ProtoArc EM04トラックボールの左ボタンの反応が悪くなった〜分解して接点復活剤で清掃して改善された

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トラックボールの左クリックが反応しにくくなった

トラックボールはもう10年以上前からロジクールのM570を使い始めて、年数をかけて4台程買い替えて所有していましたが、近頃はロジクールの製品がモデルチェンジして高価になったことや、イマイチボールの転がりが良くないので(ハズレが多くなった?)、1年ちょっと前からProtoArcのEM04というトラックボールを使用しています。

ProtoArc EM04を手にしたキッカケは、Amazon Vineで試供してもらったことが始まりです。

思いの外使い勝手が良かったので、1台買い足しで2台所有しています。しかし先Amazon Vineでもらったものの方が使用頻度が高いせいか、左ボタンの反応が悪くなってしまいまいた。ボタンをぐっと押し込まないと反応しなくなってきました。

このEM04トラックボールの便利なところは、2つのBluetoothデバイスをペアリングした状態を記憶してくれるのでBluetoothの2デバイスが切り替えられるのと、USBレシーバーも付属しているので+1台はUSBレシーバーで接続して使用出来る点です。

つまり合計で3デバイスを切り替えて使用出来るのが、ロジクールM570よりも便利な点だったりします。Bluetooth非対応のパソコンでも使えるのでとても便利なのです。

また、充電可能なバッテリーを内蔵しているため、USB Type-Cで充電して繰り返し使用することが出来る点も便利です。電池切れでいちいち電池を交換する手間もなく、充電ケーブルを接続して(充電しながら使える)使用できます。

EM04はトラックボールの転がりが良い

EM04には優れている点がまだあって、ノウハウを持っているハズのロジクールM570よりもボールの転がりがスムーズなのはかなり優秀な特徴です。

ケースの形状的には手に馴染むかどうかは人それぞれなので、持ってみないとわからない部分はありますが、価格的にも安いのでかなりおすすめです。

初めてトラックボールを使う人には、EM04はとてもおすすめです。トラックボールが合わないと使うのを諦めたとしても、さほど高価な製品ではないので諦めがつきます。人に譲る場合でも諦めの付く価格です。(セールのタイミングを狙うとかなりお安いです)

いつ製造終了するかわからないので、予備として買っておきたい気持ちもあるのですが、バッテリー内蔵なのでストックしておいてもバッテリーがダメになる可能性が高いので、ストックとして保有することは控えています。ベストセラー商品となって製造元が今後も製造し続けてくれることを期待しています。

ボタンスイッチの清掃メンテナンスを行うことにした

一年以上使い続けてきたので、先に入手したEM04の左ボタンの反応が悪くなってきました。やはり左ボタンがヘタるということはクリック回数(使用頻度)の問題なのでしょうね。スイッチは可動部品なので消耗することは仕方ありません。

仕方ないので分解して接点復活剤(液)を染み込ませて清掃することにしました。ネジを外してケースを開けて分解する必要があります。

EM04の分解は初めてなので構造的なことが全然わかりません。多分底面に隠しネジがあって(ラバーシートで隠れている)それらを外せば分解できるとは思うのですが。

分解手順の情報を発見

もう1年以上前から存在する製品なので、インターネット上で先に分解した人の記録が有るんじゃないかな?と検索してみたところすぐに見つかりました。

内容を読ませてもらうと

  • 底面にネジ(隠れたネジ)が沢山ある(ラバーシートを剥がす必要あり)
  • 左右ボタンスイッチを押すレバーを外して表面側からスイッチにアプローチする

ポイントはこの2点だと理解しました。

後は自分の体験記として記録しておきます。先々の自分のためにも、また誰かの役に立つかも知れませんし。

ラバーシートを剥がしてネジ7本を取り外す

底面のラバーシートは思い切って剥がしてネジを緩めます。ラバーシート1枚はめくってネジにアプローチ出来そうだったので完全には剥がさないことにしました。後の作業が面倒くさいですからね。

PtotoArc EM04の底面ネジの位置図

剥がしたラバーシートは後で両面テープを貼ってハサミで切り取って貼り付けるしかありません。多少見栄えは悪くなるのは仕方有りません。そんなことよりもボタンの反応が悪い方が問題なので気にせず進めます。

PtotoArc EM04のケースを開ける写真

無事にケースを開けることが出来ました。いわゆる殻割りってやつですね。

上下パーツ、ボール検出部のフラットケーブルを取り外して作業しやすいようにしました。フラットケーブルのオモテウラはしっかり覚えておかないと組み立てる時に困るので要注意です。

PtotoArc EM04の底面ネジのパーツ

左右ボタンプレートを外す

この部分が今回の肝というか、EM04のスイッチ清掃作業のポイントとなりそうです。リサーチ通りネジを外して、左右スイッチを押すプレートを取り外すことで表側からスイッチにアプローチ出来ます。

PtotoArc EM04の左右ボタンプレートを固定しているネジの位置図

ネジを外してプレートを取り外しました。私は左右両方取り外しました。左右両方のスイッチを洗浄しておくつもりだからです。なるだけ分解メンテナンスをする頻度を減らしたいのでついでに両方洗浄しておきます。

PtotoArc EM04の左右ボタンプレート

これで左右ボタンスイッチにアクセス出来ます。リサーチ通りです。

PtotoArc EM04の左右ボタンスイッチの位置図

接点復活剤(コンタクトスプレー)を一滴垂らして染み込ませて、マイナスドライバーでポチポチ押してスイッチ内部を洗い流します。その後、もう一滴垂らして染み込ませて洗浄を終了としました。KUREの接点復活剤は1本持っておくととても便利です。

PtotoArc EM04の底面パーツ配置写真(バッテリー実装位置)

参考写真として、本体ベース側に実装されているバッテリーの位置です。思っていたサイズよりも大きなバッテリーが搭載されていました。自宅で使う分には一ヶ月以上持つので、このバッテリーサイズならではなのでしょうか。十分なサイズだと思います。

なるほどバッテリーの電圧は3.7Vなので、USBの5Vで充電対応できるわけですね。

仮組み立て

左右スイッチの洗浄が終わったので、まずは元通りに組み立て直します。確実にフラットケーブルを差し込んで、しっかり固定ロックをかけて順に組み立てます。

パーツ類を所定の位置に配置して、ケース上下を噛み合わせます。ケーブルを噛んだりしない様に注意しないと予期しないトラブルを招くので慎重に行った方が良いですね。

コレでミスがあるとやり直しになるので仮組み立ては重要です。

トラックボールの動作確認

元通りに仮組み立てしたので動作確認です。キチンと再組み立てしたので問題なく機能しました。左ボタンも復活してしっかり反応してくれるようになりました。

LMDE7上でのBluetoothデバイス認識

EM04は左右ボタンに静音スイッチを採用しているのがこのスイッチの弱さなのでしょうか?とは言ってもロジクールのトラックボールも左右ボタンは反応が悪くなるので、こういうものなのかも知れません。ある程度使うとメンテナンスする必要があるのでしょう。(もしくは買い替え)

動作OKなのでキチンと組み立てて作業を終わらせます。

底面ラバーの貼り付け

動作確認が無事に終わったら組み立てて、ネジ穴を塞ぐ位置にあるラバーシートを貼り付けて戻します。

底面ラバーは、滑り止めが第一の目的なので両面テープを貼って、ハサミで切り取って、なるだけ元の状態に近いように貼り付けます。一度剥がしているので元通りにとは行きませんが、滑り止めの機能としては十分でしょう。いちいち裏返して見ることも有りませんし。

手持ちの両面テープがナイスタックしか無かったのでこれで済ませました。粘着力が弱くて剥がれてくる様ならもうちょっと粘着力の強い両面テープで貼り替えることになるでしょう。いまのところはコレで十分です。

大した手間も必要なく、接点復活剤を数滴使用しただけでトラックボールのスイッチが復活しました。まだまだバッテリーは十分使えそうですし(充電回数も5回位しか使ってません)、メンテナンスしてまたしばらく使い続けられるので良かったです。

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