先月、LAMYサファリローラーボール(キャップ式)を購入して気に入って愛用しています。ビジネスバッグに入れて持ち歩いているので意外と出番があり書類を記入する時に使っています。
LAMYから三菱鉛筆のJetstreamボールペンとコラボした商品が発売された事もあり、ノック式のLAMYボールペンも気になっていました。お買い得なタイミングに出くわしたのでノック式も買ってみました。
LAMYノック式ローラーボールペンを購入
色選びで迷いましたが黄色&黒にしました。やっぱり原色系が好きなんだなぁと自己分析してしまいます。やはり高級感は感じられませんがカジュアルな色も相まってまぁそんなもんだろうなと思えるボールペンです。定価が3,520円(税込)の商品です。

ワンプッシュでペン先を出したり格納したりできるので手軽で日常使いにとても便利です。胸ポケットに引っ掛けておくとすぐに取り出して片手でペン先を出して使用できます。ペンボディは持ちやすく書きやすいです。やはりLAMYは優秀なデザインですね。

先月買ったキャップ式のローラーボールペン(黄緑色)と並べて比較してみました。ノック式はキャップ式に比べるとほんの少しボディの軸が細いです。リフィルのサイズが全然違っているのが写真からわかると思います。

LAMYローラーボールとノック式ボールペンの比較
LAMYサファリローラーボール
水性インク、キャップ式、リフィル(M63):万年筆寄りのサラサラした書き味
LAMYサファリボールペン
油性インク、ノック式、リフィル(M16):普通の油性ボールペンの書き味
M16リフィルの書き味は普通のボールペン
LAMYのボールペンのペンはコレと言って書き味が良いという類のものでは無いと世間で言われますが、M16リフィルで書いてみた印象がまさにその通りで、コレと言って評価すべきポイントがありません。書いた文字の色(濃さ)も普通のボールペンです。
先月買ったキャップ式ローラーボールで採用されているM63リフィルで書くと黒が濃く水性インクならではのスルスルした書き味でしたが、M16は一言で言って普通の油性ボールペンです。LAMYと三菱鉛筆がいち早く手掛けた部分なのでここが弱点だと判断したのかも知れません。
またM16リフィルには金属素材が使われており書き味に影響する剛性感は高いと思いますが、ボールペンのリフィルごときに必要以上にコストをかけても意味ないんじゃないの?と思わされます。
もしかするとM16リフィルはLAMYの評価を下げていたんじゃないか?という風にも思えます。お世辞にも書き味が特別に良いとは評価できないです。
JETSTREAM M17リフィルに交換できるが・・コスパが悪い
このボールペンの純正リフィルはM16ですが、三菱鉛筆のJETSTREAM技術が投入されたM17リフィルと互換性あると言う点が現在のセールスポイントです。サラサラ書き味で世界に誇れる三菱鉛筆のJETSTREAM技術がLAMYに提供された訳です。
しかし、このJETSTREAM M17リフィルが非常にお高い。定価で1,100円(税込)ですからコスパはよくありません。発売されて日が浅いというのもあってか品薄状態?定価より高く販売されている時期もあります。個人的な価値観ですがボールペンリフィル1本に1,000円以上は払えないなぁ。
この辺りは時間の問題で、そのうち価格も落ち着いて適正な価格で販売される様になると思いたいですが、それでもコスパは良いとは言えない感じですね。日常使いだと尚更その部分はシビアに感じてきます。
ノック式は手軽に日常使いに使用できる(向いている)ボールペンなので、やっぱりコスト面はとても気になります。
コスパを重視したい人向け情報
LAMYのボディに他のボールペンの安価なリフィルを使うためのアダプターが存在します。このアダプターを持っていれば安価なボールペン用リフィルを流用できるのでコスパを改善することが可能です。
適合するリフィルはアダプターによって違いますのでアダプターの詳細を確認する必要があります。さらっとAmazonで販売されているアダプターの説明を見た感じだとZEBRAのボールペンリフィルが適合する様です。安価なリフィルが使える様になるのが魅力です。
LAMYノック式ボールペンを日常使いする上でコスパ重視とするならこういう方法もありですね。このようなアダプターの使用は、LAMYのボディはデザイン的に良いけどコスパが悪いんだよなって人の選択肢の一つとして有効だと思います。日々使うボールペンの場合はリフィル交換のコスパは無視できないポイントだと思うのです。
コメント