サラリーマンがはじめての「ふるさと納税」をしてみた2021〜仕組みがなかなか理解できなかったけど簡単だった

サラリーマンがはじめての「ふるさと納税」をしてみた2021〜仕組みがなかなか理解できなかったけど簡単だった

ふるさと納税をやってみることにした

先日、実家(弟がいる)で忘年会をしようという話になりお呼ばれして来ました。その際に弟がふるさと納税でいただいた返礼品(スポンサーは母親)だという美味しいものを出してくれました。

ふるさと納税というものを知ったのは結構前ですが、サラリーマンには無縁のものだと勝手に思っており、それ以上調べることをしなかったので、今回弟にざっくりとさわりを教えて貰いました。しかし詳しい仕組みがわかりません。うちの実家は自営業に類するので、確定申告を毎年行っており、サラリーマンの納税のことがわからないので無理もありません。

弟のアドバイスで、YouTube動画をいくつか観て、ふるさと納税について調べてみました。

わかっている人の説明はわかりにくいものが多い

YouTube動画をみて思いました。やっぱり仕組みがわからん・・
いくつかの解説動画を観てわかりやすい解説に遭遇出来て、一応、私は理解することが出来たのですが、ふるさと納税未経験者が疑問に思うのはおそらく下記の様なことだと思います。本当にこれらのことがわかっていませんでした。

  • 毎月の給与から控除で抜かれているのに更に納税しろってことか?
  • どこがお得なのか意味がわからん
  • 結局、返礼品を割高で買ってるだけじゃないの?
  • 税金が戻って来るってどういうことよ?
  • 具体的な手続きとかどうすんのよ?

これ以外にもモヤモヤしているものがありましたが、私も現時点、理解しちゃった人の方に入ってしまったので、わからないことがわからなくなってしまいました。なので私の説明もわかりにくいかも知れません。わかってなかった頃の自分を思い出しつつ疑問点などに触れていきます。

翌年の住民税が割引されます

シンプルに言ってしまえば、ふるさと納税というのは、現在住んでいる市町村の住民税の一部を先払いするということの様です。つまり12/31までにふるさと納税をして申請すると、翌年の春以降に決定される住民税(所得税)が割引されます。その割引には上限があります。この上限というのは所得や保険料の控除額等によって人それぞれ違っていてわかりにくい1つの要素になっています。

難しく考えずとも住民税の一部を先払いするという仕組みで行くと、預金に余裕が無ければ、ふるさと納税をする余力がなくて、「そんな金払えるかよ!」と言いたくなります。よって高額納税者(高収入者)優遇の制度だ!と賛否が言われています。

我が家は高収入ではありません。ぜいたくもせず質素に暮らしていますが、毎月ちゃっかり給与から税金等が徴収されていて、給与明細を見るとがっくり来てしまいます。でも住民税の一部を先払いする程度は可能かなという感じの預金はあります。住民税の全額をまとめて前払いしろって言われたらアホかと怒鳴りたくなりますけどね。

上限は人それぞれなのでシミュレーションで調べて下さい

ふるさと納税で翌年の住民税が控除される額については、人それぞれ違うので記すのは不可能です。ふるさと納税の返礼品申込みサービス(さとふる、楽天ふるさと納税など)に、上限額シミュレーションツールがありますので、各自でそれらを使って計算するしかありません。こういうところはわざと難しくしている様に思います。

強いて私なりの考えを言えば、ざっくりと翌年の年収を推測して上限を算出し、実際にはそれよりも少ない範囲でふるさと納税をしておけば、翌年の年収が減ったとしても控除の上限をオーバーして「納税しすぎた!」ってことは起きないと理解しています。我が家には余分に納税(寄付)をする余裕はありません。

決して上限ギリギリまで返礼品を集めるぞ!なんて欲張らないことですね。上限より少なめでも、全く返礼品を貰えない現状よりはお得ですし。

ふるさと納税の本質は支援したい地方自治体に寄付(納税)する仕組み

この制度のそもそもの成り立ちから追いかけるとわかりやすいです。ふるさと納税は、「自分の居住地とは違う地方自治体に納税したい」という人のために設定されたものらしいです。高知県出身の私も、東京、大阪に住んでいる期間が長かったです。その頃にふるさと納税の制度があったなら、高知にふるさと納税(寄付)していたと思います。

すると、ふるさと(高知)から地元で取れた野菜や海産物が返礼品として送られてくる訳です。カツオのたたきとかね。それを食べながら故郷を懐かしく思える訳です。そして高知に納税したので住んでいる東京(大阪)の住民税が翌年安くなるという仕組みですね。この「翌年の住民税が安くなる」というのがポイントです。

余談ですが、一時期、返礼品を豪華にして「ふるさと納税(寄付)を獲得するぞ!」という、地方自治体の競い合いがヒートアップしてしまい、度を越したことがあった様です。そのため現在は制限がかかってふるさと納税(寄付)額の30%までに返礼品を抑えなくてはならない決まりだそうです。昔からふるさと納税していた人はきっと「あの頃はお得だったなぁ〜」なんて思っているんでしょうね。

基本は確定申告(サラリーマンはお手軽なワンストップ特例制度あり)

ワンストップ特例制度という仕組みがあって、確定申告に慣れていないサラリーマンでも、楽天ふるさと納税に対応した商品を購入するイメージで、お手軽にふるさと納税が可能です。例えば「楽天ふるさと納税」で寄附先の自治体と返礼品を指定する際に、「ワンストップ特例制度」を使うかどうかの選択肢があります。これを指定しておくと、返礼品とは別に、地方自治体へ申告するための書類が送られて来ます。基本的に寄附金額や寄附日、氏名等は印刷されているので間違いが無いか確認する程度です。記入するのはマイナンバーカードの番号程度。

これに証明書(マイナンバーカードのコピー等)を添付して、ふるさと納税をした地方自治体へ申告書を郵送すると、あとの手続きは寄附された地方自治体と、自身が居住している土地の自治体が情報をやり取りして処理してくれるという仕組みです。

例えば、「下関のフグ」がええな、と思って「フグ」を返礼品に選んで、15,000円のふるさと納税(寄付)をしたとすると、15,000円ふるさと納税を受け取りましたという受領書が送られてくるわけです。ワンストップ特例制度の場合は、期限内(1月10日まで)にそのふるさと納税先の地方自治体に申告する必要があります。

ワンストッブ特例制度を使わず確定申告をする人は、確定申告で寄附額を記入してふるさと納税寄附金受領書を添付して申告します。キチンと申請しないと翌年の住民税が控除されないので、「お高いフグを買った」というバカな行動で終わってしまいます。

きちんと申告をすると、その自治体が、高知市役所に納税情報を送り、高知市役所が私の翌年の住民税から納税済の金額を差し引いてくれるという仕組みです。あえて細かいことは端折ってますので詳細は確認して下さい。

税関係は受け身であれば取られるだけです。基本的にこちらから申請しなければ恩恵は受けられません。ふるさと納税もやはり同じで知らない人は恩恵を受けられないという仕組みですね。

2,000円の自己負担金は差し引かれるらしい

細かいことを私が説明する必要も無いのでしょうが、重要なことなので一応記しておくと、年収や保険料の控除額やらから計算した上限額を丸々住民税から控除してくれるわけではありません。必ず2,000円減らされるそうです。例えば40,000円のふるさと納税を控除上限枠内で行ったとしたら、38,000円が翌年の住民税の控除対象額となるわけです。

実際は、ふるさと納税をした金額がキッチリ住民税から控除されるわけでは無いらしいので、ここの部分は、この記事を読んでいる人はあまり気にしない方が良いと思います。結局税にまつわる計算は役所に上手くやられているので手出し出来ません。

あえて言うなら、ふるさと納税10,000円程度であれば、2,000円引かれて8,000円が寄付額になる訳ですから、あまりメリットが少ないということになります。更に言えばふるさと納税額5,000円なら3,000円しか控除の対象にならないってことです。ここいらの仕組みからも「高額納税者優遇の良くない制度だ!」と指摘し反対する人がいるわけでしょうね。

個人的には高額納税者は、それだけ多くの税金を納税している訳だから返礼品でお返しを受けても良いと思います。もちろん本当の意味で、ふるさと(出身地)を応援したいと思う気持ちもありますけどね。高知市に住んでいる私の場合、高知市を応援したければ、ふるさと納税をせず普通に住民税を納めるだけで良いです。ふるさと納税は他の市町村に先払いで納税する訳ですから、極端なことを言えば居住地である自治体を裏切る行為とも言えます。そこでそうならない様に上限が設けられていて、大半は居住地である自治体に住民税として支払う義務があるという訳です。

ふるさと納税関係書類が届いた

ふるさと納税で返礼品付きの寄付が出来ますが、どこで寄附をすれば良いのでしょうか?
「さとふる」がめっちゃテレビCMを流していて、好きな女優さんである麻生久美子さんが気になって仕方ありません。

「さとふる」はもちろん気になったのでアクセスしてみましたが、私の場合は、唯一ポイント還元とかで恩恵を受けている「楽天ふるさと納税」を選ぶことにしました。

実は昔からマイレージポイントとかセコセコ貯めてみても、失効させてしまったりで恩恵を受けた記憶がありません。楽天は嫌いな面もあるのですが、個人的にはポイントの恩恵がある唯一の仕組みなので、せっかく選べるなら「楽天ふるさと納税」で納税(寄付)することにした訳です。「さとふる」も訳がわかってない時点でユーザー登録しましたが結局使いませんでした・・(さとふるはPayPayと手を組んだみたいですね)

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ふるさと納税の書類が届くまで一週間位だった

「楽天ふるさと納税」で寄附してから一週間程度で、選んだ地方自治体から「ふるさと納税」の書類が2通届きました。ワンストップ特例制度を使う場合は5自治体までという制限があります。私は4自治体を選びましたので枠内です。あと2通届くのは近日中でしょう。遅く届けられると1月10日までに間に合いません。

やること(手続き)

ふるさと納税は、1月1日〜12月31日までの期間で動いている様です。その間にふるさと納税をして、ワンストップ特例申請の場合は、1月10日に必着(消印有効という説もある?)で書類を該当する自治体に送らなくてはなりません。ここは絶対に譲れない部分です。年の瀬が押し迫っているので確実に済ませておかなければなりません。

●今日届いた自治体は封筒には切手を貼らなくて良いみたいだ
切手が必要な自治体もある(不親切だ!)と楽天のレビューで読んだので、切手も準備しておいた方が良さそうだと言うことも付け加えておきます。

●ワンストップ特例申請書は返礼品を選んだ時に指定したから入っていたと思われる
ワンストップ特例申請を指定しないと書類が付いてこない可能性はあります。寄附の時に慎重に手順を済ませる様にしましょう。

●マイナンバーカードの表裏のコピーを取りハサミで切ってノリで貼り付ける方式みたいだ
A4用紙にコピーしてそのまま同封するつもりでしたが、貼付枠がカードより少し大きい程度の枠なので、ハサミやカッターで切り抜いて貼り付けろと言うことの様です。

●マイナンバーカードはスキャンして画像編集ソフトで沢山コピーして印刷しておけば無駄なく使えそうだ
プリンターが自宅に無いのでPDFファイルにしてUSBメモリに保存しコンビニで印刷することになりそうです。うちの 場合はフラットベッド式のスキャナーで画像として取り込み、画像編集ソフトで表面と裏面を並べて一画像としました。A4サイズで作ってPDF化してUSBメモリーに保存してコンビニで印刷します。どうせ切り抜くので1ページに複数コピーすれば1枚か2枚の印刷で済むと思います。デジタルの良いところを活用です。

スキャナーでスキャンした画像をA4サイズに複数コピーしてPDF化した

●寄附金受領証明書も付いてくる
確定申告する時にはこの書類が必要らしいので念の為きちんと保管しておくのは重要です。
医療費がかさんだりして確定申告するとワンストップ特例申請は無効になるらしいので、まとめて確定申告し直さなくては控除されなくなります。先のことは誰にも分かりません。

会社から源泉徴収書が届くのが遅い!(まだ貰えてない)

ふるさと納税の仕組み上、翌年の住民税がお安くなるということは未来の予想をしながら納税をするということになります。更にややこしいことに、年収、保険料控除等の詳細な条件をシミュレーターに入力したとしてもそれは今年の所得になります。

つまり、ふるさと納税のポイントである、「翌年の話」を予測で進める必要がある訳で、そのためには今年の源泉徴収書がヒントになる訳です。同じ仕事をしていれば翌年の収支の予測がつきますからそれで計算しようという訳です。

もちろん、転職したり、仕事が変わって残業が減った、手当が減った・・・ということはありえると思います。そうなると上限額が変わってくるので、欲張ってギリギリの金額を狙って返礼品を選んだ場合、オーバーして過払いということもあり得ます。

おそらく、ふるさと納税上級者は、新しい年が始まった1月1日から翌翌年度の住民税を下げる行動に出ているのでしょう。そして10月、11月と年の瀬に近づいてくるとより正確な年収が確定して来るので、まだ行ける!と11月、12月頃に更に返礼品付きのふるさと納税をするのだと思います。結局、年末に駆け込みのふるさと納税がラッシュとなり業界関係者は忙しくなる訳です。

私が務めている会社は、源泉徴収書が届くのがマジで遅いので、ギリギリまで追い詰めるなんて事は出来ません(しませんが)。自分で集計して材料を集めないと正確な上限額の計算は出来ない訳です。そこまで労力をかける気は無いので、まぁ年収はこれくらいだから、これくらい控除されたら嬉しいな、程度のふるさと納税しかしていません。

その場合、ほとんどの住民税は現在住んでいる高知市に納めている訳です。高知は出身地で思い入れの有る土地なので今まではそれでも良かったと思います。ただ、他の自治体に寄附という形で納税して、少しだけ美味しい食べ物とか返礼品でいただけたらラッキーだな、そんな感じで今年は「ふるさと納税」をやってみました。

仕組みは理解出来たので、来年はもうちょっと上手にやってみようと思っています。但し、こういうのは程々にして、あんまり欲をかかない方が良いですね。ちょっとお得だった〜♪程度がちょうど良いと思います。返礼品を選ぶ時に知らなかった地名や特産品を知ったりすることもありますし、楽しみながら出来たら一番良いですね。

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