ハルタのコインローファーをメーカーにリペア依頼~HARUTA 906

革靴 情報
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通勤&職場で履く用に買ったハルタのコインローファーのソールが剥がれてきたので修理に出すことにしました。所謂セメンテッド製法なのでソール交換は無理だと思っていたのですが、ハルタはセメンテッドの場合は1回限定でオールソール(ソール交換修理)をしてくれます。

ハルタのコインローファー906のソールが剥がれてきた

買って直ぐの頃はキツくて長時間履けなかったので、SEIWAの革の柔軟剤というリキッド(水溶性合成油)を塗って、ストレッチャーを使って革を伸ばして履けるようにしました。

それで履き始めが遅かったのですが、ある程度革が伸びてからは職場に履いて行けるようになりました。午後になると足が痛くなるので、職場に置いているスニーカーに履き替えてましたけどね。しばらくはそんな感じで履けるけど足が痛くなるという状態を続けてました。

約2年でソールが剥がれてきた

そんなハルタのコインローファー906も革が伸びて馴染んできたので1日中履いていても大丈夫になって良い感じだったのですが、気づいたらソールがめくれて剥がれて来てしまいました。せっかく違和感なく履ける様になったのに。買ってから2年程経ってソールが剥がれて来てしまった状態です。そんなに酷使した履き方ではありません。

買い替えるしか無いのか?

最初はキツくて履けなかった靴をピッタリフィットで履ける状態に馴染ませたのに、もう寿命というのは残念過ぎます。牛革の製品なのでソールの剥がれ以外には問題有りません。内装も全然問題ありません。

おそらく、買ってから本格的に履き始めるまでに間が空いたことと、最初の頃は週に1回も履かないかも知れないという頻度で時が経ったため、ソールを貼り付けている接着剤が経年劣化したのが原因だと思います。最初からフィットしていて毎日ガシガシ履き続けていても2年経ったら接着剤がだめになったのでしょう。当然もっとソールの削れは酷かったと思いますけどね。

リサーチしてみると情報がありました。

ヒール部分の交換に必要な道具や材料が揃っておりませんので弊社ではソール全体を交換するオールソール修理をお勧めさせていただいております。二度目のオールソール修理は靴に負荷が掛かってしまい、靴が破損をしてしまう場合もございますので修理を受け賜わっておりません。

修理の問い合わせをする(メールフォーム)

ハルタの公式サイトで修理サービスをしている事を知り、1回だけならソール張替えをしてくれるということなので再生させる事にしました。

ハルタの問い合わせフォームから、必ず現物を送る前に修理について相談をします。修理専用のフォームでは無いので問い合わせ内容として「修理依頼」だということを明記します。

その日の内にメールで返信が届き、購入時期、購入店、靴の状態(コンディション)、靴の品番が分かる写真を送って欲しいとのことでした。予測内だったのであらかじめ写真を撮影しておいてので直ぐに写真添付で返信をしました。靴の品番については消えていたので買った時に撮影しておいた写真から906 25.0cmだと特定しました。

オールソールの修理費用(送料含む)

翌日、修理依頼フォーム(PDF)が添付されたメールに修理見積もり(金額)が書かれた返信が帰ってきました。

【修理内容】
■品番 : No.906/BL/25.0cm
■修理内容 オールソール交換(中敷交換無償)
■修理代金¥4180-
■配送料¥0-
■手数料 ¥440- 
■合計金額 ¥4620-(税込)
※甲革とソールの貼り合わせ部分に破損(破れ)がある場合は、修理跡が残る場合もございます。

タイミングよく仕事が昼までだったので、手早く修理依頼書を記入して靴を荷造りして、郵便局からゆうパックで発送しました。ハルタの修理は東京で行われるらしく東京までの元払い送料が1,000円ちょっとかかりますが仕方有りません。ハルタ直営店があるなら持ち込み可能なので首都圏に済んでいる人は節約できます。

修理完了後に代引きで届けてもらえる様なので代引き手数料が440円かかります。元払い送料と代引手数料で約1,500円かかるので、地方在住者としてはお得感が薄くなりますが、修理代と返送料で4,180円なのは良心的な修理サービスだと思います。

私のざっくりとした計算では、送料も含めてトータル5,700円でソールが新品になって、履き慣れた状態の靴がリフレッシュされて返ってくるのであれば、新たに12,000円払って買い替えるよりは良いと判断しました。修理後は2年履けるであろうことは想像出来ますし。

修理は一回限り

906の場合、ソールが一体型なのでオールソールのみの修理交換となるそうです。そしてオールソールの場合はソールを貼り付ける部分の革の強度の関係もあり、1回だけ修理をして貰えるということがメールに書いてありました。

また、損傷の状態によっては修理が出来ない場合もあるとのことなので、常識的にコレは無理だろうなと言うほど酷い場合は修理してもらうのを諦めたほうが良いかも知れません。

いずれにしてもせっかくひと手間かけて事前に写真を送ったりする訳ですから、損傷がある場合は損傷状況が相手に伝わる様に丁寧に写真を撮影して送って診断して貰った方が良いですね。送っても修理不可能と判定されたら無駄骨に終わってしまいます。

修理期間は一ヶ月程度

修理に要するというよりは、修理待ちを含めての修理期間は30日程度の見込みだと断り書きがされていました。それだけ修理が多いということなのでしょうかね?

着払いの宅急便で送られてくるので、受取は手渡し必須となりますから、修理が終わって発送する時にはメールでお知らせをして貰えるそうです。まだ音沙汰がありませんので何時修理が終わって送られてくるか分かりません。

修理が終わって送られてきたら追記します。

サイズ選択

ハルタは3EというWIDTHながら甲が低いので幅狭なサイズだと感じます。(ちなみにREGALなら24.5cm EEがちょうどです)

この次に新品で買うなら1サイズ大きい25.5cmにします。もう時間をかけて革を伸ばす手間はかけたく有りません。サイズが分かってしまえば量産品なのでモデルチェンジさえなければフィットするものを最初から購入出来ます。

前に買った時よりAmazonでの販売価格が下がっているので、1サイズ大きめに買い替えでも良かったかなという気もしてきました。REGALに比べると軽くて柔らかいのがメリットなんですよね。

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