JBL GO 3(Bluetooth対応)をLet’s note SZ6のために購入した〜ビジネスノートPCのショボいスピーカーと比べしっかりした音で快適になった

4.5
JBL GO 3の外観写真 Linux

Let’s note CF-SZ6のスピーカーの音がショボい

作業環境がLet’s note SZ6メインになってしまって結構な日数が過ぎてしまいました。SV8、SV1もWindows11で使用できる様に所有していますが、WindowsよりもLMDE6の方が快適なのでSV8とSV1は限られた用途でしか使っていません。(もったいない)

そんなLet’s note CF-SZ6ですが、泣き所としては内蔵スピーカーが小さく1つしかないので音量が小さく音質もよくありません。Let’s note SZ/SVシリーズはビジネス用モバイルノートなのでスピーカーがショボいのは仕方ありませんが、この程よいコンパクトさが気に入っているので我慢して使ってきました。

SZシリーズはモノラルスピーカーであったものが、SVシリーズではステレオに改良されています。それでも所詮はビジネスノートの内蔵スピーカーなのでショボい音なのは泣き所であります。

YouTube動画を視聴したりもするのですが、音量MAXでもギリギリの音を聞き取るのも疲れてきました。補助的に外部スピーカーを使いたいと考えるようになりました。かと言って配線がぐちゃぐちゃするのも片付けが面倒だし煩雑なので嫌です。

Bluetoothスピーカーを補助的に使いたい

Let’s note CF-SZ/SVシリーズはBluetooth対応しているので、Bluetoothスピーカーを別途に用意すればほとんど解決しそうです。別に動画視聴のためにステレオで臨場感タップリな音響を求めている訳ではないので、コンパクトな充電式スピーカーを選ぶことにしました。

スピーカーとなると、気に入っているブランドはJBLです。最近は聞いたことも無いメーカーのBluetoothスピーカーも沢山あります。お手軽にそういうのを選んでも良いかも知れません。

私はある程度はしっかりしたものを選んで長く使用したいのでJBLにする事にしました。
JBLは元はアメリカのメーカーでしたが、現在はサムスン傘下のハーマン・インターナショナルに買収されてしまいました。今の所ハーマンは昔のJBLの良さを引き継いでくれていると感じているので、第一候補にJBLのポータブルスピーカーを挙げました。

そういえば、自宅で使っているヘッドホン(AKG)もハーマンになったんでした。古き良き時代の記憶を書き換えなくてはなりません。それにしてもサムスンは巨額の資金を持っているみたいですねぇ・・培ってきた技術を継承してブランドの品質を維持してくれればそれはそれで良いですが。

JBL Go Essential

ラインナップ的におそらく最も手軽なコンパクト(Bluetooth)スピーカーだと思います。Essentialというネーミングからはピンと来ませんが、音楽が必要不可欠な人の身近にという意味合いなのでしょうか?

スタンダードな形状なのでJBLらしい元気良さ、ポップさが印象として伝わりにくい製品なのかなとは思います。もうちょっと遊び心があっても良さそうなのですが。まあスタンダードなコンパクトスピーカーだなという印象。価格も安いしこれでも良いかな。

JBL Go 4

一気にJBLらしいポップさが出てくるラインです。カラビナなんかに引っ掛けて持ち運び出来る様にしているリング状の紐も実用性が考えられていて良いですね。

Auracast™によるマルチスピーカー接続
JBLプロサウンドをさらに拡張しますか? 2台のGO 4をペアリングしてステレオサンドを、またはAuracast™ を使用して複数のJBL Auracast対応スピーカーをワイヤレス接続すれば、さらにスケールの大きなサウンドが実現します。

https://jp.jbl.com/GO-4.html

AuracastがGo 4のアピールポイントらしいです。前モデルのGo 3では実現していなかった複数スピーカーによるステレオサウンドを実現しています。これはコレで便利そうですし快適そうです。でも価格的なことを考えるとそこまでかける必要は無いかな・・という気持ちになりました。私の場合あくまでもノートPCの内部SPのショボさを改善させたいというレベルですからね。

JBL Go 3

既に終売されたモデルですが流通在庫を探せば入手可能と分かりました。こちらは先述の通りGo 4で実現しているAuracastによるステレオ再生は出来ないので、あくまでもシングルスピーカーによるお手軽再生です。

このモデルはサイズの割に十分な音量が得られると評判が良かったらしく、在庫薄になって定価より高く販売されている様子も見受けられます。ただ、そうなると個人売買に目が行きますね。要チェックです。

案の定、ヤフオクやヤフーフリマで個人出品のものが見つかりました。相場は送料込みで2,500円程度の様です。これで決まりですね。私は今回の用途からGo 3にすることにしました。

ヤフオクとヤフーフリマをチェックしたところ、タイミングが良かったこともあり、Go 3が2個セットで送料込み4,000円(クーポンなども利用して)で購入可能だったので注文しました。未開封未使用品でした。

JBL GO 3パッケージ写真

薄い外側フィルムでパッキングされていましたが、邪魔なので私が剥がしてしまいました。同じ色で揃えられたので保管は別々にしておかないとBluetoothのペアリングが入れ違いになりそうですけどね。

とてもコンパクトで手のひらにちょっと余る程度の大きさです。吊り紐ループに指をかけて持ち歩くことも出来ます。どこかにひっかけて使用するのもOKですね。

電源を入れたと電源を切った時のキャッチーな音がなんともJBLらしいです。LMDE6でもBluetoothでキチンとペアリングできて音声もしっかり再生されます。

LMDE6でJBL GO 3が正しくBluetoothペアリング出来ている状態のキャプチャ

LMDE6をインストールしているLet’s note CF-SZ6で、Bluetoothペアリングしたところ、LMDE側ではヘッドセットとして認識しているみたいです。

CF-SZ6の内蔵スピーカーとは比較にならない程のしっかりした音が再生されます。ボリュームを上げるとガンガン鳴るのでうるさいレベルです。しかもGO 3に備わっているボリュームボタンを押すとまだレベルが上がるので、どこまでデカイ音が鳴るんだ?という気持ちにさせられます。

さすが、アウトドアでの利用に向いていると評価されるだけのことはありますね。ヤバイ位に強力なスピーカーだと思います。多少の水ぬれ(水没)もOKだと言うし、この音量で消費電力4Wなのか!と感心してしまいます。

使ってみた感想

まずサイズ感がポータブルとしては理想的です。大きすぎず小さすぎず。それでいてしっかり音量も出ますし筐体のビビリ音なんか出るはずもありません。余裕で鳴り響いていてさすがJBLです。

JBL GO 3とSZ6をペアリングして使用している写真

JBL Go 3の操作について

操作性は、電源ボタンを押すとキャッチーな音で起動音がするのでわかりやすいです。

一貫してシンプルに使えるというのは良いですね。Bluetoothデバイスなので初回はペアリングモードに持ち込む必要がありますが、専用のBluetoothボタンがあり、LEDが点滅するのでペアリング中だということも一目瞭然です。Bluetoothペアリングのやり直しも簡単です。

ボリュームのアップ・ダウンは「+」「ー」ボタンですから普通の人なら言わなくても分かる操作性です。付属の取説は丸められて入ってますが文字が小さいので読んですらいませんでした。

横向き△ボタンはなんだろうかな?という疑問が湧いてきたので仕方なくオンラインマニュアルを参照。シングルプッシュでミュートと再開、ダブルプッシュで次の曲へスキップしてくれます。YouTubeにある「作業用BGM」なんかで曲の区切りを入れてくれている場合は、ダブルプッシュでスキップしてくれるので、あんまり好きじゃない曲は飛ばせます。

私はFusion系やJazz系が好きなのでBGMにしています。センスの良い曲をBGM集にしてくれている人がいるので重宝しています。

参考のため、クイックガイドの画像をアップしときます。使い方は多分これだけで十分だと思います。

JBL GO 3 QUICK GUIDE

クイックガイドに記載されていないので、一つだけ追記しておくと、横向き△ボタンを長押しするとボリューム設定がリセットされるみたいです。音量を絞っていた場合はリセットされると大音量で鳴ってしまいます。慌てて手で塞いでもビリビリ響いてきます。大音量にビビらされるのでこの操作だけは要注意ですね。

バッテリーセーブ機能も備わっており、音声デバイス側からBluetooth音声信号が届かなくなると、一定時間経った後に自動的に電源がOFFされます。バッテリー駆動なので自動で電源をOFFしてくれるのもありがたい機能(配慮)です。

防水仕様なのでお風呂や水場での使用も可能らしいですが、防水ということはケースが密閉されているでしょうから分解は出来ないものと思ったほうが良さそうです。つまりバッテリーが寿命を迎えるとこのアイテムは終わりです。

追加情報:バッテリー交換など

JBL Go 3の分解方法を解説してくれているサイトがありました。保証切れでバッテリー寿命などの状態に陥った場合、自己責任で分解して修理することは不可能では無さそうです。交換用バッテリーの品番や入手方法が分かればの話ですが。

日常の使用では、充電頻度と加減が注意点になりそうです。私はバッテリーに負担をかけないように敢えて電流出力の少ないUSBアダプターで充電する様にしています。Type-Cコネクタなので大電流を流せるPD電源も接続できますが使わないようにしています。なるだけ急速充電をさせたくありません。

また、充電が終わったら速やかに充電器を取り外すのも過充電を防ぐ上で重要です。長時間充電器を接続したままだと過充電になりバッテリーに負担がかかるというのが一般的な知識です。過充電防止回路が装備されているか?は不明です。

JBL GO 3を2台買った訳だがどう使い分けるか

今回、お買い得でラストチャンスだと思ったので2台セットを購入したのですが、GO 4と違ってペアでステレオ再生することは出来ません。

私の場合は、Let’s noteを複数台所有して使い分けているので、1台はメインのLMDEで仕様しているSZ6専用にして、2台目は家から持ち出し用にしようと思っています。持ち出し用にするとなると主にスマートフォンとペアリングして使用する事になりそうな気がします。

そう考えると色違いだった方が分かりやすかったかな?という気がしないでもありませんが、ヤフーフリマでたまたまそのタイミングで出品されていたので色を指定することも出来なかったのでそこは自分で工夫するしか無さそうです。なにしろもう販売終了品ですからね。

JBLに限らずですが、色々なポータブルスピーカーがあって便利な時代になったと思います。利用シーンに応じて適切なスピーカーを選ぶと快適に音楽を楽しめそうです。

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