半年近くもの間待たされたがRaspberry Piが届いた。
流石に時間が経過し過ぎてあんまりヤル気がしないのだが、2個購入した内の1個で、VPSやレンタルサーバーで稼働させているシステムのSQLデータファイルやhtmlフォルダをアーカイブしてバックアップしたい。一連の手順をスクリプトに記して自動化させておきたいので面倒だけど作業をしておくことにした。こういうのは保険である。
Raspberry Piを使おうと思ったのは非常に省電力だから常時稼動でもほとんど影響が無い。
今の季節は問題にならないが、特に夏場の発熱も最小限に留められる。
さて、まずはどういうものか実際に試してみる必要がある。バックアップ用に仕込むのは次のステップだ。とりあえず動くようにしなくてはならない。
追加で購入したものは、1A以上出せるUSB電源アダプター、8GBのSDカードである。あとスマートフォン用のUSBケーブルも要るかも知れない(ダイソー等で売っている)。この辺りは上手に安く済ませる工夫をすればそれほどお金はかからない。
さて、まずはSDカードに、Raspberry
Piで稼働するOSのイメージファイルを書き込むことだ。この作業はWindows上からだと何かとややこしく不確実なので、VMWare
Player上にdebian
6.1をインストールして作業する事にした。最近のVMWareはUSBデバイスも接続出来るので、USB接続のSDカードリーダー・ライターも認識させ
られる。dmesgとかdfコマンドを使ってSDカードのデバイス情報を確認する。
肝心のOSイメージはdebian上でDLするか、WinでDLしたものをSCP等で送り込む等すれば良いだろう。私は予めWindows環境にDLして
おいたが、debian
6.1の標準インストールではsshdが入っていなかったのでaptでインストールした。
SSHでWindowsからdebianにimgファイルを転送。もしくはzipのまま転送してdebian上でzipを解凍。解凍後のimgファイルは1.8GB程度となった。
さてimgファイルをSDカードに書き込みする。どうせすぐ使わなくなるのでdebian環境にはsudoとか設定してない。スーパーユーザーで作業した。
$ su –
# dd bs=1M if=./2012-12-16-wheezy-raspbian.img of=/dev/sdd
SDカードへのイメージ書き込みには結構待たされる。
他のターミナルを起動して、下記の用に入力すると現在の書き込み状況が表示される。
# pkill -USR1 -n -x dd
起動させてネットワーク設定を変更する
ようやくSDカードが仕上がったので、Raspberry Pi本体にSDカードをセットして、KB、Mouse、HDMI、AC電源を接続して起動してみる。画面のイメージなんかはネットで検索すると沢山あるので省略するが、お約束の初期設定画面が出てくる。私はリモート(SSHで)での運用しか考えていない為Xは使わないので
- oot_behaviour –NO
- ssh –ENABLE
- configure_keyboard –105KEY-OTHE-Japanese
- update
個人的には、これ位の設定でOKかな。
オーバークロックなんかも設定出来るみたいだが、もちろん行わない。
後はIPアドレスを固定にして毎回同じアドレスでSSHアクセス出来るようにしておきたいので対象ファイルを編集しておく。
$ sudo vi /etc/network/interfaces
デフォルト
auto lo iface lo inet loopback iface eth0 inet dhcp allow-hotplug wlan0 iface wlan0 inet manual wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf iface default inet dhcp
変更後
auto lo iface lo inet loopback iface eth0 inet static address 192.168.10.100 netmask 255.255.255.0 gateway 192.168.10.254
$ sudo /etc/init.d/networking reload
これでネットワーク・アドレスが変更になっているので、ifconfig等のコマンドでチェックしてみる。OKなら再起動して固定IPアドレスで立ち上がるか確認し、OKならもうディスプレイもマウスも用はない。LANケーブルと電源だけで運用開始だ。
日常使用するPCからのSSHアクセスの正常性は言うまでもなくチェックしておく。


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