花が落ちまくったので実が少ない
自宅裏の柿の木について過去記事にも記していますが、2025年は猛暑続きということもあってか異常ですね。まず5月上旬に柿の花が咲いたと思いきや、数日でポロポロと落ち始め、大量に落ちました。

ホウキとチリトリを使って地面を掃き掃除しました。大量に落ちたので結構大変でした。
コレは調べてみると受粉されなかった花は落ちるそうなので、本来ミツバチなんかが飛んできて受粉してくれるところ、ほとんど受粉されなかった為に大量に落ちたということの様です。
この時点で今年は実の数が少ないだろうなという予想ができました。木に残って実になる部分が膨らんできた数が少なかったですからね。
今年は害虫被害も少ない気がする
今年も虫が葉に卵を産み付けているのを発見したら葉を取り除くという地道な努力をしてましたが、例年に比べると卵を産み付けられている変な形の葉が少なく感じました。害虫被害も少ないかも知れません。
猛暑で虫が産卵しに来る数も減ったのかも知れません。そもそも虫の数が少なかったのか?自然界のことなので食物連鎖的に鳥などに食べられて害虫が少なかったのかも知れません。
今年はスズメバチをよく目撃する
今年はやはり例年に比べると異常がある様です。柿の木がある家の裏でたばこをぷかぷかやってると、9月になってからスズメバチがよく飛んできて柿の葉を転々と飛び移っています。スズメバチは肉食なので虫の幼虫なんかを捕食しているそうですが、やたら見かけるので狩場にされている様です。スズメバチが頭上を飛び回るので気色の良いものではありません。
という事は、柿の木(葉)に止まっている害虫(イラガなど)をスズメバチが捕まえて巣に持ち帰っているのだと思います。スズメバチなんか迷惑な存在だと思っていましたが、もし害虫を食べてくれているのであれば人間の立場からするとありがたいかも知れません。
その恩恵か、今年はやけにボロボロに食われた柿の葉が少ないです。
今年は大きく育った実が落ちる
9月も中旬を過ぎて、ここ2〜3日でようやく朝晩が涼しくなってきたかと思いきや、青々としていた柿の実が一晩で黄色くなってきました。かと思ったら地面にぼたぼたと落ちてます。
掃除するために拾ってみると実が柔らかいです。まだうっすらと黄色がかってきた段階なのに柿の実が柔らかいのです。例年だと赤みがかってきた頃に素早く収穫して(熟して柔らかくなるまえに食べたいので)いたのですが、まだ黄色がかってきた時点で柔らかくなっています。それで落ちてしまっているみたいです。
ただでさえ実の数が少ないのに、熟すのが早いので落ちてしまっている状態です。柿の実の色(黄緑色)が赤くなって来るのは、熟して柔らかくなったというサインではないという事を学習しました。
やはり今年の猛暑は異常
振り返ってみると、今年の夏の猛暑続きは異常だったと思います。柿の木に関連付けたことだけ考えても例年とかなり違いがあります。
今年も人様にさしあげる様なキレイな柿の実を収穫することが出来ませんでした。害虫によって実肌が汚くなるのが例年ですが、今年は葉も実も汚くなっておらず、良い感じだな?と思っていたのですが大間違いでした。
まだ青い実がやや黄色くなって来たかと思った時点で熟してボテッと落ちてしまいます。木にある実を触ってみたところ、実の表面が既に柔らかいです。ちょっと引っ張ってみるとポロリと取れてしまいました。見た目もまだまだ柿の実らしい色にはなっていません。
残念ながら今年は柿の実を美味しく味わうことは出来なさそうです。取れてしまった柿の実(割とキレイだが色は木緑色)を食べてみましたが、柔らかくて甘みが少ないです。私はカリカリっとした歯ごたえのある柿が好きなのでブヨブヨした実は好きではありません。
柿の木に消毒などしてませんし、自然のことですから気候と密接に結びついているので人間が関与するのは難しいですね。お店で売っている様なキレイな柿の実を収穫するのは難しい様です。
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