喫煙が趣味になりつつある
先日、タバコの力を借りて自分の性格を上手くコントロールして行くみたいな記事を記しました。
煙草は身体に有害という説が定説なので「喫煙を推奨する」という事はとても出来ませんが、私にとってタバコは「百害あって一利なし」とはならないことを、やっぱり実感しているのでそれについて記そうと思います。
ブログ記事として自分の日記的な記録をしていると便利なもので、過去に遡って自分を分析するデータが蓄積されていることが改めて分かります。
どっぷりタバコ依存症(非ニコチン依存症)
先日記した記事には数種類のタバコの写真を掲載していますが、半月以上経過した現在はもっとタバコにハマっていて、現在は「手巻きタバコ」をメインにしています。
タバコをすわない人は??となると思いますのでざっくりと分類してみます。
紙巻たばこ
一般的にタバコと呼ばれているもので、自販機やコンビニ、たばこ店で売られているものです。セブンスターとか、マイルドセブン(現メビウス)、マルボロなんていう銘柄のもので、タバコをすわない人でも知っているかも知れません。
パッケージは種類が沢山あるものの、フィルターが付いていて紙でタバコ葉を巻いてある状態のものが入っていますので、ライターで着火して吸引すれば喫煙できる手軽なものです。多くの喫煙者は「紙巻きタバコ」で満足しているのでしょう。
手巻たばこ(シャグ)
自分で巻くタバコ葉をシャグと呼んでいて、巻紙(ペーパー)、フィルターも好みに応じてチョイスし、言葉通り手で巻いて愉しむタバコです。洋画のワンシーンでタバコの巻紙をペロリと舐めて巻いているのを観たことが無いでしょうか?
自分の好みで選べるし、フィルターナシ(両切り)も作れるので自分流のタバコを味わうことが出来る事が最大のメリットであり愉しみです。いかんせん自分で巻かないといけないので、面倒くさいタバコでもあります。どんどん趣味性が強くなってきます。
現在の私はこっち(手巻)の方にハマっていて、半月の間にフィルター、巻紙、そしてシャグ(タバコ葉)を数種類買い揃えて試しています。無添加タバコ葉の素のタバコの美味さを改めて実感したり、シャグ(タバコ葉)の湿度を管理することでより良く「味わい」と「香り」を楽しめるようにと工夫したりするのが手間ですが楽しいです。
シャグの湿度によっては辛くなったり、甘みが出てきたりとなかなかデリケートな面もありますが、長期的に考えると紙巻きタバコよりもコストが安いので(上手く行けば半額位までは下がる)手軽に好みのタバコを味わえる点では一押しです。
例えば巻紙(ペーパー)一つとっても、燃える時の性質が違うので、煙が目に染みない紙だったり、ゆっくり燃えるものだったりと、好みで選べるのが楽しくて仕方ありません。
パイプたばこ
喫煙具(パイプ)に刻んだタバコ葉(正確には違う名称?)を詰めて着火して、口腔内で香りと味わいを愉しむ方法です。私自身もパイプは過去にやっていた事がありますので少しは知識があります。香りを愉しむ上で色々な香りが付けられたものが多いです。しかし専門的な知識は身につけていません。当時はインターネットも普及していませんでしたから手に入る情報にも限りがありました。時々パイプ用のたばこ葉を買ってきて自分の部屋で愉しんでいました。
紙巻き、手巻きと違って、基本的に肺喫煙は行わないものなので、ニコチン依存症になるリスクは少ないと言えますが(タール&ニコチンが強い)、かなり奥深いものなので私はこれ以上は語るレベルにはありません・・
葉巻
パイプよりももっと濃い香りと味わいを愉しむものらしいですが、私は「葉巻」は未経験です。葉を巻いて筒状にしたものを乾燥熟成させたものが製品として販売されていますが、なにしろ高価なので手が出せません。
濃厚な煙(香り)にむせ返りそうになりますが、好きな人は大枚はたいて購入し、ヒュミドール(保湿保管箱)で大切に管理&コレクションする様です。どこかで人生が転換してお金に困らなくなったら手を出すかもしれませんが、今のところ私にとっては葉巻は縁がないものです。
電子タバコ系
最近iQOS等をはじめとした煙が出ないタバコが人気です。色々な方式が考え出されている様ですが、主にニコチンを摂取することが目的になる仕組みの様でありながら、従来のタバコの味わいも愉しめるものが人気の様です。私はまだiQOSを手にしていないので(予約してるけどずっと入荷待ち)詳しいことは言えませんが、有害とされる紙の燃焼、タールが含まれないので、通常のタバコに比べると健康のリスクは格段に下がると言われています。
手巻きタバコにハマるも本数は増えていない
趣味性が強いものにハマると、どんどんお金を投じてしまう傾向はどこのジャンルでもあると思います。もちろん手巻タバコもそういう要素はあります。シャグ(タバコ葉)にもかなりの種類がありますので、色々試してみたいという気持ちも芽生えてきます。
実際、私は無添加のタバコ葉が好みに合うと考えてそこからスタートしたのですが、時々は甘い香りがするタバコも吸ってみたいと思うので、バニラ着香のシャグを買い足してみたりもしました。ところがバニラ着香が強くてそのままでは甘い香りに酔いそうです。
そこでブレンドという発想に行きます。無添加のシャグをベースにバニラ着香のシャグをさじ加減程度にブレンドすると、バニラ風味を程よく加減出来ます。またシャグの湿度によっても辛味、甘みのコントロールが出来るので後は経験を重ねながら自分好みの手巻タバコを追求していくのが愉しみです。
コスト的には嬉しい面があります。製品としては紙巻きタバコに比べると中途半端な状態と言えるので、価格は抑えめ(税金が安いらしい)なので、上手くやれば紙巻きタバコの半額程度でタバコ喫煙を愉しめます。
更に、いちいち巻くのが面倒なので、どうしてもすいたいなぁと思った時にしか手を出さないので、本数はむしろ減るくらいのものです。ながらタバコとか、なんとなく気分で無駄にタバコに着火する発想は、手間がもったいなくてあり得ないです。せっかく巻いたタバコは美味しくいただきたいですからね。
私にとってタバコがもたらすメリット
前述のとおり、私の喫煙スタンスは気分の切り替えアイテムです。仕事の合間にすってみたり、ストレスを感じた時にリラックスさせる為にすってみたりというアイテムで役立っています。ストレスは万病の元だと言いますし。
手巻にしてからは、より意識的に気分を切り替えようと自覚出来るので(自分で巻かなきゃならないので)、私にとっては紙巻きよりも手巻きの方が合っていると感じます。
しかしながら職場に手巻き用のシャグとペーパーを持っていき、たばこブレイクの度に巻くというのは気が引けるので、職場には市販の紙巻きタバコを持っていきます。手巻きを知った今となってはコスト的に不利なので(贅沢品なので)、なるだけ紙巻き(市販品)は吸わないように本数をセーブしたりと、本当にリラックスしたい時にタバコに手を出すという感じです。
私の個人的な感想ですが、仕事の合間に喫煙休憩を入れると、気分の切り替えが非常にやりやすいと感じます。なるだけ肺喫煙は行わない様に注意していますが、頭が疲れ果てた時はぐっと肺まで吸い込んでやると、精神的な疲れがスッと楽になってもうひと頑張り出来るという実感があります。肺喫煙はなるだけ避けた方が良いんでしょうが。
忍耐力が弱いんじゃないの?
元々の私は結構な忍耐力があった様です。仕事で泣き言を言ったことは有りませんでした。それで我慢に我慢を重ねて自滅しました。自律神経失調症、身体表現性障害の発症です。意志に反して身体が嫌がるので仕事も出来なくなりました。急に下痢になったりとか・・・それでも2年は自覚出来ませんでした。
気持ちがだらけ、それも仕方ないなと思えるようになった頃から少しずつ回復の兆しが現れましたが、ストレスがかかるとたちまち自律神経の乱れが著しくなり身体の不調が現れます。自分は精神的には弱いとは思っていませんが身体に全てが現れるので(いたるところに)、言いようによっては忍耐力は弱くなっていると思います。
加齢だから仕方ないとしておきましょう
身体を壊して働けない、通常の生活が出来ないなどという状態に陥るのは二度とごめんなので、今の身体と精神とで上手くバランスを取りながらやっていくしか無いと感じています。これは私にしか分からないことです。誰も面倒見てくれませんし。
ニコチン依存の自覚
ニコチン依存の症状は無いとは言い切れませんが、ストレスがかかるとタバコを吸いたくなるので、おそらくストレスがかかって来た時に脳が学習していてタバコを欲するサインを出しているんじゃないかと自己分析します。
しかし、自宅でやりたいことをやっていたり、出かけた先で目的に奔走している時は別にタバコをすいたいとは思いません。ストレスがほとんどかかっていないからでしょうね。
つまりニコチンが切れたからタバコをすうという行動ではなく、ストレスに対する自己防衛行動として、無意識にタバコを欲するというのが私の脳内で起きている事象の様に思います。(私はチェーンスモーカーではありませんので)
喫煙を勧める訳ではないです!
あくまでも個人的な経験を記しているだけですので、誤解はして欲しくありません。タバコを吸うという喫煙行動は、肺がんのリスクを高めるとも言われていますから、完全に自己責任で喫煙は行わなくてはなりません。自己責任能力の無い未成年者は喫煙をしてはいけません。自分のケツを自分で拭ける様になってから(成人して社会的責任を負う立場になってから)喫煙したければすれば良いでしょう。自己責任で。
そして、私が自律神経失調症の完治が出来ずに、心療内科医の処方薬を服用しながら生活し、働き、喫煙でストレスをコントロールしているからと言って、誰にでも通用する方法だとは思っていません。あくまでも私にとっては「喫煙は一利なしではない」と感じているという事を記しているに過ぎません。常習性のリスクもありますからタバコはできれば吸わない方が良いです。
趣味にしてるからブレーキがかかっているのかも?
私の場合、10年以上前には喫煙を習慣にしていました。毎日決まったパターンで喫煙していた記憶があります。
10年以上タバコを吸うという事は一度もなかったのですがこの度再開してしまいました。このまま喫煙習慣再開かぁ~と思っていたところに、趣味性の高い「手巻きたばこ」との出会いがあったので、習慣にするのではなく、愉しみにしようと自然にその方向に進みました。
朝起きてすぐの喫煙はありません。朝食を摂って職場に出勤してから直ぐに喫煙する場合もあれば、一仕事終えてから喫煙する場合もあります。今のところ習慣にはなっていません。
ただ、面倒な仕事でストレスを感じると、自発的に自己防衛の為に小休止をとって紙巻たばこで喫煙します。これが程よく集中を切ってくれるので頭の切り替えが出来、再び仕事に戻った時にリフレッシュした頭で別の発想が湧く事も多々あります。
ズルズルと効率の悪い仕事を続けながらタバコをチェーンスモーキングするのは最悪だと思います。どこかで切り替えるためのアイテムとして、喫煙を使うのは一案だと思います。
最近の趣味的たばこ状況
日記系ブログ(ぼちぼち書くブログ)に私の喫煙再開から趣味的タバコへの事を記していますので、興味のある方は是非読んでみて下さい。
タバコには有害物質が多く含まれていると言われますが、手巻きでは巻紙(ペーパー)を選ぶことも出来ますので有害な物質をなるだけ少なくした喫煙も可能です。実際、煙が目に染みたり、鼻にツンと来たりということは手巻きに出会ってから、全然違うものなんだなと実感しています。
喉や鼻が刺激されるという事は、もしかしたら有害物質に反応しているのかも知れません。そう考えると燃焼を助ける成分が含まれる一般的な紙巻きタバコよりは、手巻きタバコでなるだけ安心出来るペーパーを選べば、そういうリスクを減らせるのかも知れません。
私は科学者や研究者ではありませんので、これらは全く根拠の無い勝手な戯言に過ぎませんが、自分で体感(体験)したことは貴重です。世の中にはウソも多く溢れていますから、自分の五感で自分が信じられるもの(情報も)をチョイスして行けたらと思っています。一説によると喫煙者は花粉症の症状が軽いという情報もあります。確かに10年以上前の喫煙中は花粉症が軽かった気がします。(記録してないので証拠は全くナシ)
日本国内において20歳未満の者の喫煙は禁止されています。絶対に20歳未満の人は喫煙しないで下さい。また当サイトでは喫煙を推奨する訳ではなく、喫煙者に対してより良い喫煙を紹介する目的で記事を記しています。