米の価格が相変わらず高い
2024年は米の価格が高騰して、しかも国産の単一銘柄による米は入手難になりました。あれから半年以上経って2025年の新米が流通していますが、相変わらず米の価格は高止まりです。
2024年は一番高いので10kgで9,500円位のお米を買った記憶があります。2024年以前は10kgが4,000円程度で購入出来ていたので、倍以上の価格になっています。
こういう事態になると国（政府）の問題になって来る訳で、農水省大臣だった江藤農相大臣が空気を読めない発言「米を買ったことがない（支持者から頂くので売るほどある）」という感じで国民を逆なでしてSNSで炎上。小泉進次郎大臣に代わりました。江藤大臣は、まあまあ良くやってくれていたと思うので、素人の小泉大臣になってどうなることやらと職場でも話題になりました。）
小泉大臣は、「備蓄米を必要なら全て放出する」とまで言い切ってしまい、大丈夫なのか？備蓄ゼロにするとかありえんやろという、話題に事欠かない発言で世間を賑わすことになりました。
多少タイムラグはありましたが、備蓄米が流通するようになって行列を作ってまで買い求める様子をTVのニュースで目にしましたが、並んでまで買う必要あるか？というのが我が家の価値観です。スーパーマーケットでそれなりのものを買って食べていました。
2025年の新米が流通する様になったので、わざわざ備蓄米を買う人も減ったと思われ、備蓄米が在庫切れということもなくなった様です。
米に限らず物価は上がる必要があると思う
米の価格が一気に上がった裏側で、やはり米を市場に出し控えしていた（隠し持っていた）と思われる業者がボロ儲けしている様です。まあそれも経済の仕組みなので仕方ないかも知れません。新米が出回るようになると備蓄米（古々々米）なんて飛ぶようには売れなくなりますので、下手したら在庫を抱えて損失になりかねません。それなりの価格で市場に流すしかないのです。
米の価格高騰はわかりやすかったですが、色々なものの価格がじわじわと上がっています。製造に必要なエネルギーを始めとした色々なものが輸入に頼らざるを得ない日本という国の構造上、物価は上がらないと経済が回りません。
それに、日本の物価が安いという事は、外国人が訪日した時に「激安だぜ、ヒャッハー！」と調子に乗られ、買い叩かれる事態になります。あまりにも日本への旅行が激安だと、あまりよろしくない外国人（害人）が入ってきて日本国内で好き放題されます。実際に各地で色々なトラブルが起きている様です。
「Youは何しに日本へ」というTV番組を以前はたまに観ていましたが、「日本に来るのが夢だった」という外国人観光客の発言が多かったのを思い出します。しかし現状は円安で日本が格安ツアーのターゲットにされてしまい、日本やっすい、ちょろい国だぜ！的な目で見られるのは好ましく有りません。
国によっては自国内での自由が制限される国もあるため、規制がゆるく何でも許される日本は本当にチョロいもんだと思われている節があります。政府もインバウンドという言葉でごまかしてユルユルの入国審査基準にしてしまい、害人が多数入ってきて治安も乱れています。移民問題も無視できません。
やはり国内の物価は、世界的に見ても安いので価格を上げざるを得ないと思います。そうしないと均衡が保たれません。理想的には徐々に日本人の労働賃金が上がってきて貯蓄を小出ししなくても済むような収入を得られるようにならなくてはいけないと思います。日本人の多くにとっては我慢の期間が続きます。
政府の対策が遅い＆とんちんかんズレまくり
小学校高学年から中学校辺りで習う経済の基礎中の基礎が日本国内で機能していません。物価はジリジリと上がるのに所得は増えない。ちょっと賃金が上がったとしても社会保険料等が上がり手取りは減る一方です。本来なら政府が日本国内の経済をコントロールして健全にお金が回るようにしなくてはならないハズなのに全然改善されません。
手っ取り早いのは消費税減額、もしくは廃止だと訴える人がいます。私も同意見です。消費税廃止を国会で発言すると「ザイゲンガー」という政治家の多いこと。与党がコレだとどうしようもありません。中学校の社会科をもう一度勉強してこいと言いたくなります。
消費税廃止、または消費税減税は一度もなされていません。一度やってみれば良いのです。それで問題が浮上してきたら見直せば良いのです。国会議員なんてそのための議論をするためにいる訳ですから、行動せずに足をとめることばかり言っていては何も変わりません。日本経済はジリ貧です。
Amazonで備蓄米を買ってみた
かなり脱線しましたが、今回、Amazonで令和3年産の備蓄米を購入してみることにしました。5kgで2,000円を切る価格で安いためだろうと思いますが割と人気があるらしく、直ぐに在庫切れ（入荷未定）となります。
現物が届いたので、炊飯器で炊いて食べてみました。
やはり古々米という位置づけなのでパサツキ感というか、日本産のお米特有の味わいには欠けます。白ごはんとおかずという食べ方では、明らかに新米にはかないません。ご飯だけで食べてもイマイチ美味しくありません。やはり非常時のための備蓄米だと割り切る必要がありそうです。
ただ、焼き飯にしたり、オムライスにしてみたりすると全然違和感がありません。むしろ粘り気が少ない分、新米よりも食感が良いかも知れません。
昔のことを思い出しました。米不足でタイ米が流通したことがあったのです。私がまだ独身で自炊をしていた時だったので、かなり昔のことです。当時はタイ米はカレーライスやチャーハンに使うととても美味しく食べられると分かったので特に苦労は感じていませんでした。価格も落ち着いていましたし。
今回、Amazonで備蓄米を購入してみたのは、新米が流通するようになって備蓄米がだぶついているという事を知ったからです。それなら贅沢を言わずに工夫して備蓄米を食べれば節約にもなるし、食品ロスも防げるので合理的では？と考えたからです。
実際のところ、Amazonでは人気があるらしく品切れになっていることが多いので、本当に備蓄米がだぶついているのか？は謎です。調べる方法もわかりません（AIに聞いてみるくらいかな？）。
贅沢を言わなければ備蓄米（古々米）でも十分食べられるので（匂いがダメだという意見もチラホラみかけますが私は大丈夫だった）、ちょっと節約モードで消費に貢献して行こうかと思っています。食べ終わったらまたリピートしても良いかなと思っています。5kgで2,000円切りは安いですし。
物価の上昇と共に労働賃金の上昇も早く実現させて欲しいものです。その為には真っ当な仕事をしてくれる政治家を立てなくてはなりません。私利私欲で私腹を肥やす政治家は追放するしかありませんね。
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