Windowsのエクスプローラーでパスワード付きZIPを解凍すると、0x80004005のエラーで失敗することがあり、Windows 10/11でも改善されていない不具合です。対処法として、現在進行系でメンテナンスされている信頼性の高い7-Zipを使いZIPの関連付けを7-Zipに変更することを提案しています。
あわせて、エクスプローラーはパスワード付きZIPの作成にも対応していないため、圧縮・解凍には7-ZipやLhaplusなどの別ツールを使うべきではないかと提案しています。Windowsの標準機能やMicrosoftの不具合対応、Linux環境への移行についても触れておきます。
パスワード付きzip解凍エラー(0x80004005)
メールで送られてきたパスワード付きZIPファイルを解凍(展開)する際に、一応Windows標準のエクスプローラー(Explorer)も対応はしているのですが、結構な確率で解凍失敗となります。

予期しないエラーのため、ファイルをコピーできません。このエラーが再発する場合は、エラーコードを使用して、この問題についてのヘルプを検索してください。
エラー 0x80004005:エラーを特定できません。
この不具合はWindows10の頃から指摘されていますが、Microsoftに不具合報告しても一向に修正されません。Windows11になっても直ってませんね。というかWindows11になってから更に酷くなったと感じています。Microsoft的には修正する気が無いのでしょう。こういうのは企業体質が浮き彫りになります。こういうMicrosoft社の姿勢は個人的に好きではありません。
PPAP意味ない
余談ながら、仕事で取引先からいちいちパスワード付きで送ってこられる場合があります。正直言って「パスワード要らないんだけどな・・・」と思いつつ、PPAPで後追いで送られてきたメールに記載のパスワードを使って、しかたなく解凍できるか確認しています。
それに先方がメールに添付で送った後いちいち電話をかけてくるのが面倒くさいかったりします。添付ファイルを解凍(展開)出来なければこちらから連絡しますって。
こういう無駄な労力を使うのもう止めようよって思います。そもそもPPAPはセキュリティ的に無意味ですし止めたほうが良いと思います。って言っても相手先の会社のルールだったりするから厄介です。日本の企業体質の古さの面倒くささの巻き添えになっている感じです。
解凍出来ない不具合の回避方法:7-Zipを使う
PPAPの問題はさておき、個人的にはZIPアーカイブ機能は、Windowsエクスプローラーの機能を使うのはなるだけやめた方が良いと感じています。Windowsエクスプローラより圧倒的に信頼性の高い7-zipを使うのがおすすめです。
私は、拡張子.zipは、7-zipを既定のアプリに変更しています。Windowsエクスプローラーに出しゃばって欲しくありませんので。
7-zipについては、ロングパスネームの問題回避にも記事にしたことがありますので、気になる方は関連記事を参照して下さい。7-zipはオープンソースで開発されていることもありますが不具合の修正頻度も高く今となっては完成度が高くて信頼性は高いです。稀に脆弱性なんかが見つかりますがすぐに修正されてアップデートされます。
圧縮・解凍ソフトは「アーカイバ」とも呼ばれますが、アーカイバとして7-zipはかなり信頼性が高いので個人的には絶対にインストールしておきたいオープンソースソフトウェアの一つです。Windows環境には必須とも言えるのでは無いでしょうか?
ちなみに、Windows標準のエクスプローラからZIPファイルの生成(圧縮)は可能ですが、パスワード付きZIPファイルの生成はできません。マイクロソフトの仕事は中途半端すぎるのです。
Windowsエクスプローラではパスワード付きZIPを作れない
一向に改良されないエクスプローラの弱点として、パスワード付きZIPファイルを作れないという問題(課題)もあります。マイクロソフトもやる気があるのならパスワード付き圧縮機能を実装すれば良いと思うのですが、延々と実現されないので期待するのが馬鹿らしいので諦めたほうが良いですね。
パスワード付きZIPファイルで取引先などとやり取りしたい場合は、一般的に知られているLhaplus(ラプラス、ラープラス)などの定番アプリを使うことになると思います。他にも定番と言われるアーカイバは色々ありますが、古くからあるので全体的に更新が滞っており(使用できるので問題なしという見方もできると思いますが)、着実に現在進行系で開発・保守されている7-zipがオススメです。更新日を比較してみると良いでしょう。
アーカイバとして優秀な7-ZIPの.7z形式
アーカイバに関するトラブルに遭遇したくない人は、素直に7-zipをインストールしておくことをおすすめします。より高圧縮が可能な7z形式にも対応していますので、やり取りする相手側でも7-zipを使用しているなら7z形式でのやり取りも可能でしょう。自分のためのアーカイブ(圧縮)にも7z形式は適していると思います。
ありがたいことにLinuxでも7zは標準的に実装されているので、Linuxデスクトップ環境で普通に圧縮することが出来ます。Linux界隈では古くから存在する色々なアーカイバ形式がまだ使用できることもありますが、現在最も汎用性が高いのは.7z形式だと思います。Windows側が完全に遅れていると私は思っています。
Windowsに対する不満
こういう部分、日常的に多くの人が使用する基本機能なのに、対処を後回しにするマイクロソフトの姿勢は個人的には評価できないと思っています。それでいてOneDriveやCopilotなどの余計な機能をゴリゴリ押し付けで実装するのですからたちが悪いです。なんというかズレてるんですよね。というか嫌がらせ?銭ゲバ?
WindowsはデスクトップOSとしては完成度の低い課題の多いOSに成り下がってしまったと思います。そんなOSが世界的にシェアを握ってるからタチが悪いと常々思うのです。特にビジネスシーンでのシェアが高いので、ダメなものは駄目だとユーザーは意思表示していきたいものですね。
私はWindows環境をメイン使用することを止めました。日常的にはLMDE7を愛用しており満足しています。Windows11は動画編集のために月に1〜2回起動する位のものです。その度に高確率でWindows Updateに見舞われるのでストレスです。
出来ることなら完全にWindows環境は切り捨てたいところですが、現実はそうも行かないのでLinux用、Windows用と複数台PC持ちで使い分けをしています。有償版の動画編集ソフト「Pegasys TMPGEnc」シリーズがLinux版を出してくれたら完全に乗り換えられるのに。まあ今のLinux OSのシェアじゃあ商品化されるのは無理でしょうけどね。
Windowsの不便さに気づいてくれてLinuxデスクトップを使ってくれるユーザーが増えてくることを願いつつ、こういう記事をほそぼそと残しておきます。




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