今年の夏は3連休の中日に投票日が設定されました。私は特にでかける予定も無いのできちんと投票に行って、ネットで開票状況などを見て楽しもうと思っています。もちろん投票先を吟味するために政党や候補者の演説内容を調べたりします。
ネットを使って選挙運動期間中の変化や各政党の戦いの様子を、情報として入手して楽しむのも一興だと思っています。こういうリアルタイム系のお祭りは個人的に楽しいので好きです。SNSが出てきた初期の頃、Google+や、Instagram等では日々色々な変化があって、毎晩がお祭りみたいな状況で楽しく夜更かししたものです。
参院選選挙2025の期間はこれで楽しむ(遊ぶ)と決めました。
日本の政治について
日本の政治における、自公政権が続いてきた年数も長いです。最近は色々な問題があって国民の我慢も限界に来ています。安倍元総理が狙撃されて死去した後、岸田政権に変わった頃から急激に国内が荒れました。もちろん安倍政権中でもジワジワと荒れて来ていましたから、日本も安全では無くなったと感じていました。後に安倍政権でなんとか防波堤になって国内の様々な問題が大きくなることを防いでくれていたのだと気付かされます。岸田政権に変わってからその荒れてくるスピードが早くなったと感じていました。
売国メガネ、増税メガネ、色々な言葉で岸田元首相が揶揄され批判されて来ました。岸田政権での実績が無いわけではありませんが、国民が望んでもいない法案を通したりして、また社会保険も上がる一方で日本経済は沈んだまま、もしくは下降線をたどる一方でした。
国内への外国人の流入も多くなり、本来であれば国が制限をかけるなり対策をうつべきだと感じていましたが、真逆の外国人受け入れを推進しました。そしてこともあろうか外国人をザルの様に受け入れまくった挙げ句、「ニッポンの宝」だと発言しました。
こうしたこともあり日本国内で、かつて起こったことのないような犯罪が増えてきました。世間では「日本人の仕業ではないだろう。外国人の手口に違いない。」という意見も多くなりました。それでも政府は一向に対策を打ちませんでした。
また、「バラ撒き」と揶揄される諸外国へのバラ撒きはひどいものでした。国内の問題をそっちのけで、緊縮財政を進めながら外国にはお金をバラ撒く状態でした。こんな政策では国内の問題、日本の景気対策も全く進みません。日本経済は沈んだままです。
私はそんな岸田内閣を支持することは出来ませんでした。早く辞めてほしいと願っていました。
そして総裁選でようやく総理大臣が交代する時期になりました。高市政権の始まりだという国民の声が多くなり、これで多少マシになる(安倍政権の頃に戻る)と思っていたのですが、党員投票で選出した高市議員を覆し、自民党議員投票で石破議員を総裁に決めました。
こともあろうか「石破」を選ぶとな何事だ!ありえんやろ!日本を破壊する気か!経済が回復しなくなる!
そういう声が実際に多かったですが、自民党(岸田派)は石破政権を誕生させてしまいました。
石破議員(ゲル)は味方を背後から撃つような人間だと多くの国民に知られていました。実際、安倍元首相のことも同じ自民党でありながら批判する発言を多々して来ました。「批判するだけなら簡単、石破は口だけだ!」という声が多く、私も同じ意見を持っていました。望んでいなかった悪夢の石破政権の始まりでした。
それから一年、日本国民は我慢したと思います。日本国内の問題は何一つ改善されず、緊縮財政、外国人優遇(主に中国人)が進み、移民問題もますますひどくなりました。自動車の運転免許を中国人に簡単に与え、ジュネーブ条約によって日本の自動車運転免許は国際運転免許としても使用できることから中国人が殺到しました。中国人が日本の自動車運転免許を得るために旅行で来て、ホテルに滞在し、ホテルの住所で日本の運転免許を容易に手に入れて帰国するということまで起きて大問題になりました。この問題は早くから指摘されていましたが対策が遅くいったいどれだけの運転免許を中国人に与えてしまったか考えたくもありません。
また、日本国内では外国人(主に中国人)が交通違反を犯したり、暴走の末に大事故を起こし巻き添えになった日本人も少なくありません。御多分に洩れず対策が遅く被害は増える一方です。そして犯罪を犯した外国人の大半は不起訴となり、強制送還されたかどうかもわからない状態です。
また、外国人における日本人女性への暴行(レイプ犯罪)も多発しました。複数回の再犯も報道されています。そもそも一度でも犯罪を犯したなら其れ相応の処罰をして、強制送還して、二度と入国出来無い様にするのが常識的な感覚だと思います。何度もしつこく入国して再犯罪を犯す外国人(害国人)が増える一方です。
石破首相の発言は信憑性に疑問を持たざるを得ない発言が多く、国民の多くは批判をして来ました。いくつもの問題発言をしており、「選挙の公約は守るとは限らない。公約を守ったことはない。」という趣旨の発言もしています。正確な発言の意図としては「公約通りではなく党内で議論しているので公約から変わってしまうこともある」という意味合いでしたが、とても苦しい言い訳でした。実際こういう苦しい言い訳の発言が多く、屁理屈で誤魔化す、ネバネバ論法、べきべき論法と聞いていてうんざりする言い訳に全く信頼の置けない石破総理大臣の支持率はどんどん低下しました。日本国民が選んだわけではなく自民党の勝手な都合で選んだ石破総理ですから当然の流れです。成果も実績も上がらないわけですから支持率が上がるわけがありません。
2024年10月衆院選で自民党議席過半数割れ
こういう流れで2024年10月に行われた衆院選選挙において、465議席のうち、自民党・公明党が自民・公明両党(自公連立)は、自民党が191議席、公明党が24議席の215議席で、過半数の233議席を下回るという結果になりました。
この大敗の理由として、「裏金問題」が大きな要素になったと思います。しかしこの裏金問題についての責任は国会議員がそのまま放免されている状態で、誰も責任を取っていません。もし国民が納税義務を怠ったり、脱税をした場合は財産差押えなど当然の処罰をされます。しかし国会議員というだけで追求されないのは、日本という国は法治国家でありながら異常な国だと言われて当然です。
与党議席が過半数割れとなったため、石破内閣は当然解散するものと思われましたが、面の皮が厚い石破総理は、そのまま続投で辞任することすらしません(できません)。普通の神経をしていたら責任を取ると思うのですが、どこまでふてぶてしいのでしょう。裏で岸田元総理が手を引いているというのも多くの国民が知ることです。石破総理には自民党をコントロールする力がありませんからね。
2025年参院選が盛り上がる
2025年7月に参院選が行われるとなり、「もう我慢の限界だ、自民党を下野させる」と言う声が大きくなって来ました。コレは盛り上がるなと思っていました。私の価値観としてはゆるい保守的政策を行ってくれる政治家を支持したいと思っています。右か左かで言えば右寄りの政党や議員を支持する方針でした。(共産党は嫌いなので今までの選挙では共産党を阻止するべく考えて投票をしてきました。まあ所詮は1票なんですけどね。)
参院選2025は絶対に盛り上がるし、盛り上げないといけないなと、情報収集をしました。
高知県は高知徳島合区
私の住む高知県は、高知徳島合区となり、選挙区からは4人の候補者が立ちました。全員高知県からの立候補なので徳島県民は関心が薄くなるというのが一般的な見方となります。
私は今回、自民党は支持しないことにしました。安定を求める向きには自民党が定番ですが、すでに自民党の姿勢は左寄りなので支持する気持ちはありません。そこへ参政党が「日本人ファースト」を掲げて全国区(1人区)に全て候補者を立ててきました。参政党に興味を持ち調べてみると、ごく当たり前のことを政策に掲げているので、選挙投票日まで時間はたっぷりあるのでリサーチすることができます。
参政党はまだ若い党で、色々な職種の経験者を集めて候補者にしていました。参政党は候補者の年齢が比較的若いというのも特徴的です。
個人的に国会議員には定年を設けるべきだと考えており、爺どもに国政を預けるわけにはいかないと思っています。そもそも国会議員自身が己の衰えを自覚して、次の若い世代を育てて引き継いで行くべきだと思っていますが、どうやら国会議員の多くは権力的な力を手放せなくなっている様で、70歳を過ぎた爺どもが多くのさばっています。こういう感覚がとても嫌いです。
参政党は平均年齢的にも若いことから、SNSを活用した選挙運動をしていくという方針が私にとっても便利でした。ネットで情報収集できるわけですからね。YouTube動画などで視聴していると、活動資金的にも自民党の様に潤沢な選挙活動資金があるわけではなくSNSを活用するというのも一般庶民的には刺さりました。金に物を言わせて票を集めとるという古い体質の選挙活動に疑問を持っていたからです。日本の政治活動には自己資金も税金も掛り過ぎです。優秀な国会議員がなかなか生まれず、国会議員の親を持つ子が世襲で地盤を受け継いで国会議員になるというのがとても疑問です。親が有名であれば地盤を受け継ぐ子の能力はさほど問われませんからね・・(よほどのボンクラでない限りは)
高知徳島合区の参政党候補者:金城幹泰(きんじょうみきひろ)を支持することにした
金城みきひろ候補者のYouTubeをヒマを見つけて街頭演説の動画などを視聴することにしました。視聴していてわかったことがいくつかありました。
まだ若いということもありますが、42歳ならある程度社会人経験も積んできており、常識的な行動も取れるということが想像できます。動画を視聴していると色々な情報が見て取れます。
できることならこの候補者を国政に送り出して高知徳島合区からの意見として出して貰いたいし、国会議員としての経験を積んでほしい。
一応TV等でも候補者を比較した
高知のローカルテレビ局でも候補者一人ずつの声を聞く機会がありました。4人の候補者の公約的な発言や政策方針などを聞くことが出きました。そして4人の候補者を比較することが出きました。
今回、高知徳島合区からは4人の立候補で、現職の広田氏がおそらく強いと思います。しかし支持しているのが立憲民主党、共産党というので透けて来ます。わざわざ無所属で出てくるのが胡散臭く感じました。個人的には無しです。
大石氏は以前は立憲民主党から立候補して落選した記憶があります。今回は真逆のはずの自民党から出てます。こういう辺りにはポリシーの一貫性が欠けていると感じます。もちろん人は考えも変わると思いますが。政策は緊縮財政で消費税を断固維持する方針ですから却下です。
意外だったのは、NHK党の中島氏は突飛な行動や発言をするのが苦手でしたが、日本を良くしようという思いが意外と熱く、またNHK党から何度も再チャレンジしているところなど評価点が上がりました。NHK党ということもあり発言に乱暴さはありますが、野党として国会に立たせたら活躍する場面があるかも知れないと感じました。
参政党について
参政党という党は比較的若い党でまだ年数が立っていません。この党から国政に出ている国会議員はリサーチの時は4人でした。
参政党でやはり目につくのは神谷代表の存在です。元自民党経験者で参政党の立ち上げに関わり現在代表を勤めていますが、街頭演説等でもかなり特徴的な発言をします。神谷代表の存在は参政党にとって大きく、党のイメージを色濃く表しています。よって神谷代表を嫌悪する人は参政党を嫌うでしょう。個人的には神谷代表の考えには賛成なので「参政党」を支持する方針でいくことにしました。投票日まで期間があるのでじっくりリサーチします。
参政党はまだ知名度が足りない状況でしたが、大きな風が吹くことになりました。現職国会議員で選挙運動中に維新を離党した「梅村みずほ」議員が参政党に入党し5人になりました。5人になるとTV局が放送する討論会などに出してもらえることになったのです。4人の時に出してもらえない、国民に認知してもらえないと訴えていました。「梅村みずほ」議員の入党で追い風が吹いてきたと感じました。面白くなってきました。
その後、SNSを活用して「日本人ファースト」をうったえながら、徐々に認知されて来ました。神谷代表がTVに出る様になってから「参政党」を知ったという人が増えてきた様に思います。自民党がかなり左に寄って外国人を優遇し、日本国民を蔑ろにしている現状を変えるには多少右寄り発言をする「参政党」がちょうど良いと感じました。
ネット(SNS)での選挙運動
近年はネットを使ってSNS等で選挙運動ができる様になったので、平日の日中に候補者が街頭演説をしている様子を撮影した動画を仕事を終えて帰宅してから視聴したりできます。逆にいえばネットが活用できなかった昔は、平日の真っ昼間に選挙運動しているのを聞きにいける人しか判断材料が制限されてきたという証拠でもあります。
これだけ選挙運動が国民にとって身近になった現状、誰に投票したら良いか判断がつかないというのは、言い訳になってしまいます。その気になれば(時間は費やす必要があるけれど)自分から情報を取りにいける環境が整っているからです。
もちろんSNS等による選挙運動にはルールがあります。投票日当日には特定の政党や候補者へ投票を促す選挙運動が禁止されています(公職選挙法)。しっかりルールを守ってネットを活用した情報収集、意見交換、そして候補者や政党を見定めてほしいですね。
投票率が上がると選挙結果が大きく変わる可能性がある
今回、自公政権にNOを突き付けたい国民の意思表示ができるチャンスなのですが、投票率が上がらないとどうしても難しい背景が数の原理としてあります。投票率が低い場合どうしても現状の政権を持っている党が有利なのです。
理由としては組織票と固定票が動かないからです。もちろん私の様に安定志向の有権者は、平時は自民党のような無難な大きい党に投票する傾向があるのですが、今回の様にズレまくった自民党にNOを言いたい人は限られます。自公政権の政策から恩恵を受けている人は変わらず自民党、公明党に投票するし、その人たち(組織票含む)は必ず投票に行くからです。
ここで多少の固定票が動いたとしても結果を変えることは出きません。肝心なのは普段は投票に行かない人たちが投票に行くことで投票率を上げることです。特に若い世代は「選挙なんか行ったこと無い」とか「誰に投票したら良いかわからない」という感じで選挙投票を放棄してしまっている傾向が強いです。
個人的にはとても勿体無い話で、たとえ誰に投票したら良いか解らなくても、候補者の写真を見て「この人が一番マシかな」と言う感じで投票しても良いと思います。「年齢が一番若い人に投票しよう」というスタンスでも構わないと思います。たとえその選択が最適解でなかったとしても、たった1票なんですから投票した人のミスではありません。誤差です。
でも矛盾するようですが、たった1票だから無意味だと言って多くの若い人が投票権を放棄して誰も投票に行かないと、世代別投票率が下がってしまいます。年配者(年寄り)の多くはちゃっかり投票に行きます。私の目にはとんちんかんと思えるような候補者の選び方をする年配者もいらっしゃいます。でもしっかりと投票に行くので、高齢者の投票率は維持されています。結果として国会議員は年配者に評価される政策を実行して実績を上げて次の選挙のときにも投票してもらおうと考えます。
若い世代の投票率が上がらないと、若い世代にアピールする政策を実行しても評価されない(得票数は上がらない=議員を続けるにおいてメリットがない)と判断されます。よって若者世代を無視した、高齢者寄りの政策ばかりが優遇されます。健康保険料の負担率の違いなんかは最たる例だと思います。
若い世代の人は、とにかく投票に行くことです。せっかく18才から投票権があたえられたのに使わない手はありません。
投票用紙を受け取る際に受付で誰が来たか記録されるので、集計すれば世代毎の投票率は計算できるのです。もちろん誰に投票したかまではわかりません。電子化されない限りは追いかけようがありません。
若い人は特に、選挙権を放棄せずに確実に投票に行くことを強くおすすめします。そうすれば若者を冷遇するような政策は実行されにくくなりますし、若者を無視することが出きなくなります。友達を誘ってとにかく投票に行ったという実績を残すべきなのです。誰に投票したかなんかは二の次です。
もちろん誰に投票したかは覚えておいて、その人がしっかりやっているかは投票後に見届ける必要はあると思います。きちんと仕事をしない人は次から無視して投票しなければ良いのです。そのために任期というものがあります。政治家はずっと政治家であることが難しいので、あれこれ画策して汚い手を使ってでも、有権者に頭を下げてでも選挙期間中はペコペコして票を欲しがるのです。普段は「○○先生」と呼ばれて偉そうにしてますけどね。
国会議員なんかそれくらい冷めた目で選んで良いのです。一度投票しても無能だったら次から投票しなければ良いのです。選挙投票に正解は無いと私は割り切っています。
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