テリオスキッド(TA-J131G)のクラッチ交換(その2)~ダイハツでクラッチ交換してもらった

テリオスキッドを中古(約50,000KM走行)で入手した時から、クラッチを繋いだ直後に出る振動、音がずっと気にはなっていましたが、音が鳴らないポイントとクラッチの繋ぎ方を見つけてからはそれなりに乗れていました。半年ちょっと乗って7,000km弱なのでざっくりと言って月1,000km走行のペースです。

しかし、エンジンの回転が2,500rpm以下でシフトチェンジすると、ズゥイインという振動が出る症状は依然として変わらないので、低回転では走行せざるを得ない場合はなるだけアクセルを踏まないという乗り方をして来ました。そして加速する時は低いギアで引っ張ってからシフトアップ。この乗り方でそれなりにやり過ごしてきました。

普段は一人で自宅と仕事場所へ行き来するのですが、ある日たまたま二人を乗せて(3名乗車で)市街地を走行した時、発進する最に1速ギアでクラッチを繋ぐと、ズガガガガという感じの振動、そして確実にクラッチの滑り症状が現れました。停車して走る度にかなり神経質にクラッチを繋がないと走り出すことが出来ません。普段より重い重量を動かすためにクラッチに負担がかかって耐えられず滑り症状が現れた訳です。

これを機にクラッチをオーバーホールすることに決めました。幸い一人で乗車する分には今まで通り、ちょっと気を使ってやれば乗れなくはありませんでしたので、ディーラーに相談して診断してもらい、「やはりクラッチの摩耗ですね」と結論が出てから、部品待ち、入庫のタイミングなどで半月以上ズルズルと引き伸ばしてしまいましたが、無事に交換してもらうことができました。

クラッチ交換は一日あればできるらしい

ダイハツで相談した際、私が懸念すべきことは作業時間(日数)のことでした。自宅~仕事場所への移動は週末と週頭の夜間です。一週間の内5日間は仕事に行ったっきりとなります。つまり代車が必要です。一週間代車を借りっぱなしに出来るということが条件だと思ったのです。

しかし、ダイハツで相談してみるとクラッチ交換作業自体は一日あればできるので、朝入庫して、夕方には引き取ることができるとのこと。幸い土日も営業してくれているので、土曜日に預けて代車を借りて夕方、もしくは日曜日の午前中に引き取ることが出来れば日曜日の夜には自分の車で仕事場所へ移動できます。

タイミング悪く私が勝手に予定していた週はダイハツが作業予約でいっぱい。その翌週は私の仕事の関係で自宅には戻って来られない。その翌週以降ということになったので思っていたよりも長引いてしまいましたが、その間つつがなくテリコに乗って職場と自宅の移動が出来れば問題ありません。幸い早めに気づいたのでしばらくは走れます。ダイハツの担当者にはその旨話をして、作業予約を取りました。その日の朝一番でテリコを預けに行きました。

夕方には仕上がった

担当メカニックから、「今日(土曜日)中、もしくは明日(日曜日)の午前中にはお返しできるように作業します。作業が終わったら連絡します。」という言葉があったので、そのままお任せしました。夕方になって連絡がそろそろ来るかな?明日になるかな?と思っていた矢先に電話がかかってきて、「クラッチ交換が完了しました」とのことでした。代車でダイハツに引き取りに行きました。

交換作業は「その1」で見積もりを取った通り、下記の項目が終わり、見積もりにMTオイルシールが200円ほど追加された金額でした。

  • クラッチ盤交換
  • クラッチカバー交換
  • レリーズベアリング交換
  • MTオイル交換

クラッチOH費用について

上記の項目にかかった費用はトータルで53,000円(税込み)なので、税抜だと50,000円以下という金額になります。クラッチ交換の手順などは知っているので、部品代、工賃だけでなく設備の使用などを考慮すると、妥当な金額だと思っています。

仮に自分でネットで手配したとして交換部品代+油脂代が18,000円程度だとすると、工賃が32,000円程度になります。この工賃を妥当とするかどうかは人それぞれの価値観でしょう。私には妥当だと思えました。(自分でやるならこれ以上欲しい・・リフター等の設備もないしできればそんな金額ではやりたくない)

それに私は自動車整備士の資格を持っていません。ダイハツのメカニックは当然整備士資格も持っていますし、メンテナンスのミスでトラブルが起きた場合の保証などを考えると妥当だと考えます。

駆動系の振動、音が無くなった

代車を返却して自分のテリコに乗りエンジンをかけた時点で若干音が静かになったと感じました。そしてクラッチペダルを踏み込んだ瞬間、笑いが出るほどに軽くて力強く踏み込み過ぎてしまいました。こんなに軽かったんだな。

これはクラッチカバーを交換したことが効果として現れていて、ダイアフラムのテコの力がフルに機能している証です。レリーズベアリングも交換しているので踏んだ時の動きも当然軽くクラッチを切っている間の振動もほとんどわからなくなりました。

1速で発進した際、ちょっと戸惑うほどにフィードバック(クラッチ盤の摩擦している振動)が無くてかなり違和感を感じました。しかし新車の状態であればこういうものです。状態が新車に近い状態に戻った訳です。少なくともクラッチ関係だけは。

バックギアの抜けも起きにくくなった

このテリコはバックギアに入れる時に入りづらかったり、抜けることがあったのでクラッチを切り直して慎重に操作する必要があったのですが、今回のクラッチ交換時にトランスミッションを下ろす事もありオイル交換を依頼しておきました。

中古車なのでもし前オーナーがMTオイル交換を一度もやってなかったとすれば、5万キロ無交換ということになります。ここいらで交換しておくことはこの先のことも考えると重要だと思っていました。私が以前所有していた車ではちょっとした競技にも参加していたことから1万キロ程度毎に交換していたので、それと比較して5万キロだとオイル劣化がかなり進んでいる可能性が高いと思うのです。

MTオイル交換については、ちょっと走らせた程度では違いは現れなかったのですが、2,000キロ程度走行した後でバックギアがスムーズに確実に入るようになった効果が実感できました。やはりギアオイルも重要です。

低速走行が苦手な車ではなくなった

今回のメンテナンスで、やはり一番の効果はクラッチ関係がリフレッシュされたことによる駆動系の振動が収まったことです。ローギアでクラッチをつないでそのままゆっくり進みながら加速しても気になる振動が起きなくなったので精神的にも楽です。

市街地では4速や5速度でトロトロ運転をする場面もありますが、今まではギアの選択を的確にしてやる必要がありました。しかしクラッチ交換以降、全く苦にならなくなりました。無駄に回転数を上げて(引っ張って)からギアチェンジする必要も無くなったのでエンジンへの負担も軽減されると思います。

そして、依然として続けている燃費トライアルの数値も良くなるのではなかろうかと思っています。使えなかった回転域とギアの組み合わせが使えるようになったので運転のしかたの幅も広がった訳です。

テリオスキッドは、もともと燃費が良くない車種だと言われていますが、MTで2WDであるこの車両に関しては18キロ/リットル程度走るので、もしかすると19キロ/リットルも安定的に実現しそうな気がします。退屈な移動が少し楽しくなる要素が増えました。

仕事の都合でなるだけお金をかけず車を手に入れようと考えてこのテリコにしたのですが、仕事の都合が変わったりして何時まで乗るか分からないので、乗っている間はそれなりに楽しもうと思ってます。

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