今の住居に住んで3年になりますが、最近BS/CSアンテナへの給電が時々停止する様になりました。テレビに警告メッセージが表示され、「給電を停止しました」って感じになります。いちいちテレビの電源を切って、アンテナ設定から給電をONしてやらなくてはならないのですが、最近になってこの操作をしても給電がONにならなくなりました。
アンテナ線の接続や設定が正しく行われていないため、アンテナ電源を「切」にしました。受信出来ない場合は、本体の電源を切ってから、アンテナとの接続を確認してください。
この症状が決定的に頻発し始めたのは先月、テレビを22インチから32インチに更新してからです。シャープは会社が不安定なので抵抗はあったのですが、今まで使ってきた22インチと同じ操作性を期待して同じSHARPのAQUOSを買いました。
原因を切り分ける
32インチテレビでBS/CSアンテナへの給電トラブルが起きた時に、古いテレビ(22インチ)に戻すとBS/CSは見られます。
しかし32インチに再び戻すと上記のメッセージが表示されてBS/CSアンテナへの給電が止まってしまい見られなくなります。録画予約しているものも途中で録れていないことが発生して本当にストレスです。
ほんまシャープはオワコンだな・・って正直思いました。
買ったばかりで修理かよ・・ふざけやがってと。
しかし、32インチを買って3週間程で保証修理に出そう思っていた矢先、22インチのテレビを接続してもこのメッセージが頻発する様になってしまいました。ようやく正しい切り分けができました。どうやらテレビの問題では無さそうだとこの時点で気付くことが出来ました。
シャープのテレビ(AQUOS)が故障していた訳ではありませんでした。
原因はフィーダー対応のアンテナプラグ
22インチと32インチのテレビを接続しなおす度にアンテナプラグを差し替えたりしていることが頭の中でちょっとひっかかっていました。
この辺りで接触不良等が起きている可能性もあるなと思っていたのです。たまたま22インチを接続した時は具合が良かったのかも知れない(案外こういうトラップで原因を誤解してしまう運の悪さもある)と考えました。だてに色々なトラブルシューティングをして来ていません。論理的に考える必要があります。

黒いF型コネクタボックスの蓋を開けて内部を点検してみましたが、緩み等は無さそうです。でも内部を見てコイツが怪しいと思えてきました。

単純な結線だけじゃなく、フェライトに線を巻きつけたコイル(バラン)が入っています。

こいつはフィーダー(300Ω)をF型(75Ω)に変換する事も出来る構造になっているので(勿論フィーダーは使っていませんが)、その回路が足を引っ張っているんじゃないかと考えました。

更に深く切り分けて行く
トラブルシューティングはシンプル化させるのが遠回りの様で「一番近道」だと経験上知っています。単純化して問題の切り分けをします。
仮処置として分波器に直接同軸ケーブルを接続してみます。仮処置(切り分け)なら別にプラグを使わなくても良いからです。
芯線をジャックに突っ込んで・・


シールド(編み)線を外側にかぶせます。
そのままビニールテープで巻きつけてしまえば電気的には75Ω接続で問題ないはずです。

テレビに接続してみたらあっさり、給電(電源供給)の不具合は解消されました。色々やってみても不具合は再現しなくなりました。やはりフィーダー線(300Ω)からF端子(75Ω)変換対応のプラグが悪さしていた様です。
なぜこんなものを使ったのか覚えていませんが、おそらくその時に手持ちのF型接栓が無かったからだろうなと思います。
ちなみに、部屋の壁にあるアンテナコネクタ側は通常のL形状のプラグを使用していました。このワンタッチタイプは単純な構造なのでインピーダンス変換回路の不具合は起こりません(接触不良とかは起こるかも知れませんが)が、F型に交換した方が減衰にも強いので使わない方が良いでしょうね。特に周波数が高いBS/CSを視聴する場合は。

近場のホムセン(ハマート、マルニ)に3C用F型コネクタが無い
近くのホムセン(マルニ、ハマート)を数軒周ってみたのですが使用している3C-FVケーブル用のF型接栓がありません。最近は5Cタイプ、4Cタイプが主流なのか?
二度手間は嫌なので、C15形を2セット買ってきました。
もしかしたら今の住居でテレビを取り付ける時(自分でやった)3C用が手に入らなかったので手持ちのフィーダー対応で手軽に済ませてしまったのかも知れません。覚えていませんが・・・
しばらく仮処置として同軸ケーブル直結&ビニテ巻きつけで対処しておきましたがやっぱり精神的によろしくないので、休日にコーナンに出向いて3C用F型接栓を調達して来ました。
コーナンやっぱ良いわ。安いし品揃え豊富だし。痒いところに手が届くという感じです。

一応地元愛はあるので、なるだけハマートやマルニ(ブリコ)で買ってあげるようにと気を使っているのですが、数件周っても欲しい物を置いてないとなると、嫌気がさしてくるのも本音です。結局、少し時間がかかっても高知駅横のコーナンに行くのが一番てっとり早く確実で、しかも安い(LIFELEXブランドを持っているので)と来ているので、さすがの私もちょっと考えが変わりつつあります。
特に平日は働いているので買いに行く時間が無いし、休日は時間が貴重なので一発で欲しいモノが手に入るお店に行くのが合理的だと当然思うからです。
株式会社フタガミさん、ホムセン店舗を近くに展開しているのであれば、品揃えを店舗毎に変えてみてはいかがですか?店頭に置ける商品アイテム数が限られるなら、店舗毎にバリエーションを変えれば良いと思うのです。◯◯店にはなかったけど△△店には有ったというのがユーザー視点ではありがたいです。
一応地元企業を大切にしたいと考える消費者としては数軒はしごする労力は費やしているんですよ。それでもどの店に行っても同じ物しか扱ってないとかダメでしょ?意味ないじゃん?やっぱり品揃えが豊富で便利なコーナンに流れていきますって。
F型コネクタを取り付ける
コーナンでゲットしてきたので、ちゃんとF型接栓を取り付ける事にします。部屋内のケーブルの長さは4m位なので3C-FVで十分だと考えています。ケーブルを太くすると固くなり取り回しが不便ですからね。

カッターナイフ、ニッパー、ペンチがあれば快適に作業出来ると思います。

芯線の先端を斜めに切るのが本道らしいですが、手に刺さるのが嫌なので私は真横に切っています。
当然ですがこれで安定してBS/CSアンテナへの給電が行われる様になりBS/CS放送がトラブル無く見られるようになりました。
最後に
今回のトラブル、フィーダー(300Ω)対応のプラグが悪さしているとは最初気づきませんでした。妙なストレスを感じた数日間を返せと言いたくなります。しかし約3年そういうトラブルが無く使用できていたのになぜダメになったのかは疑問です。
地デジ放送に関しては全く問題が起きなかったことについては一応記しておきます。やはりBS/CSは周波数が高いのでフィーダー対応のプラグを使ったのはまずかったかも知れません。
結論として言えるのは、今時フィーダー線を使うことは稀なので、こんなモノはとっとと捨ててしまい、
BS/CS放送を視聴するなら、必ずインピーダンス整合を取り75Ω(F型接栓)で統一しておく必要があるという事です。
構成はシンプル化することが無用なトラブルに遭遇しないコツでしょう。今どきフィーダー線対応のプラグなんて使わない方が良いという教訓でした・・
混合器や分波器は、安い海外製も多数ありますが、信頼性で国内メーカー品を選ぶようにしています。製造は海外でも設計や使用部材、検品などは国内メーカーの品質で行われるからです。少し割高でもその分信頼性の値段だと思っています。数年無駄なトラブルに遭遇せずに安定して使えることを考えればお得です。






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