テリオスキッド(TA-J131G)のサイドアンダー(補助)ミラー補修~ドツボにハマる前に読んでおこう

日記

サイドアンダーミラー

テリオスキッドには助手席側の死角を確認するためにフェンダー上部にサイドアンダーミラー(補助ミラー)が付いています。

先日、気づいたらベース部分の塗装が広範囲に剥がれ落ちた状態になってました。これは流石にみすぼらしいので対応することにしました。

手っ取り早くSoft99のスプレー塗料で塗ってしまおうと購入して来ました。エンジンルームの型番プレートでカラーナンバーは調べられます。

取り外しは補助ミラー取付部の土台部分にあるキャップをマイナスドライバー等で軽くこじって外し、見える2本のボルトを外すだけです。

設計意図が意味不明ですが見えない部分は樹脂製の差し込み固定する部品が使われているので、グリグリしながら引っ張ると抜けます。事故とかでぶつかった衝撃で抜ける様にしてるのかな?

丸い部分が押し込み式のナイロン製固定、四角い部分はナイロンベースに10mmナット式のネジです。私のは簡単に外れましたが、固着している可能性も有ります。揺らしながら引っ張ったら抜けると思います。

サイドアンダーミラーの上下は分割しちゃだめ!ゼッタイ!

私が失敗人柱になったので情報として上げておきます。補助ミラーの底側から8mmのソケットレンチとエクステンションを使えば上下分割できる構造にはなっていますが、分解は想定されていない設計なので外したらダメです。

外すと後悔すると思います。何かしらの方法で、はめ込んでいる鏡部分を外せるなら大丈夫ですけど。

私は気づかずにやってしまったので非常に遠回りな作業が残ってしまいました。塗装だけなら大した手間ではなかったのに・・上部だけマスキングして塗装すれば済んだものを・・ホント後悔してます。

ミラー上部側はボルトが固定されていないので、ミラー内部で転がってどうしようもなくなります。結局穴をあけて加工して作業が必要になりました。

ドリルで穴を開けて、リーマーで広げて作業できる様に加工するのが非常に手間でストレスでした。

鏡部分を取り外す方法を知っている人ならこんなことをしなくても済むと思いますが、私は鏡を取り外すのを断念しました。

塗装剥がれの状態

上下を分割しちゃだめという事を先に伝えるため、あえて順序を逆にしましたが私はすでに補助ミラーを上下分割しちゃったので構造とか確認してみます。

上部は樹脂製ですが下部(土台)は鋳造のアルミ製だと思います。ひどい塗装剥がれの状態がわかると思います。

上下の連結構造について、ざっくりと図にしたので備忘録しときます。ダイハツでコレを設計した方をマジで恨みます。

古い塗装を剥がす

悔やんでも仕方ないのでやるべきことをやります。サンドペーパーでゴシゴシと擦って古い塗装を剥がします。どうせサンドペーパーでならすので金属ブラシとかでガリガリとこすっても良いと思います。

手持ちのリーマーが塗装剥がしに具合良かったので軽くこすって塗装をざっくり剥がして、サンドペーパーでプラサフも剥がします。金属素材が見えてきたので多分これはアルミだと思います。

下地処理は塗装の質に影響するのでしっかり剥がした方が良いですね。

ソフト99のシリコン除去剤、塗料(ダイハツ用シルバー、プラサフ、クリア、ぼかし)を使って塗装しました。今日は天候が良く日差しもあったので、塗装したらひなたに持っていって直射日光で乾燥。そしてまた塗装の繰り返しをしました。

焦らず何度かに分けて薄く塗装を塗り重ねすればそれなりには仕上がると思います。最終的にクリアーはもうちょっと厳重に吹き付けた方が良かったのですが勉強ということで妥協しておきます。また剥がれたら今度はもう上下連結は外さずに作業します!

ミラー部に開けた穴が痛々しいですが、ここはアルミテープなどを貼り付けて水が入らない様に処理しておけば大丈夫でしょう。

しかしこの穴からラジオペンチ等でこちょこちょ作業するのが非常にしんどかった。ミラー部の中には4枚のワッシャーとボルトが転がっているので振っても絶対にワッシャー4枚を貫通した状態にはなりません。

はめ込んでいる鏡を外す術がわかれば大した苦労でもないんでしょうけど・・どうやって外すんだろう?(吸盤とかで吸い付けて引っ張れば抜けるのかな?)

結局、上部はボルトとワッシャー1枚だけ残して、3枚のワッシャーを抜き取りました。抜き取ったワッシャーは下部の方に移植でボルトの長さ的な問題をごまかしました。ほんと最悪の失敗でした。しかしこの構造は完全に想定外でしたよ。

補助ミラー下部を丸々塗装したので色の微妙な違いも全く気にならないレベルには修復できました。みすぼらしい状態だったけど極普通の状態になりました。

余談ですが、ボンネットのクリア塗装ハゲが目立ちます・・ボンネットの塗装補修は先の宿題です。

最後に

事前に構造がわかっていれば、下部のみ塗装を剥がして下地処理し、上部をマスキングして塗装したのですが、構造がわかってなかったために余計な苦労をして大穴を開けてしまいました。まぁ久しぶりにしんどい作業をしたので少し勘を取り戻した感じです。

追々、ボディの傷も修復しようと思っているので、ソフト99製品をまとめて買ってきました。一通り揃えておけば手順を守りさえすればDIYでもそれなりの仕上がりになるので安心ですね。

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コメント

  1. Rocki より:

    は〜
    わかりやすい説明ありがとうございます😊

    でも、私も既に分解してしまったぁ^_^

    さて、この先どうしよう???

  2. aoipuchu より:

    コメントありがとうございます。
    上下分割しちゃいましたか・・(^_^;)

    私が試していないのは、鏡の部分を吸盤とかで吸着して取り外す試みです。
    もしかすると案外簡単に外れるかも知れません。使えそうな吸盤を持っているのであれば鏡取り外しを試みるのが最善かと思います。(接着剤で強固に固定されていない事を祈ります)

    私の対処は、中でコロコロ転がっている部品を一旦取り出せる程度の穴を開けて、ラジオペンチでちまちまと作業しました。既に分解しているなら分かると思いますが、ボルトに切り欠きがあって回転が固定される形になっているので(うまく説明できませんが空回りしない構造は分かると思います)、狭い穴からの作業は断念してワッシャーは土台側に入れました。緩まない様にしっかり締め付けました。回転させての調整もOKでなんとか回避しました。

    最後に作業の為に開けた穴は、アルミテープ(ダイソーで購入)を丁寧にカットして貼り付けて穴塞ぎにしました。シルバー車体に銀色テープなのでぱっと見は分かりにくいです。古い車だし気にしない事にしてますが、ヤフオクで掘り出し物を見つけたらパーツ買いするかも知れません(その場合はまた塗装ですね)。

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