元々ドアキーのロックが開けづらかった
現在乗っているテリオスキッドは、中古で手に入れた為、その時からメインキーをドアのキーに差し込んで開けようとした際に、なかなか回転せずにロックが開かない状態でした。これを解錠するにはコツがあって小刻みに動かすとフッと回転するところがあってドアロックが解除できる様な状態でした。
小刻みに動かすのは、いわゆる「ピッキング」解錠と同じ手法ですね。キーシリンダーの機構的にも内部が削れるので良くありません。
テリオスキッドはキーレスでドアロックを開閉出来るので、それほど重要視はしていなかったのですが、普段あまり乗らないために、バッテリーにキルスイッチを付けてることもあり、ボンネットを開ける前に毎度ドアロックを物理キーで解錠しなくてはなりません。
この儀式がちょっと面倒だったのです。助手席も同様になかなか開かないんですよね。だから挿し込むキー側の摩耗だと気づきました。キーの肝心な部分が傷だらけですし。

念の為キーの削り部分とキー番号はマスクしていますので状態が伝わりにくいと思いますが、かなり傷だらけなので仕方ないです。中古で買った車だから仕方ないですね。
キーレスキーの電池が切れた
先日、バッテリーとイグニッションコイルを交換メンテナンスしたばかりですが、数日後に乗って行った先で用事を済ませて帰るため、キーレスキーでドアロックを解除しようとしたところ、キーレスが反応しなくなってしまいました。
魔の悪いタイミングでキーレスリモコンの電池が切れた様です。
仕方ないのでいつも通り物理キーを差し込んで小刻みに動かしながらドアロックを解除しました。どうもコレはスマートではないし、傍目には怪しい行動に見えてしまいます。もちろん電池を交換することにします。
そう言えば今まで一度も電池を交換したことがありませんでした。この車を入手して3年間は毎週必ず乗っていましたが、その後(転職してから)はめったに乗らないので、リモコンの電池の消耗も少なかったのでしょうか。それにしても異常なほどの電池の持ちの良さですね。

残念ながら、CR1216ボタン電池(コイン電池)はダイソーなどでは売ってないので、Amazonでついで買いすることにしました。適合するボタン電池さえ入手すれば、ネジを一本外すだけで誰でも電池交換は出来ると思います。
メインキーを買い替える
こういうプチストレスもあってか、車に乗るのが面倒だと感じているところもあって、ただでさえ乗る機会が少ないのに乗らないのであれば維持費をかけて車を所有している意味がないなと、物理キーの課題もこの機会にクリアにすることに決めました。
単なるキーの複製(スペアキー作成)では駄目
一般的には、メインキーを元に(模倣して)スペアキーを作成します。この方法だとホームセンター等で1,000円ちょっと出せば簡単に作ってもらえます。しかしメインキーの形状がしっかりしていることが大前提です。劣化したメインキーを模倣してコピーを作成しても、スペアキーは元より劣化するので目的を果たすことが出来ません。
便利なことにネット通販でも、純正キーの番号が分かればカット加工済みの状態で購入することが出来ます。写真で言えば黒く塗りつぶしている部分に番号が刻印されています。この番号を注文する時に確実にショップに伝えます。(間違えると違うキーが作られてしまいます。)
キーの番号が悪意を持つ輩にバレると、簡単に合鍵を作られてしまうので、実は極秘な番号だったりします。
キーの形状と、対応キーナンバー(刻印番号)が適合していることを確認して注文することが重要です。そもそもブランクキーの形状が合わないとカット作業すら適切に行えません。リモコンユニットもケース内に収まらないでしょう。
加工済のキーが送られてきたら、キーの持ち手部分のプラスチックケース内にリモコンユニットを移植するだけです。
これでキー関係はリフレッシュされました。
いや本当は完全では無かったりします・・
経緯は知らないのですが、どうやらこのテリオスキッドは、リアハッチのドアキーシリンダーだけ違うものらしく、いくら頑張っても解錠出来ないのです。中古でこの車を入手した時には、後部をぶつけた痕跡があったので、リアハッチ(ドア)を交換している疑いがあります。その際にキーシリンダーを交換しなかったのでは無いかと推測しています。
完全に課題をリフレッシュするためには、「運転席ドア」「助手席ドア」「後部ドア」の3本のキーシリンダーをお揃いにしなくてはなりません。
やる気になれば、ヤフオクで「メインキースイッチ」+「3つのキーシリンダー」をセットで部品取り販売しているものも見受けられるので、格安で入手して「メインキースイッチ」と「3つのキーシリンダー」を交換することは可能です。
しかし、ステアリングコラムを外してメインキースイッチの交換、ドアの内張りを剥がしてシリンダーの交換×3ドア、と考えると憂鬱になってきます。なので現時点では諦めます。自分でそんな作業をやりたくありません。
若い頃は、車の下に潜り込んで足回りのセッティングやら、楽しみながらそういうDIYが出来ていたのですが、歳のせいもあって今はこういう作業を考えると(想像するだけで)億劫になってしまいます。
実際にやりだすと止まらなくなるのですが、現実的には腰痛もあるので無理も出来ません。やっぱり完璧を求めるのは止めにしよう。どうしてもやるならプロに頼むべき・・別にリアハッチから鍵を使って解錠、施錠することは無いし、キーレス(リモコン)で開閉できれば事足ります。深く考えないようにします。


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