気になる本を公立図書館で蔵書検索~本を購入する前にまず借りて読んでみる

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本を買う前のリサーチ

2015年12月にも同様の投稿をしていますが、Amazonで検索した書籍情報と連携して、市や県の図書館の蔵書があるか調べてくれる仕組み「Libron」というWebブラウザーのアドオン(機能拡張)があります。

これが当時とても便利だったのですが、高知県の図書の蔵書の中にはIT系の書籍が少なくて、導入当初に思ったほどは活用出来ていませんでした。IT系って直ぐに古い情報(本)になってしまうのが泣き所です。見つけても対応バージョンが古くなっているとかで時代遅れになっているからです。

何度か借りに行って返却してという感じで数冊のお気に入り書籍と出会い購入しましたが、その後はあんまり使わなくなってしまってました。

PCのトラブルか何かで環境が変わってしまい、セットアップしていたLibronが使えなくなったことも忘れていて、図書館の利用もすっかりしていなかったのですが、また生活に変化が生じてきたので再び図書館を活用しようという考えになりました。

新たなジャンルの図書を探したい

以前はIT系の図書ばっかり買っていましたが、最近はIT系の図書(プログラミング本とか)を買っても集中力が続かなくてなかなか読むことが出来ません。老眼のせいもあり文字が小さいと読む気も失せます。それに技術系には興味もちょっと薄れて来てしまったという自身の変化もあります。技術系本の読書が苦手になった原因として歳を食った影響はかなりあると思います。

現在の仕事では、新しい技術やプログラミング手法等を追従する必要性は低く、現実的には過去に経験して蓄積したノウハウなんかを使って柔軟に対応するスキルの方が実業務に繋がっています。新しい技術を覚えても仕事で使う場面がほぼありません。(もっぱら趣味・自己満足に過ぎません)

ここへ来て、ちょっと副業的なことに手を出したいと考える様になりました。ネットを使った副業についてはいくつか思い浮かびますが、斬新なアイディアなんかは浮かんできません。こういうのは人それぞれの個性も関係していて、どうやら私にはそういう新しいものを考えつく能力(才能)は備わっていない様です。

最近はそういう方向性に興味を持っているので、ヒントになる情報や知識を得る為に、副業的なことを題材にした書籍を探したいと思うようになりました。県立図書館の蔵書を調べてみると結構数が有るらしく(ニーズが多いのでしょう)、これなら購入する前に図書館で借りて読んでみれば気に入った本を買う事が出来ると感じました。

Amazonで気になる書籍を見つけたら反射的にクリックしてしまうので、好みがAmazonに知られます。別にこれ自体は悪いことではありません。好みに応じたオススメ書籍をメールで時々通知してくれるので、届いたメールから気になる書籍をクリックしてAmazonの商品ページを表示させます。

久しぶりにLibronをセットアップしてみたところ、相変わらず優秀な動作です。

Amazonから届いたメールに気になるオススメ書籍の情報を見つけたらクリックしてAmazonの書籍販売ページを表示させます。Libronによって自動的に図書館蔵書の有無が表示されます

蔵書があるなら図書館のページにクリックで飛んで、本棚に入れて後々予約候補にするか、すぐに予約かごへ入れて予約するかが数クリックで簡単に出来ます。

これで購入する前に借りてサラサラと読んでみることができます。本の内容が気に入ってじっくり読みたいとか繰り返し読みたいと思ったら購入します。

高知県(高知市)の図書館は予約取り寄せ出来たはず

もう10年近く前のことなので図書館貸出の仕組みが変わっているかもしれませんが、高知市の場合はWebで予約をして最寄りの図書館に県内の蔵書を取り寄せしてもらい、最寄りの図書館で受取&返却が出来たと記憶しています。

この仕組みが変わってなければ、わざわざ高知市中心街にある「オーテピア高知図書館」まで出向かなくても済みます。

高知市の中心街に用事があるならついでに寄って実際に図書を手に取りながら選んでくるというのも良いですが、わざわざ出向いていくのに時間も交通費もかかります。また借りる本を選ぶのにも時間がかかります。

図書館共通カードの期限更新と貸出ルール確認

以前利用させて貰っていた頃から年数が経っているので、一度、最寄りの図書館に行って職員さんに相談してみなくてはなりません。今日は平日の休みだったので雨降りの中行ってきました。図書館カードが期限切れになっていたので有効にして貰いました。

職員さんに質問してみると仕組みは変わって無い様で、最寄りの市民図書館に無くても県内の図書館蔵書をお取り寄せできるそうです。仕事帰りに借りたり・返却することが出来るので非常に楽です。(返却ポストが有るので夜でも返却可能)

しかし、わざわざネットで予約・取り寄せして最寄り図書館で受け取って、試し読みして返却してというのも人によっては手間と感じるでしょう。どちらが手間がかからないか?というのはそれぞれ生活スタイルに関係してくると思いますので、どっちの方法が良いとは言えないと思いますが、今の生活スタイルに合う方法を探る為にも再びやってみようと思っています。

マイナンバーカードと図書館共通カードを紐づけして貰えば、マイナンバーカードで借りることも出来るそうです。カードを色々持つのが面倒だという人は窓口で申し入れて紐づけして貰うと便利かも知れません。

Libronの導入は簡単

日頃使っているWebブラウザーがGoogle Chromeなら、LibronのサイトからChrome用のアドインをダウンロードして追加するだけで機能が追加されます。

私はFirefoxを好んで使っているので(Chromeは今のPCにはインストールしてない)少しだけ手間が増えます。Firefoxの場合は、まずGreasemonkey互換のTampermonkeyというAdd-onをインストールする必要があります。その後、Libron Greasemonkey版をインストールしてLibronが使えるようになります。

Chromeに比べて手数は若干増えますが、やっぱりFirefoxの方が使い慣れている&安心なので、私はFirefoxで使用することにします。Firefoxには存続して欲しいので支持し続けます。

たったこれだけの手間で、Amazon+県立図書館の蔵書がリンクされる様になったので、本当にじっくり読みたい本を探すために図書館活用出来るので有用です。先述の通り今探そうとしているジャンルの本はかなり蔵書されているので絞り込むのが大変な位です。

最後に

繰り返しになりますが、個人的なスタンスとしては、図書館で借りて試しに読んでみて、気に入ったら後で自分で購入しています。図書館から借りられる期間(二週間)では最後まで読みきれないのと、手元に残しておいて好きな時に読み返したいというのが理由です。

また良書を執筆(出版)した人の利益になる様にしたいという気持ちもあるからです。

本を沢山読む習慣のある人は、図書館で借りて期限内に読み切って、なるだけお金を払いたくないって考えもあると思いますが、私のスタンスはそうではありません。本を読むのがそんなに早くないので片っ端から読むというわけにもいきません。

数多くの本を読む人はお金もかかるので図書館で借りて読み切るという方法もありでしょうけど私の読書スタイルとは違います。読書って集中力を使うので沢山の本を読むと疲れるんですよね。借りるのも1冊ずつ借りて返却時に次のを借りてくる感じにしています。

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