通勤用スクーターのVベルトを交換~掃除してから滑り症状が顕著に現れ始めた

日記-生活

スクーターのメンテナンス

先日、通勤用スクーターのメンテナンスをした際、タイヤの消耗の他に、駆動ベルト(Vベルト)の劣化でケース内が粉まみれになっている事に気づきました。ケース内はVベルトが削れた粉がたくさん付着していたので掃除しました。そうしたら妙な変速ショックが起きる様になり、これはVベルトが滑っているなと交換作業を急がなくてはならなくなりました。

Vベルトはもちろん交換部品を手配しましたし、タイヤも入手したのですが、本日は作業時間があまり取れなかったこともあり、タイヤ交換よりもVベルト交換を優先して駆動系のメンテナンスを先に行うことにしました。

ユニバーサルホルダーを使って遠心力クラッチカバーを取り外す

アドレスV100の場合、駆動系のメンテナンスにはユニバーサルホルダーがあると便利です。強力なインパクトレンチがあれば強引に回せるのでこの工具は不要かも知れませんが、インパクトレンチは持っていないので15年位前に買ったキタコのユニバーサルホルダで頑張ります。

購入を考えている方は、より安価な類似品もある様なので、レビューを参照するなどしてどちらにするか検討してみると良いでしょう。私はキタコを愛用しています。

プーリーもチェック

ついでにプーリー(ウェイトローラー)、クラッチのメンテナンスも行うことにしました。遠心力クラッチの脱着には34mmという大きめのソケットレンチが必要となります。今回合わせて購入しておいたので、手持ちのキタコ・ユニバーサルホルダーと合わせ技で楽勝です。

ユニバーサルホルダと34mmソケットレンチで遠心力クラッチを取り外す

バネがびよーんと反発して持ち上がっています。ちなみにこのバネを強化品と交換すれば、プーリー側の可変タイミングを遅く出来るので、低速~中速を重視した出足重視にチューニング出来ます。出足の遅さにはやや不満ありですが今の所は純正のままにしておきます。

Vベルトが削れた粉が沢山付着していたので、ナイロンブラシでめちゃめちゃ擦って掃除しました。クラッチスプリングには注油して防錆処置しておきます。

Vベルトが摩耗して堆積したカスを地道に掃除した

最高速(90km/h)は要らないから中低速重視

今の生活においては、日常的にはせいぜい60Km/hプラスアルファな速度しか出さないので、最高速度は追求する必要がありません。以前住んでいた土地では80km/h以上で多くの車が当たり前の様にびゅんびゅん流れる恐ろしい道路(どこだよ!)を良く走行していたので、流れにのる為に高速域が絶対的に必要だったのですが、高知市内では80km/hで走る必要は全くありません。(そもそもそれはスピード違反だし高知なら確実にスピード違反で捕まります。)

そこで、ウェイトローラーの調整で変速タイミングを遅らせる方法を考えていたのですが、純正のタイミングをもう少し遅くして加速重視に出来るのが理想だと考えているので、下手にウェイトローラーの重さ変更してドツボにハマるよりは、ウェイトローラーの動きを少し遅らせる方法がベターだと考えました。

アドレスV100の場合は、クラッチ機構と一緒になっている方のスプリング(上の写真でびよーんと伸びているスプリング)を強化品に変えれば変速タイミングが全体的に遅くなります。スプリングが強ければウェイトローラーが遠心力でプーリーを動かしにくくなり、Vベルトが高速側になかなか移動しないので出足のトルク不足を回転力で稼げるという理屈です。

スクーターの変速機構

スクーターの変速機構について理解して無い人は、下記サイトが分かりやすいですね。実際に動作しているのを見れば一目瞭然なのですが、ちょっと危険なので駆動系が見える状態でのエンジン始動はお勧めは出来ないです。実際にやった状態を写真で紹介してくれているので参照しない手はありません。YouTube動画なんかでも探せばあると思いますよ。

ベルトの劣化状態

カメファクの強化品ベルトを使っていましたが、ゴムの劣化もあってか確実に交換時期を過ぎていると再確認しました。今回はNTBのベルトをチョイスしました。新品に交換すれば駆動系がスムーズに動作するでしょうし、NTBは耐久性があるとの定評があるので期待してしまいます。

何よりVベルトが切れてスクーターが動かなくなるのが一番困りますからね。

Vベルトを新旧並べて比較する。回転方向に向きがあり矢印マークが印刷されているので注意!

クラッチ側のプレート間隔を広げてVベルトを食い込ませてやれば、プーリー側の取付が確実で楽になります。通常の成人男子の握力なら十分にプレートを広げられると思います。やっぱり、新品のパーツは良いですね。Vベルトの張りが全然違います。

仮り組みして間違いがないか確認しつつ、作業しやすい状態にしていく

プーリーのウェイトローラーは後日交換

今回、ウェイトローラーの交換パーツを準備していなかったので、二度手間にはなりますが、別途手配して交換することにします。ウェイトローラーが削れて(潰れて?)しまっていることが確認出来たからです。グリスも乾いてしまってます。

ウエイトローラーの摩耗が激しい・・

しばらくはこのまま乗るつもりなので、一応、キレイに拭き掃除してモリブデングリスを塗布しておきました。樹脂部分が削れているので悪化させない為にも早めに交換した方が良さそうです。

幸い、アドレスV100の駆動系の分解は比較的楽なので、近日中に手に入れて来週末にでも交換しようと思っています。

課題

クラッチ側のパーツが削れてプレートが振動する状態になっている事が分かりました。アドレスV100は、「チリチリ・・」というがし始めるという持病があるのは知っていましたが、原因はこれだったのか。振ってみるとチリチリと同じ音がします。

Eリングプレートを削ってしまって、跡がくっきり刻み込まれています。削れた分プレートが遊んでグラグラしているので、振動して音が出ます。

まだクラッチ板はタップリ残っているのですが、クラッチアッセンブリごと交換した方が幸せかも知れないなぁ。

信号待ちなんかでチリチリ・・・という音がするのはこいつが原因だろうなぁ

この削れるプレートは無い方が無駄な振動が出ないので理想的です。構造的に要らないんじゃないか?という気もします。ワッシャーでも十分な気がするんだけどな。

互換品(サードパーティ)で十分なので検討してみようと思います。ただ通勤用の足なので必要以上にお金をかけるつもりはありません。アドレスV100には、いつまで乗るか分かりませんし、そろそろ退役かなとも思っています。買うとしたら安い方にしよう。

純正にこだわりたい人も居ると思います。比較すると純正品はなんだか重そうですが耐久性は純正の方が有るのかも知れませんね。

最後に

新車で買って以来、かなり走ったつもりでしたが走行距離は約3万キロと年数の割には距離走っていません。でも長年乗っているので色々なパーツが消耗していることは再認識しました。もう少し頑張ってもらう為にも、また不意のトラブルに遭遇しないため(未然に防ぐため)、最低限のメンテナンスは必要だなと感じました。

アドレスV100は良いスクーターだと思います。既に2stエンジンのバイクは市販されていませんし、燃費を考えれば新しいスクーターで125ccにするのがベターな選択ですが、自分で簡単にメンテナンス出来るこのメリットは捨てがたいものでもあります。

うん、やっぱりもうちょっと頑張ってもらおう。今のところ乗り換えるなら・・と候補にしているSR500を入手出来る目処は立っていないので、まだしばらくV100にはお世話になることになりそうです。きちんとメンテしておこうと思っています。

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