下では鮎の串打ちをしている様子も見られました。
近づいて見たかったのですが鮎をゲットするために並んでいたので近づけず。
河原には竹が埋められている?
近づいて見ると竹の中にはキャンドルが仕込まれていました。暗くなってから火を灯すのでしょう。私たちは17時過ぎに退却したのでキャンドルライトは見られませんでした。
鮎の販売は16:00頃からでした。
特にアナウンスも無かった様ですが(聞こえなかった)なんとなく雰囲気というか人の流れで始まったなと気づいて駆け寄ったところ、すでに長蛇の列ができていました。
並んで待っているのも退屈なので写真を撮ってみた次第。
鮎は1本500円で、一人で2本まで購入可能。
事前リサーチでは2本で500円らしいと思っていたので倍の値段だと分かった時点でちょっとがっくりしました。でも一匹300円位で売られている鮎ですから、串焼きする手間とか考えるとそんなもんだと思います。むしろ500円で2本は安すぎるから虫が良すぎたかも知れません。
私一人で2本購入出来るので、テーブルで荷物番をしているかみさんの分も購入出来て助かりました。とは言いつつも後ろの人は5本って言って買っていましたが・・
さて、ゲットした鮎と日本酒で始めることにしました。
据え膳食らっていたのですが、ようやく鮎から食べることが出来ます。
実は来て早々に焼きそば等を買っていたのですが食べるのを我慢してました。
やっぱり鮎を一番に食べたかったからです。
一時間待ちましたから、「焦って来る必要なかったね」という話に当然なります。
鮎の串焼き(塩焼き)を食べた後、焼き鳥やイカ焼きを食べたりして過ごしましたが、アウトドアは色々と課題もありますし、鮎を食べた手は鮎の匂いが染み付いてて手をウェットティッシュで拭いた位では取れませんし、くたびれてきたので、そろそろ帰ろうかという事になりました。
内心期待していたキャンドルライトや火振り漁ですが、それを見るためだけに残るのはまだまだ待たなくてはならないし、帰りの混雑も予想されるので今回はパスしようという判断になりました。
帰りに鮎を焼いている様子を見るとまだ沢山立てて焼いている事が確認出来ました。直ぐに売り切れてしまうかも知れないと思って開始時間通りに来たのですが、鮎の残数はまだまだ余裕の様です。鮎は沢山調達して下さっている様なので焦って15:00に来る必要は無かったみたいです。
あれほど行列ができていたのに現在は売り場にも誰も並んでいません。私達は撤収する事に決めたので、知人にお土産として鮎の塩焼きを買って買えることにしました。大鮎は1本500円、小鮎は3本で1,000円だったので小鮎3本をゲット。こっちの方が丸かぶりするには良いですね。小鮎なら背骨も丸ごと食えます。
持参していたビニール袋に入れて持ち帰ります。しかしプンスカ匂いがしています。これは電車に乗るのをちょっと躊躇する感じ。二重にビニール袋をして対処しました。
帰りもシャトルバスに乗せてもらってJR伊野駅まで乗せていただきます。シャトルバスは本当にありがたいですね。電車と徒歩で来たから飲酒も出来た訳ですし。
15時に到着して17時過ぎに撤収したので2時間ちょっと波川公園に居た事になります。
勝手にまとめ
感想としては楽しかったし鮎はもちろん美味しかったのですが、実際に行ってみた上での不満というか無理して行かなくてもいいかなと言う感じもあって、来年は鮎をゲットしにバイクで買いに行くだけにするかも知れません。買い付けに行く時間も売り切れない程度に少し遅めにしようと思います。その方が並ばなくて良いし、小鮎、大鮎を選べます。
足を運ぶ価値があると思えるのは
- 写真を撮影したい人
- イベントが好きな人
- 火振り漁を見たい(撮影したい)人
- 夜景とか川の景色とか好きな人
- プログラムされている出しものに興味が有る人(ベリーダンスとか予定されてたみたい)
- 彼女連れ(デート)で行き先(口実)に困っている人(ただしトイレは確保して置く事推奨)
仮設トイレはありましたが一般的に女性は嫌がりますよね。
早い話、現地に行かなくてはどうもならない人は行くしかないです。
課題として覚悟しておかなくてはならない(工夫可能なら備えておく)事は
- やっぱりトイレ
- 手洗い(ウェットティッシュでは拭き取れない焼き魚の匂いが・・)
- 交通手段(飲酒した場合車を運転出来ない、駐車場の場所)
- 食べ物全般的にもうちょっと頑張って欲しい・・(焼きそばとかあんまり美味しくなかった)
- 飲み物も頑張って欲しい・・日本酒とか残念だよ沢山種類選べると思ったのに
という訳で、仁淀川の鮎ならウチのかみさんでも美味しく食べられる(嫌いな匂いがしない)とわかったので、来年以降は鮎だけ買いに行くという事になりそうです。
以前、関西某有名所の河川で捕れた鮎の塩焼きを食べたいという彼女(かみさん)に買ってやったのですが、一口食べて「あかん、匂いが無理や・・」と言っていたのが嘘の様です。仁淀川の鮎は香りが良くて美味しいそうです。(そういう所はホンマ正直なので)
学習したことは、お気に入りの日本酒を馴染みの酒屋で買ってきて、自宅でゆっくり鮎を食べるという感じが我が家にはベターかなと思っています。仲間内でワイワイやるのも良いですが、美味い日本酒はまったりとやりたいです。
言い訳しときます
もちろん、イベントを主催している組織の取組や、運営に関わっているスタッフさん達の頑張りも十分理解しているつもりです。私も裏方として色々イベントに関わった事がありますので裏方の大変さはわかります。実際、今回もそうした方たちの働きぶりを目にしてきましたし。
しかし辛口に言えば、私達の様な感覚の人を呼び寄せる(リピートさせる)魅力には欠けているかなという気がしました。更に地元の人は案外行ってない(知らない)みたいですから地元民を呼び寄せる魅力も必要でしょうね。良い意味で来年を期待したいと思います。是非とも来年も足を運びたくなるようなイベントに育てて頂きたいです。
コメント
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