Arch Linuxは手間がかかるのでManjaro Linuxをしばらく使ってみる〜ローリングアップデート方式であるArch系をお手軽に使える簡便さが魅力

Manjaro Linux Linux

基本的にはdebian GNU/Linuxが気に入っている

10年位前からdebian GNU/LinuxをデスクトップOSとして使ってきて、よりお手軽なLinux Mint Debian Edition(LMDE)に完全移行してもう1年以上経ったと思います。現在使っているLMDE7は現行のDebian13がベースなので、安定していて不満もなく使いつづけています。

ただ、一つだけ引っかかるのはバージョンアップが数年置きに来ることです。今までの感覚だと、メジャーバージョンアップのタイミングでOS環境をリフレッシュさせる意味があると考えていたのですが、LinuxデスクトップというOSの多くは、きちんとルールを守って構成されているので、環境が汚れることがあまりありません。パッケージ管理ツールを使っていれば(野良ビルドしなければ)ほぼお任せで事足りてしまいます。

直近で言えば、LMDE6(debian12ベース)からLMDE7(debian13ベース)に移行させる際に、別のPCにLMDE7をクリーンインストールしてLMDE6からデータと環境を移行させました。

しかしちょっとしたアクシデント(想定外)がチラホラとありました。debian13でセキュリティレベルが上がったことから、LMDE6でできていたことがLMDE7でできないという状態で少し手間取りました。(後に解決させました)

そこで再び魅力的に感じてきたのは、ローリングアップデート方式であるArch Linuxです。Archは柔軟性が高くカスタマイズが自由自在と言っても良い程俺様流のデスクトップOS環境を構築できます。

カスタマイズ性の高さについては、私の個人的価値観としては、あまり魅力と感じておらず、ローリングアップデート方式であることが何よりも魅力です。ちょっとつまみ食いsてみることにしました。

Arch Linuxのセットアップは時間(手間)がかかる

Arch Linuxはインストールの段階から非常に手間がかかります。この手間のかかり方はもう30年位前に使っていたFreeBSDでX-Windowを動かすレベルの手間だと思い出します。まだ私も若かったし、現在の様に忙しい時代ではなかったので(ネットも遅かった)、若さを武器に時間を投入して色々と試行錯誤しながら取り組んでいたものですが、今それをやるとなると無理です。

同様にしてArch Linuxにそういう労力と時間を費やす余裕がありません。ローリングアップデートは魅力なのですが、Arch Linux最大の武器である俺様流環境構築が私には手間であり魅力と感じません。もっとお手軽にArch系のローリングアップデート方式のメリットを享受したい。

お手軽Arch系ディストリビューション:Manjaro Linux

そこでArch系では安定指向と言われるManjaro Linuxの出番です。

以前試してみたことがあるのですが、その時はイマイチなフィーリングで却下しました。ここへ来てかなり完成度が上がっているという評判なので再び試してみたいと思っていました。

ようやく再検証することができました。ハッキリ言って、Manjaroは主要なLinuxディストリビューションを扱ったことがある人なら、説明を読まずともセットアップできる簡便さを備えています。インストーラーも水準に達しています。

Manjaro Linuxは実に良いディストリビューションに仕上がっていますね。Archを使いたいけど手間はかけたくないと言う向きにはうってつけだと思います。

お約束の日本語環境整備

例外なくManjaroも日本語環境が整備された状態ではセットアップが済んでいません。日本語ローカライズの設定、ランゲージパックのインストール、日本語入力環境の整備などは必要です。(もはや当ブログでは冗長しまくりなので詳細は記しません)

当ブログでは、Linux MintやLMDEを使って来てそれらについて記して来ました。お手軽さを比較するとManjaroの方がやや劣りますが、それらの理屈と手順がわかっている人であれば環境整備は何ら問題ないでしょう。

私の様に、Arch系のローリングアップデート方式(永続的に使用し続けられる)に魅力を感じている人、手間をかけたくない人にはうってつけのディストリビューションだと感じます。

こういうのって開発チームのセンスでしょうね

Linux Mintチームの仕事の完成度の高さは個人的に高く評価しているのですが、debianをベースとしているディストリビューションとしては、Parrot OSもなかなかの仕上がりだと評価します。そしてArch LinuxをベースとしたManjaro Linuxもなかなか良い仕事をしています。共通点はしっくりくるという点です。

このしっくりくる感触は、Live版で動かした時点でだいたい感じ取れることができます。パッケージングしているアプリケーションの選定もありますが、デスクトップOSとして使用できる(実用的である)か否かは、短時間で感じ取れるものです。

しつこい様ですが、Manjaro Linuxはおすすめできます。FONTの調整とかは必要っぽいですけどね。ちょっと読みづらい日本語フォントなんですよね。それとデフォルトブラウザが「Vivaldi」なんですよね。私はFirefox派なので「Vivaldi」には早々にお引き取りいただいて、Firefoxで使用しています。

デスクトップフレーバーはCinnamonをチョイス

私はLMDE6とLMDE7を使ってきてCinnamonの操作に慣れていることもあり、ManjaroでもCinnamonをチョイスしました。KDE Plasmaの良さ(カスタマイズ性の高さ&見た目の斬新さ)も知っているのですが、やっぱりデスクトップ環境は慣れたものがしっくりきます。

ファイルマネージャーにnemoが採用されているのも違和感がなくて良いです。

メイン環境はdebianベース(LMDE)で行きたいのですが、長期的に使用し続けられる魅力のArch系からの恩恵も受けたい。でもあれこれと操作を覚えるのは面倒くさい。そんな欲張りな私に向いているのは地味だけどCinnamonがベターな選択だと思っています。

KDE Plasmaも捨てがたい・・

私はレッツノートを複数台所有していて、使い分けをしているので、用途によって環境を完全に分離しています。そういう環境なので考えようによっては、ManjaroはKDE Plasmaでも良いんでないの?という考えもチラホラと湧いてきます。

LMDE、Windows、Manjaroと使い分けることを考えると思考の切り替えにもなります。CinnamonとWindowsは似ている部分もありますが、デスクトップOSとしてはCinnamonの方が使いやすいので、Manjaroはちょっと要検討かなという気持ちになっています。(最終的にはKDE Plasmaにするかも知れません)

しばらく、Manjaro Linux Cinnamon desktopで使ってみて、KDE Plasmaと比較した上で最終決定をしようと思います。何しろローリングアップデート方式ですから、PCが故障したり致命的なトラブルに遭遇しないかぎり永続的に使用できますからね。長い付き合いになりますからベストな選択をしたいものです。

Manjaro Linux Cinnamon Desktop

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