個人用Windows10は2026年10月まで実質無料で延長利用が可能
Windows10パソコンを個人(自宅など)で利用している人の多くは既に知っていると思いますが、Microsoft社が個人向け利用に限り、サポートを1年延長する「無償セキュリティ更新プログラム(ESU)」を発表したので、PCの処理能力に余裕があれば、買い替えを先延ばしすることが出来ます。
実質無償というところが条件ありで、
- OneDriveによるバックアップを有効にする
- Microsoft Reward 1,000 ポイントで交換する
どちらかを選択することになりそうです。私はOneDriveは一応使っているのですが、バックアップを有効にすると無償の5GBでは全然足りないハズなので①はパスです。自ずと②を選択することになります。
②はそれほど難しいことは無くて、Microsoftアカウントを有効にして(ログインした状態で) Bingによる検索やRewardでポイントを貯めておいて、1,000ポイント支払えば交換して貰えるということらしいです。
Microsoft Rewardsポイントを貯める
この情報を知ってから、ちょっと意識してEdgeブラウザでBing検索をしたりしていたら、10日程で1,000ポイントは達成できました。それからもちょくちょく使っているので5,000ポイント以上に到達しました。

貯めたポイントと引き換えにWindows10にESUを適用する
Microsoft Rewardsポイントが1,000ポイント以上貯まったのでESUを適用します。Windows Updateの画面に行くとやっぱり表示されていました。「今すぐ登録」をクリックして適用させてしまいます。

手順を進めると、「拡張セキュリティ更新プログラムを有効にする」という画面が表示されました。すなおに「次へ」をクリックしました。

「拡張セキュリティ更新プログラム」2026年10月13日まで有効(追加料金なし)となっています。「登録」をクリックして続けます。

無事に登録されたみたいです。言うまでもないと思いますがMicrosoftアカウントと紐付いているハズです。「完了」をクリックすれば良かったのでしょうが、うっかり「ご使用のPCが完全にバックアップされていることを確認しましょう」をクリックしてしまいました。

なんだか余計なバックアップ機能を起こしてしまったみたいなので、無効にして置きます。後からでも設定から無効に出来るので、上のステップで「完了」を押した方が手間がかからなかったような気がします。Windowsは本当に余計な機能が多すぎます。

設定からWindows Updateの画面で確認します。
「お使いのPCは、拡張セキュリティ更新プログラムを取得するために登録されています。」と表示されているので手順としては完了したみたいです。

発動されるのはWindows10のサポートが終了した後になるみたいで、いわば予約みたいなものでしょうかね。ちょっと分かりにくいです。
Rewardポイントはまだ減らない
まだその日まで猶予があるので、MS内部の人しか知らなくて仕方ないんでしょうが、この辺りの仕組みがよくわかりません。手続きを終えてもMicrosoft Rewardポイントが減ってないので、まだ1,000ポイント支払いは終わっていない様です。
やはりESUの予約みたいな感じなのでしょうか?
その日である「2025年10月15日」を待って、その日以降にポイントが引かれるのを確認しようと思います。
これでとりあえず1年延長出来たハズなので、来年の今頃まではWindows10を使い続けることが出来そうです。覚悟しておかなければならないのは、ESUによってサポート延長となっても、細かいアップデートは期待出来ない点です。セキュリティ的にヤバイのとかはアップデートされるハズですが、それ以外は軽視されるかも知れません。
セキュリティ的には、「ESETホームセキュリティ」をインストールしているので、まあ大丈夫なんじゃ無いかな?と思っています。
Microsoft Rewardポイントについて
これは余談ですが、Microsoft Rewardポイントは他の用途にも使えます。身近なところではAmazonギフトにも交換出来るみたいです。
Webブラウザや検索エンジンにこだわりがないのであれば、Bing検索を使用するようにして日々普通に使っていれば、Rewardポイントが自然に貯まってくれます。ある程度貯まるとAmazonギフトに交換できるみたいなので(他にもありそう)、就学中の学生さんなどは(アルバイトも出来ないでしょうから)ポイントをコツコツ貯めてギフトに交換して、お小遣いの足しにして買い物に当てるというのも一案では無いでしょうか?
まあその分、Microsoft社は広告収入を得られる訳で、Rewardポイントによる換金率もあんまり良くないので納得出来ればの話ですが・・・
Windows10のサポートをESUで1年延長させた理由
別にWindows10に執着するわけではないのですが、家ではデスクトップPCをTV放送を自動録画するPCにしているため(現状問題なく安定して動いているため)、このまま手間をかけずに1年延長したいというのが本音です。
「安定して動いているものは触るな!」
これは鉄則です。
実際の所、TV放送も面白くなくなったので、録画して観るまでの価値がある放送は限られるのですが、登録キーワードで自動予約してくれる機能があるので便利だったりするのです。
過去の経緯として、Windows7環境でTV録画を構築して、Windows10環境にも引っ越しさせたという流れでずっと使ってきた流れがあり、必要以上に手間をかけたくないというのが大きな理由だったりします。安定して稼働してくれているのであればそのままにしておきたいだけです。
1年後の構想(ざっくばらんと考えてるだけ)
Windows10の延長サポート(ESU)が切れる頃には、debian GNU/LinuxにでもOSを変更してTV放送の録画環境を再構築しようと思っています。今の所は追求して調べていませんがLinuxでもTVチューナーによるキャプチャ録画は可能らしいです。今回は、ただ問題(課題)の先送りをしただけというのが我が家の実情です。
Windows環境にこだわる理由は他には少なくて、動画編集(TMPGEncシリーズ)や、DTM関係のアプリを使い続けたい分についてはやむなく中古で購入したWindows11パソコン(ノートPC)を使います。
それ以外は別にOSは何だって構わないのです。「安定して重要なTV録画だけキッチリと録画してくれたら」OSなんざなんでも構いません。必要以上にお金をかける気もありませんしそれこそMSやPCメーカーの思うつぼですからね。
業界は当然ながらPCの買い替えを消費者に強要することで商売を成り立たせています。ものの物価も上がっていますし、PCは安い買い物ではないので、私は知恵(スキル)を使って無駄金を使わない様に工夫します。



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