OMRON UPS BY50Sを購入~夏の停電に無停電電源装置を備えてデスクトップPCを保護する

季節も完全に春となり、時々蒸し暑い日も訪れる様になって来たので、梅雨を想定して置かなくてはならないと感じられる様になりました。先日は大雨が降って自宅で停電が発生しました。

当日仕事で留守にしていたのですが、かみさんからのメールで停電が発生したことを知りました。自室のPCはスタンバイモードから復帰して自動処理を行い、またスタンバイモードにして待機の繰り返しをさせているので、かみさんには停電が完全に収まったらPCの電源スイッチをONしてほしいと知らせました。

昨年も同じ様に停電が何度か発生しました。デスクトップPCに強制電源OFFという過酷なダメージをかけているので、UPS(無停電電源装置)を備えておく必要があると感じてはいたので、いよいよ行動に起こしておかないと駄目だなと、UPSを購入することにしました。

購入するUPS候補

買い物に行く時間がないので仕事先からネットで発注しておいて、週末にセットアップするという計画にして、お昼休みにリサーチして候補を絞ることにしました。Amazonが手っ取り早いかなと検索してみてある程度候補を絞りました。多機能は求めてないのでコストパフォーマンスと信頼性を優先する方向で購入することにしました。

CyberPower

CP550JPの安さには惹かれましたが(だめになったら買い換えれば良い気軽さ)、低評価レビューを読んでパスすることにしました。どうやら品質のばらつきがあるらしく、ハズレを引いたら使い物にならないですし、いざという時のために投資するのにもかかわらず役に立たなかったというのでは無意味です。安くても信頼性がないのはだめです。

APCにするかOMRONにするか

信頼性で行くと昔から定番とも言えるAPCにするか、パーソナルユースにも優しいOMRONにするかの選択をすることにしました。APCのSmartシリーズは以前、自宅サーバーを運営していた時に使っていましたが、やはりターゲットがビジネスユースという事もあり、パーソナルユースについてはあまり考慮されていない印象は現在も変わらない様です。

OMRONはその点、パーソナルユース若しくはスモールオフィスを考慮していると感じており、今回はOMRONを選択する事に決めました。OMRONのUPSは、過去に電気工事のアルバイトをしていた時に、小規模のオフィス向けに納入した経験がいくつかあります。説明もしやすく便利な製品でした。

また、交換用バッテリーも比較的入手しやすい金額なので、使い始めて三年以降にバッテリー交換することを考えても悪くない選択だと判断しました。保証がついているのもメリットです(保証を有効にするためには必ずユーザー登録しましょう)。

OMRON BY50Sをチョイス

BY35Sにするか、BY50Sにするか少し迷いましたが、高知市の停電は思いの他長引くので、容量的に少し余裕のあるBY50Sを選定しておいた方が使い勝手が良いと判断しました。

仕事の関係で自宅を留守にする時間がほとんどなので、自室にこもっていることはほぼありません。停電が発生したときにはなるだけ長い時間バッテリーで動作し、バッテリー残量が少なくなってからシャットダウンプロセスが走るというのが理想です。

また、私の使い勝手ではPC処理の必要のない間はスリープスタンバイさせており必要になったら自動復帰する様にしているので、停電時はバッテリーからの電源供給で保持してくれて、停電が復電したら「何事もなかったかの様に維持し続けてくれる」ことが理想です。

そしてPC動作中に停電が生じた場合は、バッテリー供給で頑張ってくれて、いよいよバッテリー残量が足りない(まだ停電は復旧しない)という段階で初めてシャットダウンプロセスが走ってほしいのです。やはり少し容量に余裕が必要です。

ビジネスユースには小容量でも良いだろう

私の現在の仕事にはPCは欠かせないツールです。現在使用しているPCはバッテリーが搭載されているノートPCなので、不意の停電でもバッテリーによる動作保護がなされます。落雷や豪雨の季節に起きやすい停電に対しては、ノートPCの優位性はあると思います。

しかし、処理が重い仕事をしていることもあり、ノートPCの性能では事足りない場面が多々あることも事実です。会社のPC管理者からはWindows 7終了前にPC更新を行うと聞いており、その際にはノートPCよりデスクトップPCの方を希望しています。

ただ、やはり停電に対しては無防備である事は好ましくないので(タイミングによっては仕事が混乱する)、小型でもUPSは備えておく必要があると思います。仕事ならPCを操作しているので、停電が長引きそうなら自分でシャットダウンできますし、数秒の停電で作業がパァになることを避ける意味でも、UPSは必須アイテムと言えそうです。テーブルタップ型が手軽ですし、BY35Sでも十分だろうなと思っています。

UPS設定&シャットダウンユーティリティー

UPSにはバッテリー特性等のメーカーが研究したデータを元に、あとどれ位バッテリー供給可能かという予測や、バッテリーの劣化具合を診断するノウハウがあるはずです。そしてそれを制御する回路の性能とそのノウハウを活かす設定が必要になります。

そういう意味では、UPS設定を適切に行う事は重要であり、それを補助するユーティリティーソフトウェアの品質は重要視しています。しかしながら私は研究者ではなくユーザーなので手間はかけたくありません。メーカーは持っているノウハウをいかにシンプル(簡単)に使いこなせるかをUPSに組み込む必要があります。

OMRON BY50Sに付属するCD-ROMには、設定ユーティリティー、そして二種類のシャットダウンユーティリティーが付属しています。

  • PowerAct Pro(Master/Slave)
  • Shutdown Agent

使ってみたところイマイチしっくり来ないというか、柔軟に設定ができる反面、設定には知識が必要であり、検証という手間も欠かせません。(複数台のPCを稼働させていて自動シャットダウンさせたい場合は、同一LAN上に接続してあれば、Master/Slaveでシャットダウンシグナルを連動させられるPowerAct Proを使うと便利です。)

私の場合、電源を入れているPCは1台。スタンドアロン用で十分です。もう少し使い勝手の良い最新版が配布されていないものか?とOMRONのサイトを確認してみたところ、

CD-ROMに含まれていない「PowerAttendant Lite」があったので試してみたところ、PowerAct Proよりも手軽で使いやすいと感じました。これは人それぞれ感覚の違いがあると思うので好みで選ぶべきだと思います。

状態表示はシンプルなので見やすいと思います
シャットダウンのタイミングは三種類のプリセットから選べます。長めにしておけばギリギリまでバッテリー放電で持たせてくれそうです。これで使ってみようと思っています。
バッテリー放電時間を節約してバッテリーを温存したければ真ん中にしておけばバランスが良いでしょう。
停電が起きたらすぐにシャットダウンを走らせたい場合に有効です。消費電力が大きくシャットダウン動作に時間がかかるサーバーマシンなんかは、とにかく停電時には自動停止して保護することを優先させるべきでしょう。
オプションから必要な項目を選びレ点を入れておきます。私はこれくらいで良いと感じたのですが、追々煮詰めていく必要はありそうです。

UPSは備えておけば良いというものではなく、用途に応じて適切に設定しておく必要があると思います。突発的に起こる停電のことをシミュレーションして使用している機器を保護する事はやはり重要なことです。

まだ少し動作ログなどを集めて状態を把握して設定を煮詰める必要はありますが、これで今年の台風シーズンでもPCを保護することが可能となりそうです

幸い昨年はトラブルに至りませんでしたが、最悪は故障してしまうので、多少お金はかかるものの必要経費と考えておくことも重要だと思います。

追記

UPSをセットアップして2日後のGW休暇中に落雷の音が鳴りました。もしや停電するかも!と思ったのですが、停電は起こりませんでした。まだ梅雨には早いと思うのですが、もうそういう季節になっているんですね。

停電でPCが損傷したりして、慣れたPC環境がぶっ飛ぶとシャレにならないのでUPSを設置してよかったと思います。もしPC環境が壊れても仕事で家を留守に時間が長すぎて復旧させる時間すら無いですから、備えは大切だと改めて行動を起こして良かったと思っています。

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